お一人様でもOK!テイクアウトOKで素朴な韓国式定食が味わえる食堂!
こんにちは!ソウルナビです。「今日はどうしてもお肉食べたい!」そんな日にひとり、お肉を食べようとお店を探しても、ちょっと不便なときがありますよネ。今日はそんな方のために北村にあるお店「アングッチョン・テジプルペク」をご紹介しましょう。こちらは韓国独特のヤンニョム(ソース)で漬け込んだ豚肉を炭火をひいた厨房の大きな網で焼いた料理のお店。また一人で入りにくい食堂が多いなか、数少ない「おひとりさま」歓迎店!もちろん、豚肉以外の韓国料理もあります。それではさっそく行ってみましょう。
◆◇◆穴場ショップやレストランも多い北村(プッチョン)に位置◆◇◆
お店は地下鉄3号線アングク(安国)駅から歩いて4分ほどの場所にあり。まわりは北村(プッチョン)と呼ばれる町で、最近ではおしゃれなセレクトショップや雑貨屋さん、伝統茶カフェなどがあり、休日や週末のお出かけスポットとして注目されています。でも少し路地に入ると韓国の伝統家屋である韓屋(ハノッ)など昔懐かしい韓国の風景を見ることができます。そんな路地にあるこちらは2014年7月、「サンダリ・プルペク」のチェーン店としてオープンし、2015年に独立して現在の店名になったとか。ちなみにメニューはそのまま、店名のみの変更。
◆◇◆収容人数も多く、座るスタイルも色々!◆◇◆
韓屋(ハノッ)をリノベーションしたこちらは平屋造りで、席はテーブル席とオンドル席の2種類。席数は80ほどあるためピークタイムに訪れてもまず待つことなく入店できるのもポイント。広いフロアに設置された4人掛けのテーブル席だけでなく、入口を入った左手にはオンドル席の個室が、また奥まった場所には8人掛けのセミ個室も2つあるので、団体やちょっとした人数での食事場所として利用する際も便利。
◆◇◆豊富なメニューと満足するパンチャン(おかず)たち◆◇◆
イチオシ料理であるプルペッ(焼肉とごはん)のほか、プデチゲ、キムチチゲなど体が温まるチゲも。また肉以外に海産物のナクチ(手長だこ)や冷麺などの麺類なども用意されています。また通常の肉の量ではもの足りない!という方にはコッペギ(大盛り)メニューも。またソジュ(韓国焼酎)やビールも扱っているので、歩き疲れたあとに一杯、日常と違うお酒を楽しんでみるのも良し。ちなみにメニューにある「ヨンタンプルコギ」がプルベッのこと。
料理を注文すると、まず一番にパンチャン(おかず)とスープ類が出てきます。パンチャンはキムチや卵焼き、ニラ、大根の酢漬け、にんにく漬け、キャベツサラダなどが並びます。ちなみにパンチャンは時期によって内容や数が変わることもあるとか。スープは豆もやしのスープで、お肉を注文した方には巻くためのサンチュが運ばれてきます。玉子焼き以外のパンチャンはセルフサービスで厨房の横におかわりが置かれているので、足りないときは自由に取りに行きましょう。
パンチャン(おかず)セルフサービスコーナー
◆◇◆栄養バランス良い定食メニュー◆◇◆
【ヨンタンプルコギ】
「ヨンタン」とは日本語で「練炭」のこと。こちらでは自ら肉を焼くのではなく、奥にある厨房で練炭を使い、網の上で強火で焼きあげます。スタッフも毎日焼いているから手馴れたもの。焦げすぎず、上手に焼き上げられてお客様のもとへ運ばれます。
表面はカリカリなのに中は油が落ちながらもジューシーなので食感もよく、最後まで休むことなく食べてしまいそう!焼く前に韓国独特の甘いヤンニョム(ソース)につけてあるので、そのまま食べても味があり、辛いものが食べられない子供でも食べることができます。食べだしの一枚はキムチと一緒に食べてみてはいかが?また違ったおいしさを発見できるかも!
焼いた肉を食べるとき、韓国では「巻く」というスタイルがはずせない!パンチャンと一緒に運ばれてきたサンチュの上に肉、にんにく、ニラなどをのせ、最後にサムジャン(ソース用のお味噌)をつけて食べれば味はもちろん、野菜嫌いの方でも簡単に野菜を食べることができます。また、韓国では肉だけでなくごはんも一緒に巻いてしまうことも。自分だけのおいしい食べ方を研究してみてくださいね!
【キムチチゲ】
こちらでは黒い器のトゥッペギで運ばれるのではなく、昔懐かしい一人用のおなべに盛り付けられ、ガスコンロで温めていただきます。スープの中は豚肉がいっぱい!チゲのおいしさの秘訣はとにかくグツグツと煮込むこと。煮立ったからとすぐに食べはじめるのではなく、少しがまんしたあとに食べ始めるとおいしさが増します。
いかがでしたか?こちらの魅力はおいしい料理だけでなく、女性オーナーにもあるんです!聞いてみると「冬のソナタ」の大ファンで、かつてはヨンさまとゆかりのある日本にもよく遊びに行かれていたそう。それもあって日本の方がお店に来てくださると、なんだか嬉しくていろいろ助けてあげたくなるとか!ひとりでふらっとこちらに来てもなんだか自分の家に戻ってきたようにホッとする理由もわかりますよネ。皆さんも是非こちらでステキな時間を過ごしてくださいネ!以上、「アングッチョン・テジプルベッ」からソウルナビがお伝えしました~