中華風だけでなく日・洋風にアレンジされたアイデアちゃんぽんレストラン!
こんにちは!ソウルナビです。野菜やシーフードが沢山入った赤くて濃厚なスープが特徴の、韓国オリジナル中華麺料理といえば「チャンポン」。日本にある同じ名前の「ちゃんぽん」とはまったく別の料理で、唐辛子をふんだんに使用しスープの色も赤くて辛い!だから食べてはみたいけれど辛いしあきらめた・・・という方もきっと少なくないはず。今日はそんな辛いのが苦手な方にもうれしい、フュージョンチャンポン料理のお店「ニッポンネッポン」をご紹介します。こちらは通常の辛いチャンポンのほか、洋風・エスニック・和風などさまざまなソースで味付けした辛くないチャンポンも用意。それだけでなく、カリカリでアツアツの薄いピザまで一緒に食べることができちゃう、新しいスタイルのお店なんですヨ。それでは、さっそく行ってみることにしましょう~
◆◇◆若者の街、弘大入口(ホンデイック)エリアに位置◆◇◆
地下鉄2号線・空港鉄道・京義中央線ホンデイック(弘大入口)駅からは徒歩2分、駅からも近い便利な場所に位置するこちら。ホンデといえば夜遅くまで沢山の若者たちでにぎわう街。また仁川(インチョン)空港や金浦空港から直行する空港鉄道も通り、観光客も気軽に立ち寄ることができます。お店は8番出口から出て、大通りから少し入った建物の2階にあります。
◆◇◆気楽に食事ができるモダンデザインな店内◆◇◆
メインフロアに2人掛けテーブルが6つと4人掛けテーブルが3つ、奥の小さいスペースに2人掛けが3つと4人掛けが1つあります。2つスペースを合わせても決して広くないけれど大きな窓もあって室内は明るく、開放感があります。内装デザインはシンプルでありながらシャンデリアもあり、若者向けらしい演出も。また壁側にあるベンチ席には1人ずつ大きな背中フィットクッションも用意されているので、長い食事時間でも腰が痛くなることもなくリラックス!また子連れのお客様のためにベビーチェアも用意されていて、利用したい際はお願いすれば持ってきてくれます。
◆◇◆大人から子供までが楽しめるアイディアメニューを用意◆◇◆
一般的な韓国のチャンポンは麺とスープを別々に用意して合わせますが、こちらで扱っているチャンポンは4時間じっくり煮込んだユクス(ダシ)と麺を一緒の鍋で作るのがポイント。また、お客様に味わい深い料理を楽しんでもらうため、注文してから料理を作りはじめるので運ばれてくるまでに少し時間がかかることもあります。クリームソースはイタリア、トマトソースはスペイン、透明なあっさりスープは日本、赤いスープは中国と関連づけられ、「クポン」や「ロポン」などユニークな名前で呼ばれています。ピザは人気のあるイタリア風の薄めの生地。 トマトソースを使わず沢山のチーズと各メニューに沿った素材を使い焼かれています。
それではチャンポンとピザのメニューを紹介しましょう。
【チャンポン類】
■■■ クポン (クリームチャンポン) ■■■
イタリアを意識したヨーロッパ風スタイルのクリームチャンポン。ホワイトソースを作る際、たっぷり牛乳を使用しとってもクリーミー!クリームソースとたくさんのシーフードのエキスが交じり合っただけでも充分おいしいけれど、ソースが絡まった中華麺もまた美味!見た目は脂っこいイメージがあるけれど、最後までさっぱりといただけるのが魅力のポイント。
■■■ イルポン (日本チャンポン)・ロポン(ロゼチャンポン) ■■■
さっぱりしていてまろやかな日本の味付けを意識した日本風のチャンポンである「イルポン」。これは韓国語で日本にあたる「イルボン」と、「チャンポン」を合わせたネーミング。長時間煮込まれたユクスにシーフードを入れたシンプルなスープなだけにあっさり味で、麺だけでなく最後の一滴まで飲みほせてしまいそう。
またオレンジ色のチャンポンはトマトソースとクリームソースが混ざった「ロポン」。これは赤ワインと白ワインの中間であるロゼワインからヒントを得たネーミングだとか。パンチのきいているトマトソースの味を上手にクリームソースがカバーし、パスタにもない新しい味になっています。
イルポン(日本ちゃんぽん)
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ロポン(ロゼちゃんぽん)
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麺は食べ終わったけどチャンポンのスープが残ってしまった・・・そんな方はピザにつけて食べてみたり、ごはんに混ぜてみたり、ミョンサリ(替え玉)でもう一度同じメニューで食べたりすることができます。自分のおなかの具合を見ながら選んでみてくださいね。
【ピザ類】
■■■ ネピザ ■■■
チーズとにんにくをのせて焼いた薄焼きのピザ。8カットに切られ、木製のピザ皿にのせられて運ばれてきます。アツアツのチーズとにんにくの香りが合わさり、1枚たべるともう1枚に手がでそうに!ピザの厚さが薄いだけでなくシェアして食べるから、チャンポンと一緒に食べてもおなかがそれほど重くならないのもポイント。
気になるのが真ん中にこんもり置かれている白いクリームですが、食べてみるとケーキなどに使用されている甘いホイップクリーム。これはデザートとしてピザを食べる、新しいスタイル!
いかがでしたか?最後に気になるお店の名前ですが、日本語にすると「あなたのポン(チャンポン)私のポン(チャンポン)」という意味。「ニッポン」といっても日本とは全く関係ないのですが、どこか親近感が湧いてしまう名前ですよね。お決まりの味しかなかったチャンポンにアレンジを加えて新しいチャンポンを生み出し、いまや全国チェーンになるまで発展したこちら。韓国の若者やファミリーだけでなく、アジアやヨーロッパからの観光客も立ち寄るようになりました。今後もどんどん新しいメニューを期待したいと思います!以上、「ニッポンネッポン」からソウルナビがお伝えしました~