アヒョンドンカンジャンケジャン / 阿峴洞カンジャンケジャン

아현동간장게장

閉店・移転、情報の修正などの報告

ワタリガニの醤油漬けがこの値段?!味も満足の行列の地元人気店!


こんにちは!ソウルナビです。今日はナビも大好きな韓国料理「カンジャンケジャン」の、地元でも有名なお店「アヒョンドン(阿峴洞)カンジャンケジャン」をご紹介しましょう。昔からナビの掲示板でもよく登場していたお店なので、ご存知の方もたくさんいらっしゃるのでは?こちらその昔、トルケ(イシガニ)やチャムケ(チュウゴクモクズガニ)のみ扱っていたお店でしたが、途中からコッケ(渡り蟹)のカンジャンケジャンも始め、有名なグルメ番組や人気バラエティ番組などで紹介され、とろっXぷりっX濃厚な味噌の甘さがしっかりと味わえるカンジャンケジャンでありながらお値段も手頃とあって連日満員御礼の超人気店に。昼・夜と行列が絶えない地元の人気店へ、さっそく、レッツゴ~!

焼肉屋さんからケジャン専門店に転向!そのワケは?!


阿峴市場のすぐ横の通りに位置するこちら。店の看板を見ると、店名の下に「ワンカルビ」という文字が。実はこちらもともとは焼肉屋さんで、さらにケジャンも一緒に食べられるお店だったんです。そのケジャンが美味しいとケジャン目当てにやってくるお客さんがどんどん増え、1998年からは看板を「アヒョンドンカンジャンケジャン」に変え、ケジャンがメインのお店として再スタート!最初はトルケやチャムケのみ扱っていましたが、コッケはないの?と尋ねるお客さんも多く、途中から「コッケカンジャンケジャン」をメニューに追加。このカンジャンケジャンがあっという間にお店の看板メニューになった!というワケ。でもオーナーは同じ方、焼肉屋さんから計算すれば創業から30年以上の老舗なんです。

行列必至!一日300~400食出る人気のケジャン定食!

土曜日の午後6時半ごろでこの行列!!

土曜日の午後6時半ごろでこの行列!!


昼と夜に営業し、どちらも行列ができるこちら。午前中なら昼12時ぐらいまではまだ並ばずに座れますが、午後2時にもなるとウェイティングリストにずらり名前が。夜はさらに長い行列ができるため、比較的早く食事にありつくにはランチ時に、また夜はオープン直後に訪れる方が良さそう。また電話はじゃんじゃん鳴るため、電話予約は基本的に受け付けていないとか。また直接お店に行って予約する場合でも、夜は午後5時の入店のみ予約が可能で、大人数の予約不可。などいろいろ制限があるのでご注意ください。この方針もすべて、お店のテーブル数が限られているため、並んでまで食べにいらっしゃるお客さんに配慮したもの。だからブレイクタイムにも知らずにやってきては帰って行くお客さんもちらほら。皆さんも営業時間をしっかりチェックしてお出かけくださいネ!

全羅道出身のオモニ(お母さん)の味!


お店の厨房を切り盛りしているのはオモニ(お母さん)。つまり、こちらの人気のカンジャンケジャンはこちらオモニの味!ただ写真はちょっと・・・ということでこちらは社長さん^^社長さんはソウル出身で、オモニ(奥様)は食の町として知られる全羅道の出身。オモニのお母さんから教わったカンジャンケジャンは昔から家でよく作られていて、おいしいとウワサになりご近所におすそ分けで配っていたほど。その地元の人もファンになるカンジャンケジャンをお店でも出し、たくさんの人が味わえるようになった、というワケ。また定食に一緒に出てくるおかずもすべてオモニの手づくり。営業時間にブレイクタイムがあるのはおかずを毎日、昼と夜に出す分をその直前につくるためでもあるんですって。

コッケ、ヤンニョム、トルケ、チャムケ?どれを注文?!


メニューにはコッケカンジャンやコッケヤンニョム、トルケ、チャムケなどがありますが、やはり一番人気は濃厚な味が楽しめ、身もたくさんついているコッケカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)!お客さんの9割はこのコッケカンジャンを注文するとか。またお酒を飲む方はピリリとした辛みと甘みもある味付けタイプのコッケヤンニョムケジャン(ワタリガニの唐辛子味噌漬け)、そして昔からの常連客はトルケカンジャン(イシガニの醤油漬け)を注文する方が多いとか。また韓国の中でもケジャンは地域ごとの郷土料理でもあり、チャムケ(チュウゴクモクズガニ、日本では一般的に上海ガニ)は京畿道出身の方が、全羅道(チョルラド)や忠清道(チュンチョンド)出身の方はトルケを好むそう。ちなみにこちら、ケジャン専門店となりますが、連れがケジャンが食べられないということもあるので、チゲや炒め物などケジャン以外のメニューもあります。

メニュー紹介!

それでは一つ一つ紹介しましょう。

○コッケカンジャンケジャン / ワタリガニの醤油漬け

カンジャンケジャンといえば、やはりコッケ(渡り蟹)。コッケは一年に2回(旧暦の5月と11月)にしか捕れないため、お店はその時期、西海(ソヘ)の沿岸から4~5トンほど大量に仕入れ、鷺梁津に保管、毎日保管場所から持ってきては2~3日つけ、お客さんに提供しています。値段も安いからあまり期待できな味と思いきや、テーブルに運ばれてきたカニを見るとついニンマリ。オレンジと黄色いカニ味噌と卵を含んだ艶やかなカニが目の前に!味も醤油味が濃すぎず、臭みもなく、カニ独特の濃厚な味噌と甘みがしっかり味わえます。毎日違うおかずも付き、旅行中の貴重な一食も大満足。これはお値打ち!
甲羅の奥までしっかりほじほじっとほじってご飯をいれ→

甲羅の奥までしっかりほじほじっとほじってご飯をいれ→

混ぜ混ぜ混ぜて→

混ぜ混ぜ混ぜて→

いただきましょう!うまいっ!^^

いただきましょう!うまいっ!^^


○コッケヤンニョムケジャン / ワタリガニの唐辛子薬味ダレ漬け

ビニールの手袋をはめ、体の身をプリっと手で押し出してがぶりっ!甘さのあとにピリリと辛さが残るヤンニョムケジャン。味付けはしっかりしていますが、コッケの甘さも感じられ、もちろんご飯にも合うけれど、お酒のおかずに合いそう^^社長さんいわく、特にお酒も一緒に飲む方が2~3人でやってきて、醤油漬けとこのヤンニョムを合わせて注文される場合が多いとか。カァ~ッと一杯やりたくなっちゃいます^^

○トルケカンジャンケジャン / イシガニの醤油漬け

コッケと同じく醤油に漬かりすぎず、カニの甘みもちゃんと感じられる程度。コッケよりあっさりとした味。

○チャムケカンジャンケジャン  /  チュウゴクモクズガニの醤油漬け

コッケ、トルケに比べるとかなり小ぶりなカニ「チャムケ」を同じように醤油ベースのタレにつけたもの。このチャムケ、イワガニ科のカニの一種で日本では一般に上海ガニとして知られているカニ。小さく身も少ないけれど、カニ味噌部分が濃厚で、こちらもお酒のつまみにぴったり!

地元人はもちろん、外国人にも大人気!

日本の芸能人のサインも。

日本の芸能人のサインも。


もともと地元の人気店ではあるけれど、そのウワサは海を越え、はるばるやってくる外国人もたくさん!社長さんいわく、日によっては外国人がお客さんの半分ほど占めることもあるとか。日本からはもちろん、台湾、香港、中国、シンガポール、そしてたま~に欧米の方も。社長さんが身振り手振りどこから来たのが聞くので、だいたいの国は把握しているそう。ナビがうかがった日もオープンまもない朝11時頃、前日もやってきたという台湾からのカップルが2日連続でコッケカンジャンケジャンを堪能してました~。ちなみに社長さん、日本語は一時勉強していたこともあり、また日本からのお客さんもよく来てくれるので、少しなら可能ですとのこと^^

いかがでしたか? コッケカンジャンケジャンといえば、1人前が(2015年現在)2万5000ウォンから3万ウォン、あるいはそれ以上するお店もちらほら。そんな中、値段が良心的なこちら!テーブルにはみ出そうなほどたくさんのおかずは出てこないけれど、手作りのおいしいおかずが6品にチゲがつき、さらにカニの鮮度や質、味までもそろっているお店はソウル中心部で探してもなかなかありません。1日300~400食出る行列の人気店というのも納得!ソウルで是非カンジャンケジャンを食べてみたい!という方は一度、いや2度、3度と行ってみてください^^ 以上、「アヒョンドンカンジャンケジャン / 阿峴洞カンジャンケジャン」から、一人でカンジャンとヤンニョムカンジャンをぺろりと平らげてしまうほどケジャンに目がないソウルナビがお伝えしました!

記事登録日:2015-12-01

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コッケカンジャンケジャン 

ワタリガニの醤油漬け

꽃게간장게장

18000

コッケヤンニョムケジャン

ワタリガニの唐辛子味噌漬け

꽃게양념게장

10000

トルケカンジャンケジャン

イシガニの醤油漬け

돌게간장게장

10000

チャムケカンジャンケジャン

チュウゴクモクズガニ(上海ガニ)の醤油漬け

참게간장게장

11000

ソジュ

焼酎 

소주

3000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-12-01

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供