牛の薄切りジューシー肉、チャドルバギと絶妙マッチングの特製「チャヤソース」で召し上がれ!
こんにちは!ソウルナビです。焼肉屋さんといえば、日本ではいろんな部位のお肉やご飯、サイドメニューまでいろいろそろっているのが当たりまえ。でも韓国では牛or 豚or 鶏の種類別、さらには部位別に扱う専門店がたくさんあるんです。今日はそんな韓国の焼肉屋さんのなかでも、チャドルバギという牛のあばら肉の専門店「 トルベギチッ」をご紹介しましょう!ソウルにはチャドルバギ専門の有名店がいくつかありますが、こちらは「安くおいしく」をモットーに次々と飲食店ブランドをオープン&大ヒットさせているスターシェフ、ペク・ジョンウォンのお店!こちらのチャドルバギはペク・ジョンウォンが3年掛けて完成させた、チャドルバギの食感と風味を損なわない特製ソース「チャヤソース」で食べるのがウリ!ん?!チャヤソース?!気になる、気になる!さっそく、お店にいってみょ!れっつご~!!
トルベギチッ本店は江南教保文庫の裏手にあり!
ペク・ジョンウォンのブランドといえば本店は別名ペク・ジョンウォン通りといわれる「ノニョンドンモッチャコルモッ(論峴洞食べ物通り)」にあるのに、こちらはその食べ物通りから大通りを挟んで反対側、教保文庫の裏手にあります。お店の方いわく、論峴洞はもう飽和状態なので、反対側のエリアも活性化させたかったためだとか。もともと飲食店が並んでいたこちらの通りには居酒屋、ビール専門店、カムジャタン、ソルロンタン、プレートステーキ、カフェなどなど向こう三軒両隣すべて飲食店!今のところペク・ジョンウォンブランドはお隣りのセマウルシクタンとこちらの2ブランドだけですが、これからこの通りも第2のペク・ジョンウォン通りとしてにぎわってくるかも?!
店内は白と黒を基調としたシンプルなデザイン&つくり。清潔感もあり気取らない雰囲気。中央奥には野菜、味噌などのセルフコーナーがあり、自由に持って来られるようになっています。
牛一頭から2.2kgしかとれない「チャドルバギ」の専門店
今まで大ヒットしたペク・ジョンウォンブランドのなかで、「ウォンジョサンパッチッ」のくるくると丸くなった薄切りサムギョッサル(デペサムギョッサル)や「セマウルシクタン」の薄切りの豚肉を特製のピリ甘辛ソースで味付けした練炭プルコギ、また「ボンガ」の 薄くスライスしたウサムギョプ(牛肉の三枚肉)など、お肉の切り方や食べ方、味付けに工夫を凝らし、新しいメニューに生まれ変わらせるのがペクジョンウォンマジック。そんな数々のお肉のヒットメニューを開発してきた彼が今回注目したのは50ある牛肉の部位のなかでも、ヤンジというあばら肉に含まれ、一頭あたり2.2kgしかとれないチャドルバギ。脂身の多い牛のあばら骨の下の肉で、今までの肉メニューと同じく、もともとスライスして食べるのが一般的なこちらの部位。どんな風にペク・ジョンウォンスタイルのメニューに変身するのかな?!
さっそく、お店の人気メニューをご紹介!!
こちらのメニューはチャドルベギ、生サムギョプサル、プチェサル、カルビサルと牛と豚のメニューがありますが、メインはもちろん看板メニューのチャドルバギ。そのほか、チャドルバギ専門店らしく、チャドルバギ入りの味噌チゲや炒めモノも人気とか!
それでは、お店の人気メニューをひとつ、ひとつ、ご紹介しましょう!
■チャドルパギ
ジューシーな薄切り肉、チャドルバギをさっぱりといただく!
もともと大量のもやしと一緒に焼いて食べたり、ソースもさっぱり目のソースが多いこのチャドルバギ。注文すると、お店のウリ、研究に研究を重ねて生み出したチャドルバギ専用の特製ソース「チャヤソース=チャドルバギ+野菜(ヤチェ)ソース」がテーブルに登場。キャベツ、ネギ、青とうがらしなどの野菜、ごま油が入った醤油ベースのソース。見た目は焼肉屋さんでよく見かけるつけダレにキャベツが入っている?ぐらいな感じですが、ピリッとした辛味とほんのりと甘み、そしてポン酢のようなさわやかさも併せ持つソース。チャドルバギ専用であるこのソース、チャドルバギとの相性は?
くるくるっと丸くなったチャドルバギは熱した鉄板にのせると、少しずつ縮みながらあっという間に焼けて食べごろに^^ つやつやとしたジューシー肉を1枚とり、チャヤソースの野菜をお肉に包むようにして、一気にパクッ!とやるのが、「トルベギチッ」式の美味しい食べ方。口の中で広がる肉XソースX野菜の味、食感、旨味が絶妙なコラボレーション^^たっぷりの野菜とさっぱりソースでいただくペク・ジョンションスタイルのチャドルバギ、これならいくらでも食べられそう。ちなみに8種のサンチュなどの野菜や味噌、ニンニクなどはセルフサービス。またおかずもお替り自由です。
■チャドルパギ入りテンジャンチゲ(味噌鍋)
○チャドルバギ入りの濃厚なテンジャン(味噌)チゲ!
焼肉屋さんのサービスで出てくるテンジャン(味噌)チゲはうまい!はナビ独自の見解^^小魚や貝など海鮮でダシを取ったものももちろん美味しいけれど、肉入りテンジャンチゲはこってりとした濃厚さが特徴。そんな肉入りテンジャンチゲ、こちらはチャドルバギ専門店らしくチャドルバギ入りのテンジャンチゲというメニューがあり、ランチや焼肉のシメとして人気。脂身の多いチャドルバギと味噌、野菜などの具材は煮れば煮るほど旨味が出たところに、ピリッと辛い青唐辛子の辛味がアクセントとなり、とっても韓国らしいお味に。特にチャドルバギ専用のチャヤソースにも入っているキャベツがテンジャンチゲにも入っているのがこちらならでは。キャベツの甘みが加わるだけでなく、消化も良さそう! またチゲについてくるご飯はビビンバッにもできるように、野菜のナムルや刻み海苔入りのどんぶりが出てきます。お好みでビビンバに、あるいはテンジャンチゲも混ぜて食べても良し!しっかりご飯を食べたい方にぴったりです。
■チャドルドゥルチギ
○ランチ限定メニュー
周辺のオフィスからやってくるビジネスマンのランチメニューとして人気なのがこちら、チャドルバギ入りのピリ甘辛炒め。チャドルバギにたっぷりのもやし、キャベツ、ネギなどが入り、ちょいピリな辛さと甘さがミックスした特製ソースが掛かり、テーブルで調理しながら出来立てアツアツをいただきます。食べ方はそのまま食べてもいいし、サンチュに包んで食べてもよし!ピリ辛ソースとチャドルバギの甘さがマッチし、ご飯がまたどんどんいけちゃいます^^ 最後はこの鍋にご飯を投入しチャーハンにしてもOK!おなかいっぱいなのにこれがまたウマイ!お好みでどうぞ^^
いかがでしたか?日本人も一度食べるとファンになる人が多いジューシー牛肉、チャドルバギ。食べたことある方も、まだの方も、ペク・ジョンウォン特製のチャヤクソースで食べるチャドルバギを是非試しください!彼のブランドらしく、安く、美味しく、おなかいっぱい食べられるのも魅力のひとつ!また現在チェーン展開中だから同じ味をあちこちで食べられるはず!旅の途中に同じ名前のお店を見つけたら一度入ってみてくださいね。以上、「トルベギチッ (瑞草本店)」ソウルナビでした!