鍾路の昔っぽい路地に残る伝統家屋の豆腐料理専門店
こんにちは!ソウルナビです。体にもよく、素材自体が淡白なので材料の組み合わせや調理法で、いろんな味が楽しめる豆腐の料理。韓国でもスンドゥブチゲ(おぼろ豆腐チゲ)や、キムチトゥブ(キムチ豆腐)など、豆腐をメインにした料理はに人気。また家庭でもよく口にする料理なんです。今日は豆腐を使った韓国料理が味わえる店「豆林(トゥリム)」をご紹介します。高層ビルとビルの間に取り残されたようにひっそりと建つ、韓国の伝統家屋である韓屋(ハノッ)を改造したこちらは、平日のランチタイムにもなると周辺のオフィスから会社員が多く訪れ、夜もさっぱりとした豆腐料理をつまみにお酒を飲む人たちでにぎわいます。それでは都会の路地に残る豆腐料理のお店、へ、さっそく行ってみましょう~
お店は鍾路の昔っぽい路地に残る韓屋
お店があるのは地下鉄1号線のチョンガク(鐘閣)駅から徒歩5分。再開発が進むエリアの一角、鍾路に残る昔っぽい路地にあります。まわりに次々と新しいビルが建ち、こんなところに韓屋?!とちょっと驚いてしまうかも。お店からはちょっと歩けばお土産さがしにぴったりの仁寺洞(インサドン)もあり、ごちゃっとした雰囲気の鍾路三街(チョンノサムガ)や世宗大王のいらっしゃる光化門も徒歩圏、さらに足を延ばしたら景福宮(キョンボックン)や北村(プッチョン)など見どころもいっぱいです。
中は意外に広い店内。テーブル席と座敷席が合わせて120席ほど。4人用の個室から最大50人を収容できる大きな部屋まで用意されています。
伝統家屋の落ち着いた雰囲気の中で味わう豆腐料理
こちらの豆腐は100パーセント国産の大豆を使用。毎日必要な分を早朝と午後に手作りしています。 ランチタイムにはスンドゥブチゲ(柔らか豆腐チゲ)やコンビジチゲ(おからチゲ)が人気。また豆腐のチョンゴル(鍋)や、豆腐と豚肉を一緒にいただく豆腐ポッサムなどのメニューがあります。
■■スントゥブ■■
たまごの黄味が真ん中に
こちらで一番人気のメニュー、スントゥブ。オルクンマッ(辛口、赤)とスナンマッ(辛くない味、白)があります。オルクンマッは辛口と言ってもマイルドな辛さ。メニューを頼むと毎日内容が変わるおかずがついてきます。おかずはもちろんおかわりOK!
こちらではランチタイムにメニューを注文すると、なんとトンドンジュがサービスでいただけます!このドンドンジュはセルフ。自らセルフサービスコーナーで器に入れ、持ってきましょう。トンドンジュとはもち米を発酵させて作るにごり酒のこと。甘酸っぱくて飲みやすいお酒です。お昼からトンドンジュが飲めてしまうなんて、ランチビールならぬランチドンドンジュ!でもアルコールの度数が低いから午後仕事にならない・・・なんていうことはないかも。
店内の一角にあるセルフサービスコーナー
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もう飲んじゃうよ~
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厚切りの木綿豆腐にマンドゥ(餃子)、キノコ(しいたけ、えのきだけ、しめじ、エリンギ)、春菊、ネギ、そしてうどんがはいった、具だくさんのトゥブポソッチョンゴル!スープは無色透明なのですが、実は鍋の底にうピリ辛の調味ダレ、タデギが入っていて、鍋全体をかき混ぜるとちょうどよい辛さのお鍋に!もし辛いのが苦手な方は「タデギ ペジュセヨ(調味ダレ抜きでお願いします)」と注文時にお願いするといいかも。もちろん逆にもっと辛めの注文もできるみたい!こちらのお鍋も注文すると日替わりのおかずがついてきます。