イェスルキンパッ / 芸術キンパ

◆◇◆絶えず人が出入りするにぎやかな店内◆◇◆

お店の広さは６坪ほどで、とってもコンパクト。４人がけのテーブルが２つと「く」の字型のカウンターに椅子が８つあるだけ。近くのオフィスから昼食を食べにやって来るだけでなく、観光の合間に立ち寄る外国人も多く、平日ランチのピークタイムや週末は外で並んで待つほどの混雑ぶり！壁には韓国語・日本語・英語のメニュー名と料理写真が貼られ、言葉が分からなくても料理写真を指させば簡単にオーダーできます。

◆◇◆お店の名前のように「芸術的」なメニュー◆◇◆

お店自慢のキンパ（海苔巻き）は定番のツナやサラダのほか、トッカルビ（韓国風ハンバーグ）やスパム、ナムル、オデン、ユブ（油揚げ）、ミョルチなど、さまざまな具材があります。またキンパ以外にもご飯類から麺類、天ぷら（ティギム）まで幅広く取り扱い、辛いものから辛くないものまで揃っていて、大人だけでなく子供も一緒に食べることができます。ちなみに韓国の食堂でよく見かけるお漬物のタンムジ（たくあん）も、テーブルに置かれて食べ放題。通常は黄色いたくあんですが、ここでは体に気を使い、着色料のついていない白いたくあんが用意されています。
今日はその中から気になるキンパを２つ、そして麺類を２つご紹介しましょう。

■■■　スペムキンパッ（スパムキンパ）　■■■

名前の通り、具材にスパムが入った海苔巻き。通常の海苔巻きにはハムが入っていますが、塩味がよく効いてジューシーなスパムで食感がソフトになり、味がはっきり！

■■■　セロドゥキンパッ（サラダキンパ）　■■■

通常、プンシクの海苔巻きといえば棒の状態をただカットし、皿にのせて運ばれてきますが、こちらのキンパはカットした面を上にして、具をのせて運ばれてきます。基本の海苔巻きの上にマヨネーズで和えた細く裂いたカニカマとかいわれ大根を一緒に。ごま油の香ばしい味が強い海苔巻きだけど、上にのっているカニカマと一緒に食べると味もあっさり。また、かいわれ大根のピリッとした辛がクセになりそう。

■■■　チャンチグクス　■■■

そうめんといえば日本では茹でた後に水で麺をひきしめ、汁をつけて食べるのが一般的。でも韓国では暖かいスープの中に茹でたそうめんを入れ、野菜や油揚げと一緒にいただくのが一般的。あっさり味のダシスープなので、大人だけでなく子供が食べても安心。また油をほとんど使用していないので、次の食事にひびかないのもポイント。

■■■　オルクンヘムルラミョン（辛い海鮮ラーメン）　■■■

唐辛子の赤いスープの中に沢山の海鮮と野菜が入ったラーメン。辛いものを食べたい方にどうぞ！海鮮のダシがスープに溶け込みコクもあるので、辛いけれど最後まで飲み干したくなる味。寒い日など外で冷えた体を温めてくれそう。