長い間、釜山っ子に愛される素朴なテグタンの専門店
こんにちは、プサンナビです。海に囲まれて海の幸が美味しく、新鮮な海の幸が楽しみでやって来る観光客も多い釜山。でも釜山では刺身を食べたい!という方が多いけれど、小さいお子さんがいたり、海外で生モノはちょっと怖い、という方もいらっしゃるはず。今日は辛い物が苦手な方にもオススメの、塩ベースのやさしい味付けの料理であるテグタンの専門店「アジョシテグタン」をご紹介しましょう。テグタンといえばおおぶりのタラがたっぷり入り、タラから出た旨みたっぷりのスープ!こちらは素朴なテグタンを食べられると釜山っ子に昔から愛されているお店なんです。それでは、さっそく行ってみましょう~
海雲台の端、尾浦(ミポ)にあり
お店があるのは海雲台ビーチから徒歩約10分、尾浦(ミポ)という町。こちらはあまり海雲台らしくない、庶民的な雰囲気が漂うこじんまりした港町。海雲台にこんなとところがあったんだと驚く方も多いのでは?昔からある町だけに、釜山っ子には美味しいお店が特に多い町として知られています。特にテグタンが美味しいといわれるお店が2店舗あるといわれ、そのうちの1つがこちら。最寄りの駅から歩いて20分とややアクセスしにくいけれど、海雲台ビーチや海雲台エリアのホテルからはビーチ沿いに歩いて10分ほどなので朝食として利用しても良し。
アジョシではなくアジュンマが作る店!
店名のアジョシとはおじさんという意味ですが、その名の通り、こちらでは以前アジョシがお店を切り盛りしていました。でも現在はアジュンマ(おばさん)が行っています。えっおじさんが作っているんじゃないんだ!とおっしゃるお客さんも多いそうですが、テグタンはアジョシが作っていたときと同じ味を継承。店内はテーブル席のみで、座敷がないけれど、広々とした店内で気持ちよく食事ができます。
冷凍ものや生のタラを使って調理するお店もあるなか、こちらのテグタンは軽く干したものを使用して調理。柔らかさだけではなく、干した食感もあり、タラの味も濃く感じられます。大きく切った大根がすっきりとさせ、他の調味料をいれなくても、タラのダシがしっかり効いたやさしい味わいのスープが楽しむことができ、素朴なテグタンが楽しめます。
テグタンのおかずといえば!
テグタンは淡白な味付けなので、おかずはどちらかといえば味付けの強いものに。おかずは日によって多少種類が変わりますが、基本はキムチに辛く味付けした豆もやしナムル、そして塩味のついていない海苔。この海苔にご飯を巻いて醤油をちょっとつけて食べてみてください。釜山の海の味が楽しめます^^
いかがでしたか?朝食にもオススメのテグタン!前日にお酒を飲みすぎた!朝まで飲んでしまった!そんなときはそのままテグタンを食べに行くという話もよく聞きます!胃がもたれていても、塩味の優しいスープを飲めばすっきり?!するとか。皆さんも釜山旅行の際は是非テグタンを食べてみてはくださいね。「アジョシデグタン」からプサンナビがお伝えしました。