コッパベピダ

こんにちは！ソウルナビです。昔ながらの素朴な韓国料理もいいけれど、最近は伝統的な料理でもオシャレにアレンジされたものもいろいろ出てきている韓国。見た目にも美しく洗練された料理がテーブルに並ぶと、それだけでも気分が上がりますよね！今日はそんなちょっと創作が加わって現代風になった韓国料理がいただけるお店「コッパペピダ」をご紹介しましょう。お店の名前がちょっと呪文か何かのよう！？ですが、日本語にすると「花、ご飯に咲く」という意味。その店名のとおり、キレイな花があしらわれた料理もあり、その美しさと珍しさから現地でも話題になっているお店です。またもちろん見た目だけじゃなく、有機農法などで作られた野菜を使う、地産地消を心がける、味付けの調味料まで手作りのものといった食材へのこだわりも持ち、体にいいものを楽しく美味しくいただこう！というのがコンセプト。しかもお店は古い伝統家屋、韓屋を利用していて、韓国っぽさも感じられるインテリアも魅力です。味、盛り付け、雰囲気とどれをとっても満足できるはず！それではさっそく行ってみましょう～

仁寺洞の路地にある韓屋のお店！

お店の場所は観光客にも人気の街、仁寺洞（インサドン）！メインストリートに沿って伝統工芸品や韓国っぽい小物を扱う店、ギャラリー、伝統茶屋などがずらりと並び、路地に入ると伝統家屋が密集する路地が広がる仁寺洞は、韓国の伝統文化が感じられる場所として観光客も地元の人たちも多く訪れる街。お店はそんな仁寺洞のメインストリートから少し路地に入ったところにあります。お店のある路地はレストランやカフェが並ぶ通りで、どのお店も建物は韓国の伝統家屋である韓屋（ハノク）を利用したもの。そんな中で、ひときわオシャレな雰囲気が漂う外観のお店が、こちらのお店です。ちなみに最寄り駅の地下鉄３号線アングク（安国）駅からも歩いて３分ほどとすぐ近くなので、他エリアからのアクセスも便利！

お店のある路地

入口はこちら

さらに少し進むとお店に入れます

体にも環境にもやさしいものを楽しく、おいしく！

「コッパベピダ（花、ご飯に咲く）」という名前のこちらのお店。メニューの中にはキレイに花で飾られたものもあり、まさに花が咲いているご飯をいただけます。テーブルや店内のもあちこちにもセンスよくアレンジされた生花のインテリアが。でも冒頭でも触れたように、こちらの料理は花や盛り付けがキレイなだけではなく、食材にもこだわりがいっぱい。実はこちらのお店、仁寺洞にも近い韓屋の保存地域である北村で有機農商品のお店を10年以上も経営してきた会社が出したレストラン。使われる食材は95パーセント以上が有機農法で生産されたものなんだそう！契約した有機農法の農家から仕入れる食材を使い、しかもなるべく近い場所で生産されたものを使う地産地消をモットーとしています。朝採れた野菜をすぐに調理するから、とっても新鮮な状態でいただくことができるんです。これは地方ならまだしもソウルでは珍しいこと。お店と契約しているのは、ソウルにある都心農家なんだそう。ソウルにもそんな場所があるんですね～

花で飾られた見た目にも美しい料理の数々

有機米＋15年以上自然栽培の田んぼでとれた玄米はホントに美味！

味付けの調味料もすべて手作りされたまさにスローフード

料理デザイナーのユバッカ先生

厨房で直接料理もされます

店長（左）と理事（左から２番目）と全員調理師のスタッフたち

基本のおかず

汁物と玄米ご飯

季節の野菜サラダ

パプリカの生チョングッチャンと山芋トッピング

エホバク、シイタケ、白身魚、肉団子のジョン

カレイの韓国風煮つけ

お花はとって、思い切ってナイフで！

中から色とりどりのナムルが～

ステキに盛りつけられた、体にもやさしくて美味しい韓国料理が韓屋の店内でいただける「コッパベピダ」、いかがでしたか？料理の見た目がキレイなだけではなく、食材も体や環境にも良いものを使うというこだわりがあるこちら。店名には、ただ花（コッ）がご飯に咲く（パベピダ）という意味だけではなく、料理全体、食卓やお店全体に花が咲いたような美しい空間を提供したいという意味も込められているんだそう。もちろん良い食材で作られた料理の味も文句なし。韓国旅行中にぜひいろいろ満喫したい韓国料理を、こんなお店でいただいてみるのはいかがですか？！以上、仁寺洞の「コッパベピダ」からソウルナビがお伝えしました。