アイラブシンダンドン

こんにちは！ソウルナビです。トッポッキって皆さんご存知ですか？そう～長細いお餅を赤いコチュジャン風味のソースで炒めて食べる、あのおやつのこと。屋台メニューの定番として日本の皆さんにも人気の料理ですよね。今日はそんなトッポッキ専門店の立ち並ぶ通り"シンダンドン・トッポッキ通り" にある「アイラブシンダンドン」というお店をご紹介したいと思います。「アイラブシンダンドン」は通りにあるお店の中でも１・２を争うほどの規模で、芸能人もたくさん訪れるお店！その証拠にお店の入口には有名人のサインがオンパレード！ここ「アイライブシンダンドン」は他のお店と違い、「チーズトッポッキ」や「宮中トッポッキ」といった一風変わったフュージョントッポッキを食べさせることでも有名！また屋台のトッポッキとは一味も二味も違う、専門店のトッポッキとはどんなものなのか？そのあたりもひっくるめて一気にご紹介いたしましょう！それではさっそく行って見よ！

場所は「シンダンドン・トッポッキ通り」にあり！
地下鉄２号線シンダン（新堂）駅から徒歩５分。路地を入ってしばらく行くと"シンダンドン・トッポッキ通り"というアーチが建っていて、そのアーチをくぐってすぐ右手にお店があります。約８０ｍほどに及ぶ通りの両サイドにはトッポッキ専門店がずらり！どのお店に入ろうか迷ってしまうところ。週末にはマイカーで訪れる家族連れでごった返すほど人気のストリートなんですヨ。ナビ的には昼間の２時過ぎがオススメ。その時間帯なら空いているのでのんびりおやつタイム、あるいは食事として楽しめそうです。

「アイラブシンダンドン」は７軒のお店の味が凝縮！！
お店が広いなぁ～っと思ったんですが、それにはやはりいきさつがありました！というのも、元々ここには７軒の小さなトッポッキ店があったとか。それをちょうど４年前、経営難に苦しむ小さなお店７店が合流し、１つのお店として"合体"！当時は画期的であったこの経営手法、周囲に長くは続かないだろ～っと思われていたそうですが、それがそれがなんと大人気！それぞれのお店の常連さんが訪ねてきてくれたのに加えて、新しくなったお店に若者たちの足も向くようになりました。また味も７軒の主人が研究に研究を重ね、それぞれのおいしさを持ち寄って出来上がった新しい味が登場！今も７軒のお店のご主人が順繰りにお店にやって来てお店番をされているのだそうです。^^

広い店内を活かして蘇った１日４回のライブステージ！
"シンダンドン・トッポッキ通り"の始まりはその昔、各お店にＤＪがいて、そのＤＪ目当てに若い女性が多く集まり、歌を聞いたりトッポッキを食べたり・・・だったそう。でも近頃ではそういったＤＪの存在やライブ公演など、ほとんどなくなっていました。そこに目をつけたのが「アイラブシンダンドン」のご主人方々！なんとこの広い店内を利用し、昔懐かしいライブ公演を復活させたのです。現在でも夜１９：００、２１：００、２３：００、夜中１：００、３：００の５公演、行っているそう。もちろんリクエスト曲も受け付けてくれるとか！若かりし頃ＤＪ目当てに？！足繁く通った年輩のお客さんも、当時を思い出しながらトッポッキをつつき、歌を聴いて思いにふけるそうです。

○ クンジュン（宮中）トッポッキ
宮中？！なんとトッポッキの中にプルコギが加わった豪華なトッポッキ。キャベツ⇒餅２種類⇒シイタケ⇒餃子⇒ラーメン⇒ゆで卵⇒プルコギ⇒さらにキャベツ ⇒秘伝のソース⇒唐辛子・コショウ・砂糖などの調味料⇒おでん⇒ネギ・ニンジンなどの刻み野菜⇒春雨⇒秘伝のだし汁の順序で平鍋に盛り付け、お客さんのもとへ。ちなみにお餅は２種類。ひとつは昔ながらのミルカルトッポッキ（小麦粉が原料）、そしてもうひとつは最近おなじみのサルトッポッキ（米が原料）。ナビは細身のミルカルトッポッキがなかなかお気に入り。ミルカルトッポッキしか食べないっというこだわりをもつトッポッキ好きのナビ友もいたなぁ～・・・

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テーブルへ運ばれたトッポッキはコンロの上でグツグツ～グツグツ～。箸ではなくセテンレス製のフォークでつつき食べるのがトッポッキ・タウン風。最初は透明のだし汁があっという間に秘伝のソースと混ざり合い、赤く～赤く～色づいていきます。出来上がりの目安はラーメンの出来具合。汁が具に絡まってきたら「いただっきま～す」！入ってます、入ってます、プルコギ！お肉自体に下味が付いているのですが、そのうえにさらに秘伝のピリ辛ソースが絡まり、濃い目の味に仕上がっています。思わずご飯がほしくなっちゃいそうなお味。お餅をはじめとする他の具もピリッと辛いのですが、この辛さがなぜかクセになって、お水片手に次々と口に運んじゃうからこれ不思議！子供だって大人だって鍋底が見えるまでしっかり食べきってしまいます！

○ヘムル（海鮮）トッポッキ
お次は人気の海鮮トッポッキ。ムール貝やイカ、貝、エビなどの海鮮がピリ辛ソースとピッタリ！豆もやし⇒餅２種類⇒ラーメン⇒キャベツ⇒秘伝のソース⇒唐辛子・砂糖・コショウなどの調味料⇒おでん⇒ネギ・ニンジンなどの刻み野菜⇒イカ・ムール貝・エビなどの海鮮⇒春雨⇒えのき⇒秘伝のだし汁の順序でグツグツ。ここ「アイラブトッポッキ」はお店はお客さんが多いだけに回転も速く、在庫もすぐなくなるので常に新鮮な食材を仕入れているのだとか。だからこの海鮮だって新鮮。海鮮好きな方にはぜひチャレンジしてもらいたい一品です。

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食後のデザートはソフトクリームで決まり！！
食事の後は「シンダンドン・トッポッキ通り」の常識、ソフトクリームをほおばりましょう～！どの店にもソフトクリームやカキ氷などのスイートなデザートが売られています。ピリ辛のトッポッキで、ひりひり状態の胃を落ち着かせてくれる癒しのデザート。ここ「アイラブシンダンドン」も例外ではなく、ソフトクリームコーナーが設けられています。店内からでも店外からでも買うことのできるソフトクリームコーナーで食事の締めくくりをしてみてはいかがでしょうか？

７人いらっしゃる社長さんのお１人がこちら。とってもちゃきちゃきしたステキなお姉さまでした。トッポッキ一筋３１年！という彼女のアイデアもこめられたトッポッキ、みなさんも気になりますよね。m(^^)mトッポッキのほかにスンデ（豚の腸詰）やキンパッ（海苔巻き）、タッパル（鶏の足）なども取り扱っています。韓国料理をいくつもチャレンジしたいっという旅行者のみなさんはトッポッキ＋キンパッ、あるいはちょっとゲテモノのタッパルなどをプラスして韓国旅行の思い出グルメメニューに追加してみてはいかがでしょうか？以上、庶民の街シンダンドンより、ソウルナビがお伝えしました。