肉汁たっぷり済州産の豚肉全部分が楽しめる焼肉専門店!
こんにちは!ソウルナビです。韓国に訪れたら必ず1度は口にしたい料理、焼肉。焼肉もいろいろな種類がありますが、一番人気はやっぱり豚肉のサムギョプサル。今日はサムギョプサルはもちろん、それ以外のいろんな部位のお肉を味わうことができる豚肉専門焼肉レストラン「済州モントラック 江南2号店」をご紹介しましょう。お店の名前からも分かるように、こちらで使用している豚肉はすべて済州島(チェジュド)産。シメの料理にも定番の冷麺だけでなく済州名物のコギグクスが楽しめるのがポイント!それではソウルにいながらチェジュの味を満喫しに、さっそく行ってみましょ~
◆◇◆江南(カンナム)駅、新論峴 (シンノニョン)駅エリアに位置◆◇◆
お店は地下鉄9号線の新論峴( シンノニョン)駅6番出口から徒歩約6分、大通りから少し奥に入った食堂や飲み屋街の中に位置しています。2009年に開通した地下鉄9号線は買い物女子の必須ショッピングスポットがある高速ターミナルや春のお花見スポットの汝矣島(ヨイド)、韓国と世界をつなぐ窓口の金浦空港など、ソウルの見所スポットに乗り換えなしで行くことができちゃう便利な路線。また地下鉄2号線・新盆唐線の江南(カンナム)駅からも徒歩圏内。つぎに予定が入っている方でも移動はとっても楽ちん!
◆◇◆焼肉の匂いを感じないクリーンでモダンな焼肉店◆◇◆
済州島(チェジュド)に本店を持つ江南2号店は2016年5月にOPEN。お店は室内と屋根のついた屋外席の2つに分かれていて、室内席は4人掛けのテーブルと8人掛けが あり、屋外は8人掛けテーブルがあります。焼肉を取り扱うお店の中には油がこびりついて、古めかしいイメージがあるけれど、こちらはシンプルで若者が気楽に入りやすい雰囲気で、デートや女子会にもよさそう。お肉を焼く鉄板は4人に1つの割合で設置されているから、大人数の際に遠くてお肉が取れない!なんて心配もなし。天井から降りてくる吸煙機のおかげで体に煙や焼肉のにおいがつかないのも、こちらならではの魅力!
<屋外>
◆◇◆いろんな味で楽しめるヤンニョム(ソース)◆◇◆
焼肉を注文すると、まず焼肉に巻くサンチュセットや口休めの酢漬け、キムチが運ばれてきます。通常の焼肉店ではエゴマの葉の酢漬けにしたものがよく出てきますが、こちらではコムチ(オタカラコウ)。日本人にはあまり馴染みがないけれど、ベータカロチンやビタミンCなどを多く含み、体に良い野菜として韓国ではよく食材に使わています。また、お肉につけるヤンニョム(ソース)もとっても豊富!にんにく、サムジャン、しょうゆベースタレ、塩、わさびの5種類が入った小さな小鉢がトレイにのってやってきます。
<ヤンニョム(ソース)>
にんにく・サムジャン
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しょうゆベースタレ・塩・わさび
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◆◇◆ツヤのある高品質なお肉たち◆◇◆
それでは、こちらの人気メニューをご紹介しましょう。
◆ オギョプサル(五枚肉)
◆ トゥクモクサル(豚の首肉)
冒頭でも触れたように、こちらのお肉は全て済州島産を使用。モクサルは豚の首肉、オギョプサルのオは数字の5、ギョプは層、サルは肉で、つまり豚肉の五枚肉のこと。実は豚肉、ソウルや忠清道はサムギョプサルが主流ですが、全羅南道や慶尚道や済州島ではオギョプサルが主流なんだとか。これらは厚切りで運ばれてくるのがポイント!見てもわかるように焼く前からお肉のツヤが違います。
オギョッサル(左)トゥッモクサル(右)
こちらではガスではなく炭を使用するので、お肉を焼く少し前によく火が通った炭が運ばれてきます。混雑していない場合は、お店のスタッフが焼いてくれますが、お肉の焼き方がイマイチよく分からない方や作業が面倒くさい方はあらかじめ「クオジュセヨ(焼いてください)」とお願いすれば、充分に中 まで火を通し、口に入るくらいの大きさにお肉をカットして仕上げてくれます。ひっそりとそえられているアスパラガスもこのお店のこだわり。焼けたお肉は網に放置せず、サイドにある銀色トレーに移動しておけば、質も落ちず美味しくいただけます。
まずは何もつけずお肉をパクッ。強い火力で焼かれているので周りがカリカリなだけでなく、余分な脂が下に流れてヘルシーながらも柔らかジューシー。その後、このお店ならではのいろんな種類のソースをつけていただくのがオススメ。和風にさっぱりと塩とわさびをつけていただいてみたり、ほんのりしょっぱいしょうゆソースにつけてみたり。もちろん従来どおり、サンチュにニンニクやサムジャンをつけて食べてもOK。サンチュはおかわり自由。足りない場合はスタッフに「トジュセヨ(もっとください)」とお願いしましょう。
◆◇◆シメの麺類もまた楽しみ◆◇◆
お肉を満喫したあとはシメに麺!ご飯もいいけれど、満腹でもつるつるっとおなかに入る麺も良し。冷麺が人気だけれど、ソウルではなかなか出会うことのできない済州島の郷土料理、コギグクスを味わってみるのもいいかも。
◆◆◆ ムルネンミョン(水冷麺) ◆◆◆
甘酸っぱいスープの中にタマゴ、大根の千切り、きゅうり、梨が入った冷たい麺。お肉を食べただけでなく、お酒を飲んでほてった体にスープの中に入っている細かい氷のスープがおいしさを引き立てます。
◆◆◆ テジコギグクス (豚肉麺) ◆◆◆
済州島の伝統的な料理で、もともとはお祝いの料理として出されていたという話も。スープは豚からダシをとり、ちょっと薄めのとんこつスープ風の味付けに。でもチャーシューの代わりにポッサム(茹で豚)がのっています。少しピリ辛の味付けなので、辛いのが苦手は方は前もって「トルメッケジュセヨ(辛くしないでください)。」とお願いしておきましょう。
いかがでしたか?焼いたお肉がもしあまったら、シメの冷麺に巻いて食べるとまた違ったおいしさに出会うことができますヨ!はじめはお肉の量がちょっと少ないかなと思ったけれど、食べ終わるころにはおなかもいっぱいに!満足できる量とお味です。またお酒の種類も充実しているので、おいしいお肉とお酒を一緒に楽しみたい方は是非「済州モントラック 江南2号店」まで足を運んでみてくださいね。以上、ソウルナビがお伝えしました~