庭園風の豪華なお店で、とろけるお肉とさっぱり冷麺をご堪能~!
こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメの人気メニューといえば焼肉!でもそのスタイルはさまざま。ソジュ(焼酎)を片手にチープに一杯!っという庶民的な雰囲気の焼肉店もあれば、家族の特別な日に、そしてビジネスの接待に、ちょっとリッチに焼肉を食べに行こう~!という時にピッタリな雰囲気のお店も。今日ご紹介するお店は?!というと~、後者の"ちょいとリッチな焼肉店"!!こちらはお肉の味もさることながら、お店のインテリアもとっても個性的!滝や松が茂る庭園風の景色が見える個別のルームがあるかと思えば、社長さんのコレクションである骨董品が美術館のように展示されているお部屋なんかもあったりして、本当にステキ!おいしいお料理と韓国の伝統をも垣間見れる「南浦」にさっそくナビがご案内いたしましょう~!ステキな店&おいしいメニューをずらずらっとご紹介していきましょう~!レッツゴ!^^/
地下鉄7号線鶴洞(ハクトン)駅から徒歩3分!レンガ造りのビッグな外観!
場所は地下鉄7号線鶴洞駅から徒歩2分ほどのところ。ここはソウルの大河"漢江"の南側、江南エリアのワンスポット。近くには美しい韓国の伝統を垣間見ることのできる刺繍博物館などもあります。駅からトコトコ歩き、左手にレンガ造りの建物が見えたらそこが「南浦」!大きな敷地内には、駐車場のほか、レストラン建物2棟が建っています。建物の周りには植物が茂るプチ庭園。高級な雰囲気をかもし出していますヨ~。
さっそくお店の中にお邪魔してみましょう~。中はホールのほか、個別のお座敷もたくさんあります。涼しげな水の流れる滝が見渡せる待合室を通り過ぎるとテーブル席の広がるホールへ。ホールの端にある窓際座席からは、松の木などの植物が見えます。そして右手にはお座敷ルーム、そして左手には廊下を挟んで離れがあります。離れは4階建ての建物で、階ごとに違った雰囲気を演出。共通している点といえば、社長さんのコレクションでもある骨董品があちらこちらにディスプレイされているところ。お部屋の中には、骨董品が並んだガラスケースがあり、ここは博物館?!っと思ってしまうほど。社長さん「ちょっと飾りすぎたかなぁ~、整理しないと!」ですって。^^そのくらいたくさんあるんです^^!
「南浦」といえば!肉!肉!肉!^^
「南浦」といえばもちろん肉!韓国は光州(クァンジュ)のヘンソンという土地で育った韓牛が主人公。厳選されたその肉質はジューシーかつ濃厚な味わい。コットゥンシム(花ロース)、骨付きカルビはもとより、ヤン(ミノ)やウソル(タン)などの鮮度が命といわれる部位も扱っているそう。
★ センカルビ(生カルビ)
お肉自ら放つ味と香りを楽しめるメニュー「センカルビ」。表面を軽く焼き上げて、塩につけて食べるスタイルは、韓国人がもっとも好む食べ方。適度な脂と歯ごたえがポイントで、肉好きな方にオススメ!
★ヤンニョムカルビ(味付けカルビ)
日本でもおなじみなスタイルがこのヤンニョムカルビ。強すぎない味付けがお肉の風味をそのまま残してよい感じ。炭の匂いとヤンニョムの香りが、食べる前から食欲をそそるぅ~~!ジワッと染み出る肉汁&脂に感激!
★ コットゥンシム(花ロース)
絶対に焼きすぎてはいけないのがお肉。中でもこのコットゥンシムはさらっと焼き食べてこそ本当の味を楽しめるもの。ミディアムレア程度に焼き、口に運べば中でお肉が溶けてしまうほどの柔らかさ!
★ ヤン(ミノ)
ヤンといえば、日本でいうミノ。「南浦」では塊のまま登場し、焼きながらカルビのようにはさみジョキジョキ一口大にカット。見た目に比べて食べると意外に柔らかく、貝柱のような歯ごたえが楽しめます。「南浦」特製のスイートなコチュジャン風味のソースにつけていただきましょう~!
★ ウソル(タン)
ん~~見るからに上質なお肉であることがうかがえるタン!日本人も大人気ですよネ~!薄くスライスされたタンはサッと色が変わる程度に焼き上げていただきます。日本では焼きあがってからレモン汁につけて食べますが、韓国でも焼く前にレモン汁を振りかけて焼くんですよ。
~上品なおかずいろいろ~サンチュをはじめとする野菜はもちろん、キムチやナムルもお店の自家製。特に冷麺スープにも使用するというトンチミ(大根の塩漬け・水キムチ)はお店自慢の一品!ハンアリという壷に漬け込まれたトンチミのさっぱりとした味わいは、お肉の油分をさらりと流してくれるとか。
石鍋で炒めるすき焼き風の生プルコギ!韓国のお肉料理の中で、焼肉に匹敵する人気のお料理がプルコギ!直訳すると"焼肉=プルコギ"となるわけですが、日本の焼肉よりはすき焼きに近い感じが。特に「南浦」のプルコギは"生プルコギ"といい、生のお肉に軽く火を通し、そこに"わりした"ならぬ、オリジナルのタレをかけて炒めるというもの。えのき、シイタケなどのキノコとネギなどから染み出る野菜のエキスも旨味の素!薄味なので、お好みでカラシ風味のさっぱり醤油ソースにつけていただくとおいしさ倍増!!
お肉の〆はやっぱり平壌式冷麺!お肉を食べた後はやっぱりさっぱり冷麺!「南浦」は、乙支路(ウルチロ)にある40年の歴史をもつ老舗「南浦麺屋」と同じ冷麺。店名をご覧になり気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、「南浦」と「南浦麺屋」は同じ系列のお店。だから冷麺も同じものが食べられるわけ!蕎麦の香りが漂う素朴な味は、冷麺好きなおじ様方の間で大人気。麺はすぐに伸びてしまうので、食べる直前にオーダーし、運ばれてすぐにいただくのがおいしく食べるコツですよ。
いかがですか?お値段は全体的に決してお安いわけではないけれど、場所柄やお店の雰囲気、そしてお肉の質などから見ると、値段と比例しているのではないでしょうか。ナビ的にはぜひ予約をしてお座敷でいただくことをオススメします。ちょっぴりリッチな旅、ご両親と一緒の旅などにピッタリだと思いますヨ!以上、「南浦」よりソウルナビがお伝えしました。