済州直送!黄土炭焼きで肉汁ぎゅっ!の豚肉をがっつり安く食べるならココ!
こんにちは!ソウルナビです。韓国ソウル旅行で一度は本場の焼肉を食べたい!という方も多いハズ。といっても、牛肉、特に日本人好みの霜降り肉はけっこう値が張っちゃいます。やっぱり気軽に楽しめるは豚ちゃんですネ^^お手ごろな豚焼肉は地元でも人気!一杯飲むときにもぴったり!牛肉に負けず劣らず美味い!そんな豚焼肉のお店もいろんなタイプがあって、ここ数年すっかり定着したのが済州産豚肉の焼肉屋さん。もともと済州島は黒豚が有名で、「済州産豚」は上質豚肉の代名詞存在。食べ方もソウルと少し違うんです。そこで今回は済州産の豚肉好きが高じて?!豚焼肉屋さんのオーナーになっちゃったという、「大」の済州豚肉好きが営む地元焼肉店をご紹介しましょう!場所は市内観光地とはほど遠い、金浦空港に近い麻谷(マゴク)という地元のニュータウンエリアですが、ビジネス関連施設も周辺にあり、外国人もやってくるとか。金浦空港への往復路にとつぜん焼肉を食べたい!ってときにも寄れるお店です。ではさっそく、行ってみましょう!
金浦空港から3駅、急速発展中の麻谷(マゴク)エリア
麻谷(マゴク)…聞き慣れないところですが、ソウルの西部、金浦空港からすぐの開発エリアで、2019年まで韓国の100あまりの大企業が入居するといわれる、大統領も認める韓国国内研究・開発の中心地。それで外国人のお客さんもくるんですね。お店はその麻谷エリアにあり、金浦空港から9号線で3つ目の麻谷ナル(マゴンナル)駅から徒歩6分ほどのところ。駅前の新しいオフィスビルが連なるエリアの一角にあります。
Meldonって?!
オフィスビルの1階、目印は済州島のシンボル、トルハルバンと豚のイラスト^^店内はドラム缶テーブルが並ぶ気取らない雰囲気。ついたての奥にも団体での会食にも使えそうな木目のテーブル席もあります。それにしても、このMeldon…。メルドンブリ??豚肉屋さんにしては珍しいこの店名、実は思いっきり韓国語でしたっ。済州島では豚肉をメルチョッ(カタクチイワシの塩辛)という独特なタレに付けて食べるんですが、その「メル」と「トン(豚)」を合わせた名前だそう。なるほど、分かりやすい!メルチョッは済州島で捕れる大きなミョルチ(カタクチイワシ)を塩漬けにしたチョッカル(塩辛)のこと。メルはミョルチの済州島方言で、ミョルチチョッカルが済州島ではメルチョッに。ソウルだと醤油ベースのソースに和えた野菜やサムジャン(包み味噌)を付けた食べるのが一般的だけど、このメルチョッ(カタクチイワシの塩辛)に付けて食べるのは済州島スタイ~ル。海に囲まれ海産物が豊富な済州島ならではの食べ方^^もちろんこのお店でも済州式でいただきますョ。これは後ほどくわしくご紹介~。
済州島の豚肉の旨さに感動してお店まで開いちゃったオーナー!
2017年6月にオープンしたこちらのお店。ダンディ&美声のオーナーはうかがってみると実はもともと声楽家。声楽家と豚肉屋さん…なんだかミスマッチな感じがするけれど、お店を始めるきっかけになったのはオーナーがイタリアから帰国して済州島の豚肉を食べたときその肉の美味しさに感動したからだとか!肉汁たっぷり&旨み凝縮の豚肉の味が忘れられず、そのお店の肉の仕入先を調べあげ、挙句の果てにはなんと!その肉を売るお店を開いちゃったというからスゴイっ!もともと好奇心旺盛、いろんなことにチャレンジするというオーナー。肉へのこだわりを感じますネ。お店では毎日済州島から直送された豚肉を提供。オーナーが感動してお店まで開いちゃったという豚肉、どんな味が気になるなるっ!
がっつりおトクに食べるならハングン(600g)セット!
(2018年5月現在)
お肉メニューはモクサル(首周りのお肉)、オーギョッサル(豚の五枚肉)、カルメギサル(豚肉の横隔膜と肝の間のお肉)の大きく3種類。人気メニューはがっつりおトクなハングン(600g)セットで、基本ハングンとスペシャルハングンはモクサルとオーギョッサルの2種の肉が楽しめるセット。また単品食べたい方向けのオーギョッサルハングン、モクサルハングンのそれぞれ単品600gも割安になってますョ。カルメギはオーギョッサルとの400gセットまたは1人前(200g)のみ。お好みとお腹の減り具合に合わせてセレクトしてくださいネ!
素焼きで肉汁をぎゅっと閉じ込めたお肉を黄土炭で香ばしく!
こちらのお店ではまず、お肉をチョボルグイ(素焼き)にしてからテーブルに運んでくれます。肉汁がぎゅっと閉じ込められたお肉をテーブルの炭でさらにふっくら香ばしく焼き上げて仕上げます^^余分な脂だけ落ちて、旨みを閉じ込めたジューシー肉が味わえるというワケですネ。特にこちらの炭はほかとはちょっと違う黄土炭を使用。韓国の人は昔名ながらの練炭焼きが好きなんですが、練炭は体によくないということで、この黄土炭を取り入れているとか。ちなみに、この黄土炭は遠赤外線が炭の2倍、肉汁と閉じ込めてふっくらと焼き上げ、風味を高めてくれるそう。
<豚肉の食べ方>
豚肉&メルチョッは、魚の塩辛の風味と塩っぽさ、そして濃厚な豚脂とのコンビネーショ~ン。塩ゴマ油やサムジャンとはまた違う独特な風味が堪能できる味の新世界です。
サイドメニューもいろいろ^^
お肉の後に冷麺!食べたくなりますよね。こちら水冷麺とビビン冷麺があるほか、ご飯、キムチチゲ、ケーランチム(卵蒸し)も。お肉の合間にちょっとつまみたい方はどうぞ~。またお肉にはお酒^^ビールや焼酎、伝統酒などもそろっていて、特に焼酎は済州島の漢拏山(ハルラサン)も。済州産のお肉に済州の焼酎で済州島気分を味わってはいかが?
いかがでしたか? 黄土炭で焼く済州島直送の豚肉、ソウルからわざわざ行くとなるとちょっと大変ですが、近くのホテルにお泊りの方や、ビジネスでいらした方、金浦空港の行き帰りに地元店で焼肉が食べたい!というときに気軽に寄れますョ^^値段も市内よりおトクになっているので、安くがっつり食べたい方にもウレシイお店!以上、金浦近くの開発エリア、麻谷ニュータウンの「 Meldon 済州島グンコギ」からソウルナビでした!