釜山港を一望できる有名な女性料理家が営むパン屋さん
こんにちは、プサンナビです。釜山も例にもれずにカフェが流行し始めて数年たちますが、オシャレでかわいいカフェ、おいしいスイーツがあるカフェといろいろなスタイルのカフェがありますが、今日、皆さんにご紹介していくカフェは、韓国でも有名な料理番組「水曜美食会」にも出ている料理家のホンシンエさんが営むパンカフェ「カフェ168」です。どうして168?なの??と思われた方!釜山で人気の観光地スポットとして知られるイバグキルの168階段に位置しているからです。ということで、さっそくお店をご案内しましょう~。
イバグキルとは?
「イバグキル」は道のあちこちに物語が隠れていて、見る人を飽きさせないという意味からこの名がつけられました。ちなみに「イバグ」とは慶尚道の方言で「話」という意味で、とっても釜山らしい名前!この「イバグキル」は釜山駅から約1.5キロ、約2時間の散策コース。このあたりは朝鮮戦争の際、北朝鮮から逃げてきた避難民が住居を求めて集落を作り、家屋を建てたところ。2011年、釜山市がすすめる都市再生プロジェクトの1つとして、歴史・文化・景観などの地域資源を活用した新しい観光名所「イバグキル(物語の道)」が誕生しました。その中に、心臓破りとして知られる168階段があり、階段を登り切ると、釜山港を一望できる景色に出会えます。階段がつらい~という方はモノレールに乗ってアクセスしてもいいかも!(モノレールは住民向けに運行している無料のモノレール)
お店は168階段の途中にあり!
こちらのお店は、料理研究家でもあるホンシンエパン屋さんとしても有名ですが、場所や景色を求めてたくさんの観光客が訪れて、さらに有名になったカフェ。パンやカフェの雰囲気も最高ですが、釜山の景色を満喫できるスポットなので、景色好きの方にはぜひ訪れてほしいところ!
良い材料を使い、真心こめた料理をするのが基本で、プラス環境を考えたメニュー作り、カフェ作りをしているんだとか。以前からビニール仕様を反対しているホン料理家の考えをモットーに、ビニールで包んでいるパンがないんだとか。めんどくさいかもしれませんが、紙袋を持参してください!ということでした。
お店は思っていたよりもとても小さく、2階にトイレがあり、1階のテラスからは最高の景色が満喫できます。お天気が良く、温かい日なら、ゆっくりコーヒーを飲んでテラスでの時間を楽しめるでしょう。
昔ながらのオボンに乗って出てくるコーヒーやスイーツは、このイバグキルの雰囲気にぴったり!!時間が止まってしまったかのような雰囲気を楽しめて、一人でもゆったりとした時間を過ごせそう。
こだわったパン
パンはやはり料理研究家が作ったレシピでのものなので、一般のカフェよりも香ばしく、手の込んだものばかり!!クロワッサンが人気のパンで、フランスの発酵バターを使用した伝統のクロワッサンがいただけます。ほかにもパイは甘さよりもリンゴのすっぱさがちょうど香ばしいアップルパイがオススメだとか。
いかがでしたか?わざわざ足を運ぶ価値があるカフェではないかな~と思います!景色、そして雰囲気、そして味と満足度が高いカフェになっていますよね。お天気が良い日に散歩がてら、観光地をしつつ、カフェに立ち寄ってみてくださいね、以上、プサンナビがお送りしました。