冬の珍味!!慶尚南道の珍味!!釜山っ子に愛される本格的クァメギが食べられる店!
こんにちは、プサンナビです。冬の珍味の韓国料理はご存知ですか?辛い食べ物、お鍋料理が多い韓国料理は、ほとんどが寒い冬に合うものが多いですが、本当においしいものを食べるなら冬!!と言われる料理「クァメギ」はご存知ですか?サンマやニシンといった青魚を独特な方法で干した、干物の一種。干物といっても焼いてご飯のお供にいただくというよりは、お酒のおつまみにぴったりの食べ物で、ネギなどの薬味と一緒に海苔やワカメで包んでほおばる料理です!釜山で1番と言われるクァメギ専門店を今日は、ご紹介していきましょう~。
クァメギって何?
クァメギはサンマやニシンを独特の方法で干したもの。その独特な方法とは?気温が下がり始める11月以降にとれたサンマやニシンを、とれたての新鮮な状態で少し凍らせてから、風通しの良い屋外の日陰に吊るして3~10日間のあいだ凍ったり解凍されたりの状態を繰り返すという方法。このように自然な状態で干す間に発酵、熟成されて青魚の旨味が凝縮した美味しいクァメギになるそうです。ちなみに現代では潮風のあたる海辺の屋外でクァメギを干すけれど、昔は農家の台所の格子窓のところに吊るして干したとか。格子窓の下のかまどでご飯を炊く時に出る松の薪を燃やした煙でいぶしたんだそう。20~30℃の低温で長期のあいだ燻乾させる冷燻法という干し方だそうで、魚に松葉の香りまでついたんだそうです。また、クァメギは韓国の南東部、慶尚北道は浦項(ポハン)の特産品。特に浦項市の東のほうに位置する九龍浦(クリョンポ)港の名産品として、浦項周辺の慶尚南道で好まれて食べられる料理となった冬の味覚なんです!
釜山市民公園の目の前!!
お店は、西面に数年前にできた釜山市民公園の目の前!!最寄りの駅は近いところがなく、タクシーでアクセスするのがオススメかもしれません。地下鉄1.2号線のソミョン(西面)駅からは徒歩で20分くらいかかるかもしれません。周辺はアパートなどが立ち並ぶ、住宅地で、観光客がアクセスしにくい場所にあります。
こちらのお店はオープンから15年以上と釜山のクァメギの店としてとても有名です。クァメギを食べにたくさんのお客さんが夕方になると集まってくるということです。韓国でクァメギといえばお酒のおつまみなので、子連れではちょっと行きにくいお店なので、注意してくださいね。
一緒に出てくるおかず類や薬味類を野菜の上に乗せたクァメギの上にのせて、お好きな組み合わせで食べてください。思ったよりも臭みがなく、脂ものっていて、薬味のショウガがとても良い仕事をしてくれます。野菜の代わりに海苔で巻いたり、キムチを合わせたり、といろいろ混ぜたりして自分の好みの食べ方を探し当ててみてくださいね!
いかがでしたか?クァメギ~って何?初めて聞いた!なんて方も多いのではないでしょうか?韓国でも、臭みが~と敬遠する人もいますが、お酒との相性が最高なので、お酒スキの方はぜひ一度、お店に足を運んでみてはいかがでしょうか?ナビも原稿を書いていたら、クァメギを夕飯にしたくなってきました~!以上、プサンナビがお伝えしました。