名品ムルフェ

こんにちは！プサンナビです。みなさん、ムルフェという料理をご存じでしょうか？昔から、漁師さんの仕事の合間に、簡単に食べられる料理ということで受け継がれてきたそうですが、新鮮な魚が食べられる海辺の街、釜山ならではの料理と言えますよね！そこで今回ご紹介するお店は、機張の海辺にある「ミョンプンムルフェ」。韓国語で「ミョンプン」という言葉が付くと、高級なものというイメージになります。さて、どんなお味なんでしょうか？さっそくお邪魔してみましょう！

お店は海沿いにあります！

場所は冒頭でもお伝えしたように、機張（キジャン）という釜山の東に位置する港町。わかめやいりこの生産地として有名で、海産物が新鮮なことでよく知られています。機張市場ではカニ専門店も多くあり、その場でさばいてくれて食べることもできるんですよ！交通の便は、人数が多ければ海雲台からタクシーが一番便利ですよ！電車やバスでという方は、あらかじめ下調べしてから行かれることをオススメします。少し距離がありますが、となりにはサーフィンで有名な松亭（ソンジョン）ビーチがあります。散歩がてら観光してみてくださいね！

広々とした店内！

お店の外には広い駐車場があります。お店の中に入るとテーブル席と座敷がたくさんあり、とても広々しています！ガラス張りなので海が一望でき、観光気分がよく味わえそうな雰囲気！店員さんはジョークを飛ばすなど、とても親切で、港町の人情が伝わってくる感じです。それだけでなく、注文後、一息つく暇もなく料理が出てきますよ！この日は週末のランチタイムでしたが、席数が多いので、待ち時間なくすぐに入れましたよ！新型コロナウィルス感染症の規制がなくなり、団体のお客さんも増えそうですね！

ムルフェはこんな料理！

ムルフェは特に海辺の街でよく食べられ、土地によって少しずつ味も違いますが、基本的にはフローズンされた味付けのソースをかけて食べるという特徴があります。さらに釜山ではご飯を入れて食べるという豪快さ！しかしこれは個人の好みによるようです。まずは人気メニューの普通のムルフェを注文。大きいステンレスの器に圧倒されますが、よく中身を見ると小さく刻まれた刺身と、のり、きゅうり、梨などがたっぷり入っていますよ！

フローズンソースをかけて食べますよ～

ボリュームアップした名品ムルフェ！

もうひとつはお店の名前でもある、名品ムルフェ！名品は高級という意味が含まれていますが、やはり刺身の量と質に少し差があるようです。量は多く、刺身はアワビなどが入り、豪華になっていますよ！そして韓国では、お刺身もサンチュやエゴマの葉に巻いて食べます！これといったサイドディッシュはありませんが、あたたかいわかめスープがついてきます。一般のわかめスープにはあまり見られない、白いお餅が入っているのが特徴的！

いかがでしたか？ムルフェは日本ではなかなか味わえない、地元料理。お刺身の食べ方もお国が違えば全然違いますね！新型コロナウィルス感染症の規制がなくなった今、釜山では外国人観光客や観光バスがたくさん見かけられるようになりました。これからどんどん釜山も寒くなっていきますが、これから紅葉がきれいな季節です。是非このいい季節に、釜山を訪れて本場の料理を味わってみてくださいね！以上、「名品ムルフェ」より、プサンナビがお送りしました。