農民白岩スンデ 本店

夕方になると、駅三や三成洞の会社員で賑やかになる宣陵のモクチャゴルモク（食べ物通り）の中でも、特にウェイティングが多いのが農民白岩スンデです。スンデとは、豚の腸に内臓や血を詰めた、いわば韓国のソーセージです。夜はこのスンデと切り落とした茹で豚をつまみにお酒を飲む会社員も多いですが、ランチ時から夜まで常に人気のメニューが、豚のスープにスンデや顔の肉をふんだんに入れたスンデクッパです。スンデクッパは、いわば日本のラーメンのように大衆的で定番の韓国料理と言えます。

ちなみに、お店の名前に入っている「白岩」とは、京畿道龍仁の地名である白岩市場に由来しています。肉がふんだんに詰まった白岩スンデは、その地域の郷土料理です。待つのが嫌いな傾向がある韓国人が、平気で30分以上並ぶ有名店です。韓国らしい郷土の味を楽しんでみてはいかがでしょうか？