ソウルは明洞にある24時間営業の店!肉質やスープが自慢の有名店で人気韓国料理のカムジャタンを食べよう!
こんにちは!ソウルナビです。ナビが韓国に旅行で来ていた頃、「う、ウマイッ!」と感動した料理の中で特に印象的だったのが「カムジャタン」。豚肉の柔らかさとホクホクのジャガイモ、そして独特のスープにすっかり魅了されてしまったのでした~。今日はそんな「カムジャタン」のお店の中でも地元ッ子たちから人気を集めているお店、「ウォンダンカムジャタン(明洞2号店)」にやって来ました~!ソウルにはウンアム洞やノッポン洞といったカムジャタンで有名なエリアがありますが、今日ご紹介するのはそんなエリアに行かなくてもソウルの中心部で本格的な味を楽しめるといわれているところ。チェーン店として数多くのお店を展開している人気店なんですョ。人気の秘密はなんなのか!?お店に行って確かめてみたいと思います。それではさっそく行ってみよ~っ!
アクセス便利!オマケに24時間営業~!お店があるのは明洞(ミョンドン)駅から徒歩約5分のところ。明洞と言えばお買い物にエステにメイクアップフォトに・・・といろんなことが満喫できる、旅行者の御用達エリアですよね。遊べるスポットが盛りだくさんなだけに、ここで遊んでいくならしっかりご飯ドコロもチェックしておかないと!というわけでここ「ウォンダンカムジャタン」も候補に入れようかな~と思った方々、ここのお店の便利なところははアクセスの良さだけではないんです。もう一つの魅力は「24時間営業」ということ!忙しい旅行スケジュール。夜遅くに明洞へ戻ってきた時だって、閉店時間を気にせずゆ~っくり食事ができます!逆に「最後にどうしてもカムジャタンが食べたい!」なんていう、出発当日のブランチにだって利用できちゃうんです。おまけにここは「年中無休」!まさに「いつ行っても開いている」状態~!
明るくさっぱりした店内!中に入ると奥に長いスペースが広がっています。2005年6月にできたこちらのお店、全体的に明るくきれいで清潔な印象。左側にはお座敷、他はテーブル席になっていて、お座敷席とテーブル席が半分半分という感じです。小さな子どもと一緒に入る場合やどっしり腰を落ち着けて食べたい人にはお座敷席へ~。壁に取り付けられたメニューには日本語表記もあったので、ビギナーさんも安心!
カムジャタン
それではメインメニューの「カムジャタン」から見ていきましょう!2007年6月現在、全国に約70もの店舗展開をしているこの「ウォンダンカムジャタン」。お店の数がどんどん増えたのは、クチコミやネットを通してこのカムジャタンの味が認められたから!テーブルに運ばれてきた鍋を覗いて見ると、丸々と大きいジャガイモにスジェビ、そしてネギやニンジンなどの野菜類とキノコ、そしてタンミョン(太い春雨のような麺)やすったゴマなどがたっぷり入っています。主役となるお肉はこの時点では見えないけど、ご対面は火を入れてからのお楽しみ~^^。この「カムジャタン」のサイズは大・中・小とあって、順に4・3・2人前という設定。中にはゴロゴロとしたジャガイモやスジェビなども入っているので、思ったよりおなかいっぱいになると思いますョ。ちなみに写真は中サイズ。
大きなジャガイモ
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スジェビ
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すったゴマ
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野菜やキノコなど
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一緒に出てくるおかずもチェック!(※変わることがあります)
カクトゥギ
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白菜キムチ
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小魚の唐辛子炒め
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唐辛子とキュウリ
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コンロに点火してから時間が経つにつれ、中に入っていたヤンニョム(タレ)とスープの赤茶色がどんどんと濃くなっていき、それと同時に野菜のカサが落ちて中から大きなお肉が見えてきます。しょうがや味噌などが入った特製スープの中身はもちろん企業秘密ですが、お肉の骨から出たユクス(スープ)が加えられていて、これが淡白でおいしいと評判なんだとか~。主役となる肉は、「テジモッピョ」と呼ばれる豚の首の部分。「ドゥンピョ」と呼ばれる背中部分の肉を使うカムジャタン屋さんが多い中、こちらのお店で食べられるカムジャタンの肉はすべて「モッピョ」!「ドゥンピョ」よりも高価なこの部分は、肉質が良くてやわらかく味もさらにレベルアップしたものなんだとか!
いい肉にこだわっているだけあり、塊のように見えた肉もほぐしていくと本当にやわらか!箸でほぐすのもいいですが、豪快にそのままかぶりついてもOK~。用意されたタレにつけ、味の変化を楽しむのも韓国流。大きなジャガイモやクタッとなった野菜を濃い目スープと一緒に食べていると、肉の味とともにカムジャタンの魅力にハマってしまうかも!
これもお楽しみ!シメの「ポックンパッ」鍋系の料理を食べたときのもう一つの楽しみといったら、やっぱり最後に味わうシメ料理!ここでもカムジャタンを食べた後、残った汁を利用してポックンパッ(炒めご飯)を作ってくれます。キムチ・韓国海苔・ゴマの葉・・・と具はいたってシンプルだけど、特徴的なのはアル(魚の卵)が入っていること!キムチの酸味とゴマの葉の風味が爽やかで、おなかがいっぱいでも意外と軽く食べられそう。口に入れたときの卵のプチプチ感もたまりません^^。
ピョチム
カムジャタンと合わせてお店のオススメ&人気メニューになっているのがこの「ピョチム」(※写真は中サイズ)。カムジャタンで使われる肉やハム、ニンジンなどの野菜、タンミョン、そしてトッポッキやスジェビなどの具材をしょう油ベースの甘辛ソースで煮たもの。今まで20年以上も食べ物関係の仕事についてきたお店の奥さんが、研究に研究を重ねて開発したこのメニュー。韓国の人気料理番組でも取り上げられた一品です!テーブルに出された瞬間は「ん、チムタッ!?」と思うほど「チムタッ」と色が似ているけど、中に入っているのは柔らか~い豚肉(これもモッピョ!)。「チムタッ」のあの独特な辛さはほとんどなく、甘味もしっかり感じられる濃厚ソースに箸がどんどん進んじゃう~!ふりかけられたナッツも香ばしくていい味を出していましたョ。「ピョチム」のソースで作る炒めご飯も絶品なんだとか!
ソプルコギ(※写真は2人分弱)
「カムジャタン」や「ピョチム」で豚肉のおいしさを満喫したのなら、今度はプルコギで牛肉メニューをじっくり味わってみては!?海外からの観光客も大好きな韓国料理メニューの「プルコギ」は、辛くないし甘い味付けなので子どもでも安心して食べられる料理。牛肉だけでなくキノコ類や野菜類もしっかり入っているので、お肉メニューの中でもヘルシーです。特製スープの中で肉に火が煮えていく様子は見ているだけでもよだれが出そう!食べてみると肉もやわらか。プルコギの中でも少し甘めの味付けだったので、日本人の舌にもよく合うハズですよ。
ムグンチキムチチゲ
韓国人にとって一番身近な存在といえる韓国料理「キムチチゲ」。充分に熟成させたキムチを使い、サッパリした辛みのある香ばしさを感じられるキムチチゲになっています。
トルソッビビンバ(石焼ビビンバ)
「韓国に来たら食べたいメニュー」の代表格、「石焼ビビンバ」。ここ「ウォンダンカムジャタン」でも食べられます!アツアツの石釜の中でニンジンやモヤシなどのナムルと卵、そしてコチュジャンを混ぜ混ぜして食べた後、器についたおこげを楽しむのも忘れずに。
ムルレンミョン(水冷麺)
食事メニューの中でもサラリといけちゃうのが冷麺。香ばしく爽やかなスープと一緒に食べる、サッパリしたメニューです。
アルパッ
丼ものタイプのメニューで、真ん中にナルチアル(トビウオの子)がのっています。野菜やキムチなどと混ぜて食べるメニューで、かむたびにプチプチした食感が病みつきに!
ケランマリ(卵焼き)
日本で言う「卵焼き(卵巻き)」がこれ。中に刻んだ野菜が入っています。8つに切られた卵は厚みもあるし、一つ一つがかなりの大きさなのでなかなかの食べ応え。ちょっと別のおかずが食べたいな~という時に仲間と分け合いながら食べるサイドメニューとしてピッタリ。そのまま食べてももちろんOKですが、淡白な味より濃い目の味が好きな人はケチャップをつけて食べましょう!
人気韓国料理の一つである「カムジャタン」。友達と分け合って食べるとお手頃価格でおなかいっぱい食べられるのが魅力でもあり。ナビも時々ムショ~に食べたくなるんですが、「やっぱり地元ッ子に人気の店だけあるな~」というのがここのお店で食べた感想。またメインの「カムジャタン」だけじゃなく、プルコギやビビンバといった代表的な韓国料理も食べられるのは観光客にとってもうれしいですね。ヘジャンクッや丼モノといった単品メニューもあったので、一人で食べることもできるから便利かも。明洞で「カムジャタン」が食べたくなったら、ここ「ウォンダンカムジャタン(明洞2号店)」を訪れてみてはいかがですか?こんな明るいスタッフが迎えてくれますよ^^。以上、ソウルナビでした。