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コラーゲンたっぷりで美容にもGOOD!小さな豚のコッテギ(皮)屋で地元客といっしょに焼酎ハンジャン(一杯)やってみる!?

こんにちは!ソウルナビです。みなさん、「コッテギ」って聞いたことありますか!?コッテギとは「皮」という意味で、今日ご紹介するのは豚のコッテギがおいしいと評判の「ポデポ」という店!観光客よりも地元の人たちで賑わう小さ~な食堂です。韓国グルメでは焼肉が相変わらずの人気を誇っているけど、最近は牛肉だけでなく安くておいしい豚肉が好き!と言う人もけっこういらっしゃるのでは!?サムギョッサルといったブタ焼肉の定番メニューではなく、たまにはちょっと新鮮なものを食べてみたいと思っていたそこのあなた!コッテギにトライする機会がやってきましたね~。今日ご紹介する「ポデポ」に行けばその魅力をじゅうぶん味わえるはず!さっそくお店へとご案内しましょう~!
見落とし注意!こじんまりしたお店!
「ポデポ」があるのは地下鉄1・4号線の通るソウル駅と4号線の淑大入口駅との間。大通り沿いにあるとはいえ、お店はとっても小さいので歩いていると見落としちゃいそう(実は取材時のナビもお店の一歩手前まで来ていたのに気付かず、ご主人が迎えにきてくれたのでした^^;)。みなさん、記事のマップをしっかりチェックしてから訪れてくださいね。この外観を見たらわかるとおり、お店は古めかしさを残した小さな食堂の雰囲気。グルメさんを中心に人気を集めている有名店なのに、まったく気取ったムードがありません。地元の人たちが好きそうな感じでしょ!?
アットホームな空気が漂う店内!
お店の面積は6坪ちょいといったかなり小さめなこの「ポデポ」。丸テーブルがたったの6個しか置かれていません。そこにどんどんお客さんが集まってくるので、食事時間はお店の中も外も人で溢れることに!こんなスタイルだから予約の受付は不可。すぐに食べ始めたい人は開店時間きっかりに来店した方がよさそう~!ナビもオープン時間にあわせてやって来たんですが、その時点でもすでに3組ほどがコッテギをほおばっていましたョ。店内の様子もお店の外と同じく飾らない雰囲気。みんな簡単な丸イスに座ってコッテギをパクッ、ソジュ(焼酎)をくいっ。すぐ後ろには別のお客さんがいて、なんだか知らない人なのに仲良くなれちゃいそうなムードです。
「ポデポ」の名物!?元気いっぱいの社長!
こちらがお店の社長であるポ・ソックァン社長とその奥様。このポ社長、お店に行った人なら誰もが感じると思うのですが、とても明るくてひょうきんな楽しいお方!ガタイがとってもいいのは昔から合気道を始めとした運動をやっているからで(奥様はお弟子さんだったそう^^)、今もジムに通ったりB-BOYダンスを習ったりと本当に元気なんです。お客であふれる時間は無理ですが、ちょっと時間があるときはお得意の手品を見せてくれたり冗談を飛ばしたりするからお客さんからも大人気!奥様も女優さんみたいでしょ!?お2人は結婚30周年なんだそうですが、愛情いっぱいのほんわかしたムード。お店のこじんまりしたスペースを温かくしてくれます。
コッテギとモクサルを混ぜて食べる!
17年前にスタートしたというこちらのお店、その土台となったのはポ社長のお母さんがやっていた食堂とのこと。お母さんも別のエリアで30年間コッテギを売りつづけてきたんだそうですよ。同じように長く愛されていきそうなこの「ポデポ」、食べ物メニューはたったの2つ!1つは「コッテギ」、もう1つはお店のメニューで「ソグムクイ(塩焼き)」と書かれた「モクサル(首の肉)」です。コッテギとモクサルを混ぜて食べるのですが、ポイントは「コッテギ1人前+モクサル2人前」がセットになっていること。これが注文の際の最低基準になっていて、それ以上に関しては特にどれを何人分頼んでもOKです。
「焼くのは任せて!」
さっそく注文すると、社長がお店の一角でじゅうじゅう言わせながらお肉を焼き出しました。よく見るとそこはビニールで軽く覆われています。そこ「焼くのは任せて!」
さっそく注文すると、社長がお店の一角でじゅで社長が焼いてくれることにより、テーブルで大量の煙が発生するのを防止!食べごろ間近の状態になると各自のテーブルにお肉を運び、そこに用意された炭火で食べることができるんです。コッテギって焼いているとバッチンバッチン言わせながら油を飛ばしたりして肉がはねることが多いもの。社長のおかげでとっても食べやすくなっていますよ~。
肉にこだわり!
そうこうしているうちに社長が絶妙のタイミングでお肉を運んできてくれました~。網の上でじゅうじゅうしているコッテギとモクサル。これらのお肉は社長が毎朝、それも直接馬場洞(マジャンドン:卸売りの畜産物市場があるエリア)に出向いて買い付けてくるもの!
まずはコッテギだけ!
テーブルの上にはタレも付いてきますが、コッテギそのものの味を試すためにまずは塩でいただきましょう。ちょこんと塩をつけて口に入れると、モチモチしてるのに柔らかい!コッテギの中には噛みづらかったりして口当たりがイマイチのものがあるのですが、「ポデポ」のコッテギはゼラチン独特の食感もおいしく感じられ、食べやすいです。こちらのお店では豚皮は豚皮でもおなかの部分のみ使用。他の部位に比べて3倍ほど値段が高くなってしまうそうですが、「高くてもお客さんにおいしいと言ってもらい、たくさん来ていただく方がうれしいですから!」と社長さん。
匂いナシ!
「そうは言っても豚独特の匂いが気になるんじゃ!?」と思った方。ナビが食べてみたところ、豚臭さが不思議なくらい感じない!社長に聞いてみると、5つの漢方を粉末状にしたものでヤンニョム(薬味ダレ)をつくり、そのソースにお肉を漬けてあるから匂いがしないんだそう。(ソースの中身はやっぱり秘密みたい~^^)
今度は「コッテギ&モクサル」で!
コッテギ独自の味を楽しんだら、それぞれタレをつけたコッテギ&モクサルを一緒に食べてみましょう。そうすることでおいしさがさらにUP。モクサルの柔らかくて香ばしい味もたまらないし、好みで加えるタマネギのサッパリ感もまたアクセントに。ここのお肉って、一口目に「感動!」というより、食べ進めていくとクセになってきてどんどんそのおいしさにハマっていく感じ。最後のほうは箸が止まらなくなってしまいました。お肉は焼酎(ソジュ)との相性がいいので、ビールよりも断然ソジュを頼む人が多いそうですョ。
付け合わせはこちらのみ~
タマネギ

タマネギ

キャベツ・ニンニク・唐辛子

キャベツ・ニンニク・唐辛子

いかがでしたか?パワフルな社長は朝は肉の買い付け、昼はジム通いなどの運動、夜はお店でお仕事・・・と一日中大忙し!「そのぶん週末に休んで平日はバリバリ働くよ!」との言葉に、「週末も営業してくださいよ~」と言おうとしていたナビは言葉を飲み込みました^^。お店のお肉を自信を持って、そして楽しみながら提供している姿がとても気持ちよかったです。豚肉って日本でもよく食べられる肉だけど、豚の皮となるとあまり食べる機会がないものですよね!?コラーゲンたっぷりで美容にもいいので、たまにはこういうお店でちょっと変わった焼肉タイムを味わってみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2008-01-22

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主なメニュー

単位:ウォン

コッテギ

豚の皮

껍데기

(1人前)8000

ソグムグイ

塩焼き

소금구이

モクサル(首肉)
(1人前)8000

ソジュ

焼酎

소주

3000

メクチュ

Beer

맥주

4000

ウンニョス

飲み物

음료수

1000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-01-22

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部屋数 部屋1 大人 子供