明洞で気軽にタッカルビを食べるなら!
こんにちは!ソウルナビです。カルビなどの牛肉やサムギョッサルなどの豚肉ばかりがクローズアップされる韓国料理。でも鶏肉を使ったメニューだっておいしいものがいろいろ!今日はそんな鶏肉メニューの中から人気料理タッカルビのお店をご紹介しましょう!「タッカルビ」、ご存知の方もかなり多いのでは?鶏肉や野菜、お餅などをコチュジャンベースのタレと一緒に炒めて食べる料理。柔らかい鶏肉の食感やタレの甘辛さが食欲をそそるし、ボリュームもしっかりある人気メニューですよね。今日ご紹介するのはそんなタッカルビのお店「ユガネ」!明洞(ミョンドン)のど真ん中にできたこの「ユガネ」は釜山(プサン)からやってきた超有名店。さっそく気になるお店へとご案内しましょう~!
入りやすい!明洞エリアの真ん中に位置!「ユガネ(明洞店)」は地下鉄4号線の明洞駅から徒歩約5分の距離。周りにはファッションショップやコスメ店などが並んでいるので、ショッピング中におなかがすいたらさっと立ち寄れてアクセス便利!わざわざ足をのばす必要の無い、入りやすいロケーションが魅力です。この「ユガネ」は1981年に釜山で生まれたタッカルビ店。「並んでも食べたい」と人気が出た食堂で、釜山の方では「タッカルビと言ったらユガネ」という人も多い有名店です。
明るい店内!
通り沿いに大きなガラス窓が取られていて、店内は明るい雰囲気。意外と奥行きがあるので席数も多めです。繁華街の真ん中なので食事タイムを中心に混雑するのですが、地下にも食事スペースがあるので席の数は十分と言えそう。
それではメニューを注文してみましょう!
■ユガネタッかルビ(※記事中の写真は2人前)
店名がついたこのメニューが一番ベーシックなタッカルビ。さっそく注文すると、テーブルの真ん中に置かれた鉄板に金属の丸い囲いがセッティングされました!これ、タッカルビを炒めているときにコチュジャンなどが飛び跳ねるのを防ぐためなんです。鉄板がある程度温められたら鶏肉と野菜類を投入~。
中身を見てみるとネギ・キャベツ・餅という意外にシンプルな具。でもトッピングとしてチーズやジャガイモ麺、ラーメンなどを追加することができるので、好みに合わせて選べるから逆にいいかもしれませんね。ここのお店は上からタレがかけられるのではなく、タレは鶏肉についている分だけ。加熱される時間が長くなるにつれてどんどんと全体に赤い色がついてきて、湯気といっしょに香ばしい香りが漂ってきます。こんな感じで焼いている間はずっとスタッフが様子を見ながら調理してくれるので、余計な手を出さずスタッフにお任せするのがイチバン!最後の方には肉の大きさを食べやすいサイズに切ってもくれますョ。
いただきま~す!タッカルビは辛い味が特徴的な料理。ではここ「ユガネ」のタッカルビはと食べてみると、甘味もかなりあって思ったより辛くないというのが印象的。真っ赤な見た目とは違ってちょっと意外!?もちろん「辛くない」というわけではないので、辛いものが苦手な人には辛く感じるでしょうが、一般的なものよりも辛さは控えめになっています。また骨のついた鶏肉が入っていることも多いですが、ここのはオール骨無し。だからとても食べやすいし、肉自体も柔らかめ。適度にクタッとなったネギやキャベツから出た甘味もイイ感じ~。
<やっぱこれも!ポックンパッ>タッカルビをつつきながら一緒に白いご飯を食べるのももちろんいいですが、食べ終わってからシメとして食べるポックンパッ(炒めご飯)がまたおいしいんですよね~。というわけでナビもポックンパッを注文!ご飯とキムチ、そして韓国海苔の3点セットが基本です(写真は2人分)。今度はチーズのトッピングも追加!あ、ポックンパッを食べるときはタッカルビを少し残しておくこと!一緒に炒めてくれるから、具として食べられてよりおいしくなるんですよ~。
目の前でチャッチャとご飯を混ぜ合わせながら炒めてくれるスタッフ。見ると木とプラスチックのしゃもじの両刀使い!「プラスチックの方で混ぜ、木の方で平らにしながら混ぜるんですよ~」とスタッフ。ハヤワザの中にはやっぱり工夫があるみたい^^ご飯の下に敷かれたチーズがいい具合に溶けたころ、ひっくり返したらとろけるチーズがかかったポックンパッが出来上がりました~!チーズはしつこくなりがちだけど、キムチの酸味がそれをカバー。さっきお肉を食べた満腹感はどこへやら!?
■チェンバンククス(2人分)
「2人分」とあるけれど、このメニューはもとから2人分でのみ販売。2人分なのにこんなに大きなお皿にのせられて出てきます。ニンジン、キュウリ、梨、キャベツなどの野菜やゆで卵に囲まれて、まん中には麺がこんもり。その上にはコチュジャンベースのタレとマスタードがたっぷりとかけられています。スタッフがハサミで麺をジョキジョキッと食べやすいサイズにしてくれ、さらに混ぜ混ぜしたら「はい、召し上がれ~」。コチュジャンやマスタードの辛みにお酢の酸味、そしてタレの甘味などいろんな味が混ざった不思議さに最初は戸惑ってしまう人もいるかも!?でもサッパリしているので食欲がないときでもスルスルと食べられそうだし、タッカルビの辛さを緩和したい時に食べるのも良さそう!
<付いてくるおかず>
お店で出てくる基本的なおかずはこちら!
明洞の真ん中にあるので本当に入りやすいこちらのお店。値段も手頃でたくさん食べられる点もいいですね。今回ナビが食べた基本のタッカルビのほか、「ナクチ(イイダコ)タッカルビ」や「海鮮タッカルビ」なんていうメニューもありました。気になるこれらのメニューはまたの機会に食べてみよっと!甘辛いタレの味も病みつきになっちゃうタッカルビ。ここのタッカルビは日本人も食べやすい味なので、ビギナーさんがトライするのにもちょうどいいかもしれませんョ。明洞に行ったらぜひおなかいっぱい堪能してみてくださいネ。以上、ソウルナビでした。