週イチで通いたくなるマヌルチキン&ビールの最強コンビ!!
こんにちは!ムランモコンです。そろそろビールが美味しい季節になってきましたね~。そんな季節に合わせて、今回おすすめするお店は地下鉄2号線方背(パンベ)駅にある気軽で庶民的なHOF(ビアホール)のタリムホプチキンです。
パンベ(方背)駅は観光客の方からするとちょっとなじみの少ない場所ですが、美味しいお店がたくさん集まる場所なんですよ。今回ご紹介するタリムホプはなんと駅からわずか1分の場所にあってとっても便利!
こちらのお店のイチオシはなんといってもマヌルチキン。マヌルチキンのマヌルとはニンニクのこと。そう、ニンニクたっぷりのチキンです。初めて食べたとき「こんなうまいものがソウルにあったのか・・・!!!」と衝撃を受けたのがこのマヌルチキン。ニンニクのニオイを気にしていたら始まりません。ここは、ニオイは気にせずにさぁ、レポートスタート!
<豪快に食べようマヌルチキン>
マヌルチキンを注文すると、甘いニンニクソースを絡めたチキンと付け合せにキャベツのサラダと大根の酢漬けがやってきます。こちらのお店のマヌルチキンは、他のマヌルチキンと比べニンニクソースが絡まっているにもかかわらず、チキンの衣がいつまでもパリッとしていて香ばしいのが特徴。特製ソースが絡まったカリカリのマヌルチキンは一口食べた瞬間に「甘い??」と一瞬感じますが、その次には唐辛子とはひと味もふた味も違った生ニンニクのピリッとした鋭い辛味がやってきます。そのあと、じわりとジューシーでかつ、あっつあつ~のチキンが待っています。一口食べればもうやみつき間違いなしの美味しさ。骨付きのチキン自体にも丁寧な下ごしらえがされているので、鶏肉の甘みさえ感じる塩コショウ加減もおいしさの理由ですね。
ニンニクの特製ソース無しでもこのチキンは十分ビールパートナーとしてやっていける実力がありますが、さらにこのニンニク特製ソースがあるおかげで、ビールのパートナーとしての人気を不動のものに。このさい、豪快に手で食べちゃいましょう!あっという間に殻入れが満タンになりますヨ。
<酢漬け大根、ビールも最高!>
さらに、漢方の流れを知ってか知らずか、このマヌルチキンとビール、そして付け合せの酢漬け大根の組み合わせで「五味(辛・甘・酸・苦・塩)」のすべてが堪能できちゃいます。味のバランスが非常に取れた組み合わせなので、ついつい食べすぎてしまう美味しさ。この付け合せの酢漬け大根は単品で食べるとかなり酸っぱいのですが、不思議とマヌルチキンとビールの間に挟まれるとちょうどよい癒し系のポジションでいい仕事をしています。あぁ、こんな酢漬け大根のような後輩が欲しかった・・・(笑)
しかも生ビール(500cc)が2,500ウォンの良心価格。たくさん飲んで下さいね~と言わんばかりの価格設定じゃないですかっ!これは飲まないとお店にも失礼ですね。
私達が行ったこの日は、韓国を代表する夏の果物チャメ(メロンの仲間)の無料サービスもありさらに上機嫌で飲んだのでした。
<2人でハンマリ(1羽)はラクラク~>
見た目はボリュームがありますが、付け合せの大根の酢漬けがニンニクのニオイとチキンの油を一気にリセットしてくれるので、味に飽きることはありません。2人で1羽(ハンマリ)がちょうどいい量ですが、大食いの私は一人でも完食可能だったりもします・・・。その他にハーフサイズ(パンマリ)もあり、こちらは女性一人でも食べきれる量になっています。
<疲れてくるとまた行きたくなる不思議な味>
ニンニクに代表されるように、とてもパンチのある味の組み合わせのマヌルチキンなので、毎日食べるというワケにはいきませんが、1週間位たつと「うぅぅ、また食べたい!!」といても経ってもいられずに地下鉄に乗り込むこと数回。なぜか疲れがたまるとこの傾向がいっそう強くなるようです。ニンニクの力でしょうか・・?地下鉄の駅から近いということもポイントが高いですね。
ちなみに、お店は1階と地下に分かれています。地下のフロアは気軽でシンプルなインテリアですが、座席同士の距離がしっかり保たれているので時間を気にせずゆったりとくつろげます。
<うまさの秘訣はニンニクにあり>
1994年の創業から15年間作り続けた店長さんにマヌルチキンのうまさの秘訣を伺うと「企業秘密を用いてニンニク臭さを取り除いているためニンニクの美味しさはそのままにしつつ、ニンニク臭さは翌日まで残らないようにしている」とのこと。そのため、ニンニクのにおいだけが主張することなく香ばしさが漂うマヌルチキンに仕上がるとのことです。
<お持ち帰りもOK!>マヌルチキンはお持ち帰りもOKなので、ホテルでゆったりとくつろぎながらビール片手にマヌルチキンを満喫することもできます。持ち帰りのチキンを用意している間にポップコーンのサービスもあります。
お持ち帰りの際はくれぐれもチキンが冷め切ってしまわぬように早足でホテルに帰ってくださいね!