東大門カムジャタン通りの24時間営業の人気店!
こんにちは!ソウルナビです。東大門市場でショッピングをしたあと、ついでに近くで食事もしたい!そんな時は地元のグルメ店はいかがですか?!東大門といえばファッションビル群にある軽食店やファーストフードばかりが目立ち、本格的な韓国グルメのお店が少ない?!と思われがちですが、足を伸ばすと市場の中にはタッハンマリ(鶏の水炊き)通りや焼き魚通りが、さらに足を伸ばすとコプチャン(ホルモン)通りが、また東大門のすぐ近くには「東大門カムジャタン通り」など、昔から有名なグルメ通りがゴロゴロゴロゴロあるんです。今日はそのカムジャタン通りの中でも気さくなおばちゃんの呼びかけに思わず足を止めてしまう24時間営業のお店「カンウォンチッ」をご紹介しましょう。
お店があるのは東大門カムジャタン通り!
お店があるのは眠らない街、ショッピングの街として有名な東大門市場(トンデムンシジャン)!ドゥータやミリオレなどのショッピングビルが建ち並ぶところから歩いて5分ほどのところ!カムジャタン屋さんが数件軒を連ねる東大門カムジャタン通りに「カンウォンチッ」はあります。こちらのお店、なんと24時間年中無休営業!東大門市場で夜遅くまでショッピングしてお腹が空いた~なんて時でも、時間を気にすることなくいつでもカムジャタンを楽しめます。
「カンウォンチッ」のカムジャタン
お店の社長さんいわく、カムジャタンという料理が知られるようになったのは1960年代のこと。その頃のカムジャタンといえば値段の安い豚の背骨肉にジャガイモを入れて煮た、庶民のスープ料理だったそう。しかし今のカムジャタンは、以前よりずいぶん豪華な料理に!特にこちら「カンウォンチッ」のカムジャタンは豚の背骨肉、ジャガイモのほか、ウゴジ(大根の葉)やネギ、エノキなど山野菜が加わり、さらにスープにも約10種類の食材が入っています。ちなみにこの通りのお店、材料や味は少しずつ違いますが、お値段はどこにいっても同じ!
注文と同時に豚の背骨肉スープを鍋に盛り、その上に野菜や薬味を入れて強火でさっと煮てからテーブルに運んでくれます。さらにテーブルの上のコンロで5~10分、たまにスープを骨にかけながら煮て、全体に味が染み渡ったら食べごろ。
大人気のカムジャタンは鉄鍋タイプと1人用の石鍋タイプがあり
■鉄鍋タイプ(2人~4人用)
2~4人でカムジャタンを食べるときは、テーブルの上のコンロで鉄鍋をぐつぐつ煮ながら食べるタイプ。大(4人前)・中(3人前)・小(2人前)に分かれているので、人数に合わせて注文しましょう。
■石鍋タイプ(1人用)
1人旅の方やランチをしにきた地元の人用に「ピョダギヘジャングッ」という1人用メニューもあり。これは石鍋に煮た状態で出てくるタイプです。キムチなどのおかずも出てきてボリューム満点ランチ。ナビが訪れた時も1人でやってくる地元の人を何人か見かけました。
カムジャタン以外にもメニューいろいろ!!
メインはカムジャタンですが、それ以外にもいろんな料理が味わうことができます。もちろんカムジャタンが有名だけど、チョッパル(豚足)、ポッサム(ゆで豚)も同じくらい地元の人に人気とか。そのほかにもビビンバ、カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ)などのメニューも盛りだくさん。人数が多いときは、数品注文していろんな韓国グルメを楽しんでもいいかも。
いかがでしたか?お店のスタッフの方は日本語がペラペラではないけれど、本当に簡単な片言ぐらいは理解してくれているよう。なにより日本語が分からないけど、一生懸命聞き取ろうとしてくれている姿が印象的☆ 移転したばかりでまだまだ新しい店内なので、ビギナーの方も入りやすいと思います。そして、なんといっても24時間営業なので、時間を気にせず寄れるのもポイント!皆さんも、東大門市場に来たら寄ってみて下さいね。以上、「カンジャンチプ」からソウルナビでした。