空港カルグクス（本店）

アンニョンハセヨ！　ゆきこです。今回ご紹介するお店は、３０年の伝統で地元の人々から人気を集めている「空港カルグクス」です。名前の通り、場所は金浦空港のすぐそば！！　ソウル市街からはちょっと遠いですが、空港のそばにあることもあって、最近では日本人観光客の皆さんが、空港からの行きや帰りに立ち寄ることも増えているんだそうです。それでは、ご一緒に、お鍋でグツグツ煮るきのこカルグクスをご堪能あれ～

このお店の特徴のひとつ！と言えるかも知れないのは、働いているおばちゃん達がテキパキとして仕事が速いこと。着席するとすぐにお水とおしぼりを持って注文に来てくれました。仕事が速くても、全く嫌な感じではなく、とっても親切な印象でした。

30年愛される理由とは？
カルグクスの味の決め手はなんと言っても麺。こちらのお店では、毎朝毎朝、その日の分の麺を手打ちしています。また、カルグクスの具や、パンチャン（おかず）に使われる野菜やきのこなども、毎朝農場から届けられる新鮮なものを使用。その証拠に、この日もお店の裏でおばちゃんたちが、一生懸命キムチ作りをしていました。暑いのにご苦労様です～という感じです。

ピリカラスープと手打ち麺、たっぷりの野菜のコラボ！！
麺が茹で上がったら、いただきましょう！　熱いので、器に取ってハフハフしながら食べてください。普通のカルグクスは、辛くない白いスープですが、こちらポソッカルグクスは赤くてほどよく辛いスープ。手打ちの麺は、こしがあってモチモチとしており、日本のうどんとはまた違ってやみつきになります。そのうえ具も豪華！！　きのこと銘打っただけあり、ノタリポソッと呼ばれる韓国しめじがたっぷり入っているほか、せり、たまねぎ、じゃがいも、にんじんなどの野菜もたくさんで、おいしいのにかなりヘルシーに感じますよ。

カルグクスを堪能したあとはポックンバッでシメ！
あまりにも麺がおいしいので、麺を追加しようかと思ったのですが、ポソッカルグクスのシメにポックンバッ（炒めご飯）があるというので、そちらを注文してみました。刻んだ野菜と海苔、卵が乗っかったご飯を、カルグクスを煮たお鍋で炒めてくれます。見た目よりもシンプルで淡白な味で、ご飯ではあるけれどさっぱりしていて、シメにはちょうどいい感じ。このポックンバッを残ったカルグクスのスープに入れて食べてもおいしいです。ポソッカルグクスを注文したときには、ぜひお試しを。

食後の自販機コーヒーは、セルフですが無料です＾＾　今回このお店に行ってみて、地元の人に人気のワケがわかったような気がしました。美味しいのはもちろんのこと、値段も手ごろだし、鍋を囲んで食べるカルグクスってなんだか楽しいですよね。家族連れが多いのにも納得。カルグクスメニューのほかにも、スユッやコルベンイ（貝）の和え物など、お酒のおつまみになりそうな一品料理もありました。観光客がなかなか行かない場所ではありますが、金浦空港を利用するときはちょっと足をのばして、人気のカルグクスを是非ご賞味ください！！