韓国名物料理!韓国でカルビを食べよ~!さて、その食べ方は??
韓国の人気王道メニューといえばやっぱり「カルビ」!韓国に来て「カルビ」を食べなきゃ何しに来たの??とも言われるほど、「カルビ」は韓国だけでなく日本をはじめ外国でも人気の韓国料理を代表するメニュー。韓国にあるどのカルビのお店も、それぞれお店秘伝の方法でお肉のうまみを最大限にいかすべく、オリジナリティを持ったおいしい「カルビ」を用意しています。でも、お店の味付けももちろんですが、個人の食べ方でも味が違ってくるんですよ。それでは日本の焼肉と違った韓国風カルビの基本の食べ方を、今日はナビがご伝授いたしましょう!それでは行ってみよ~!
「カルビ」、これだけは知っておこう~!
1.注文は最低2人前から!まずはメニューを見てお肉を注文するところから始まります。メニューにはたいてい1人前の値段が載っていますが、といって最初「カルビ1人前くださ~い!」というのは韓国ではちょっと邪道。韓国では最初はカルビは最低2人前から注文するのが基本なんです。韓国では焼肉を1人で食べに行くという習慣はなく、何人かでいくのが普通。かといって2人で食事に行って最初から4人前!という注文の仕方もあまりしません。2人なら最初2人前、3人なら最初3人前っというのが基本のスタイル。そして最初にいただいた人数分を全部いただいてもっと食べたいっというときは、どんどん追加注文しましょう。もちろん追加注文は1人前からもOK!注文後におしぼりが出てくるので、しっかり手を拭いておきましょう~!
2.ハサミでお肉をジョキジョキ!さあ、お肉が運ばれてきました。運ばれてくるお肉は骨付きで切っていない状態のままというのがほとんど。そしてそのまま炭火で熱された網の上に置き、焼き始めます。お肉が半分くらい焼けてきたら、店員さんがやって来てハサミでジョキジョキお肉を切ってくれます。でもお肉が焦げ始めているのに店員さんが来るのをボ~っと見ていてはだめですよ!そんなときはテーブルにおいてあるハサミで、みなさん自ら直接切っちゃってくださいね。これが意外と楽しいかも!
網が黒く焦げ始めたら店員さんが新しい網に交換してくれます。お店によってはちょっと黒く変わり始めただけでこまめに網を交換してくれるところもあります。焦げは体にも良くないといわれているので、これはうれしいサービスですよね。もちろん、お店が忙しく網をなかなか交換してくれないときには、お店のおばさんに「アジュマ!バン・カラジュセヨ~!(おばさん!網代えてくださ~い!)」と催促してみましょう!
3.サイドメニューとおかずは無料?!そうこうしているうちにお肉が焼きあがりました。お肉を注文すると必ずサンチュ(サニーレタスのような葉)、ゴマの葉、ニンニク、唐辛子、きゅうり・人参などの生野菜、それからキムチといろいろなおかず(パンチャン)が運ばれてきます。これらは全て無料なので、財布の心配をする必要はありませ~ん!お替わりがほしいときはいつでも「トジュセヨ!(もっとください!)」とカラになったおかずの器を指差しながら言いましょう。店員さんがすぐにおかわりを持ってきてくれます。かといって10回も20回もおかわりするのは少し。。。2~3回くらいが適当かな?!
お肉をおいしく焼いて食べる方法~!
1.ハサミで切って30秒後に食べる!?お肉がちょうど良い具合に焼き上がり、香りも味も最高の状態で食べるのが一番おいしく食べられるコツ。お肉の両面を適当に焼き、ハサミでお肉を切ってから約30秒後くらいに食べると最高だそう!もちろん焼き過ぎは禁物。また、お肉を食べる前にキムチやニンニクなどお肉より刺激の強い食べ物を食べないようにするのもお肉をおいしく食べるコツ!お肉の香りとお肉からじわじわと出てくる甘美な味を楽しみましょう!
2.サンチュで包んで食べる?!
お肉の香りを思う存分楽しんでからはサンチュを広げてお肉をのせ、お好みによりニンニク・ネギなどの和え物、それから味噌・唐辛子のスライスなどをその上にのせ、くるりと包んで一口でかぶりつきます!お肉の脂分とお野菜がうまく調和してとってもヘルシー!これが韓国流カルビの食べ方です。中にどんなものを入れるかによってまったく味も変わってくるので、みなさんも自分流のおいしいカルビの食べ方を見つけてみてくださいね!
相性バッチリのお酒は?!
カルビを食べるときかかせないもの、といえばそれはお酒!!韓国人はカルビを食べるときたいていソジュ(焼酎)を飲みます。サンチュで包んだカルビとソジュ1杯が恋しいアナタ!アナタはもうすでに「カルビ通」!
「カルビ」を味わった後の食事は?!
日本ではお肉と一緒にご飯を食べることが多いけれど、韓国ではカルビをほぼ食べ終わった後にご飯もの(シクサ)を注文するのが一般的。そして白いご飯を注文して一緒についてくるのが韓国庶民の味、テンジャンチゲ(韓国風味噌汁)!もちろんテンジャンチゲはご飯に付いたサービス品。またご飯よりもっとあっさりしたものが食べたい!っという人は冷麺もあります。暖かい味噌のスープが、さっぱりした冷たいスープが、お肉の脂をすっかり分解してくれるような感じでおなかもおさまり、シメとなります。ちなみにご飯と冷麺は有料。多すぎるときは2人で1つでもOKですよ。
韓国旅行にやって来てカルビを食べる時にも、また日本にある韓国料理屋さんでカルビを食べる時にも、是非参考にしてみてくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。
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記事登録日:2004-04-29