食べ物流行ニュース~マンドゥ大ブーム!

街のあちこちから湯気が立つ!

こんにちは!ソウルナビです。今年(2003年)ももう12月、年末の最後の月は師走と言われるように、ほんとにあっという間!毎年あわただしく過ぎていきますよね。それと同時に本格的なソウルの寒~い冬が到来すると、道々に並ぶお店からの湯気になんだか誘われる季節でもあるんですよね。冷たい空気に身を震わせながら、凍える手にハァ~っと息を吹きかけて寒さをしのぎながら、あったかいスープや香ばしい香りのする冬の屋台前には人だかりができます。そこで!最近ソウルの街に爆発的な人気で急ピッチで増殖しつつあるあったか屋台&店舗を皆さんにご紹介しましょう!!
1,000ウォンマンドゥ!!!
1,000ウォンというと、日本円にするとだいたい100円。そしてマンドゥというと、韓国では餃子、特に蒸し餃子のことを意味。ということはつまり、 1,000ウォンマンドゥ=100円蒸し餃子。でも、100円だからって、マンドゥ1つしか出てこないわけではありません!なんとちゃんとステンレスの蒸篭に入ったマンドゥが6~7個。大きさや個数は場所によっても違うけれど、この寒さにあったかい蒸し餃子がこんなお値段で食べられる!ということで、いろいろと出費が重なって懐のさびしい年末にもってこい!ジモティもおやつ感覚でついつい思わず寄ってしまうようです。
生マンドゥ
中でも鍾路(チョンノ)を中心に広がりつつある1,000ウォンマンドゥ専門店「マンドゥセンガク」は屋台ではなく通り沿いに面した店舗。それも冷凍を蒸すんではなく、ここはなんと手作り餃子が食べられるというのですぅ!!これはかなり魅力ぅ~。そもそもナビがこのお店に気がついたのは先日バスに乗って鍾路のあたりを通り過ぎたとき、窓の向こうにかな~り繁盛しているお店を発見。よ~く見てみるとあったかそうな湯気がモクモク、モクモクしている中、たくさんの人が立ってなんかを食べているではありませんか!お店の看板を見てみると、この1,000ウォンマンドゥ屋さんだったんです。
種類もいろいろ!
あの人気ぶりを見てはちょっと行ってみないわけにはまいりましぇん!ということでさっそくお店に行ってみると、ステンレスの蒸篭が入り口に高々と積まれ、そこからおいしそうな湯気がモクモク、そしてその奥でせっせとせっせとマンドゥ作り。そしてお店の中はマンドゥがのった蒸篭だらけ。入り口の看板にはSBSやKBS、MBCなどTV局の文字、、、さっそく地元のテレビ局にも紹介されてる話題のお店ってやつですね。メニューはいろいろあって、キムチ入り餃子、肉(コギ)入り餃子は、小さ目のものが6個並んで看板通り1,000ウォン!で食べるけれど、肉まん風や黄色い皮がまたおいしそうでそそられるあんまんは、大きめのが5個入って2,000ウォン。
それでもこのボリュームで約200円は安いですよね~。ハグハグッ、蒸したての湯気モクモクの肉まんは食べ応え十分!間食にはちょっと重いのか?!地元のほとんどの人は1,000ウォンマンドゥ派が多かったです。注文するとすぐにテーブルの上にマンドゥがのった蒸篭ごと出てきて、皆さんセルフで箸立てに刺さっている箸をとって、無料のたくわんをつまみながら、特製醤油に付けて餃子を立ち食い。
またまたいろんなエリアに増殖中!
この大人気のマンドゥ屋さんに影響されて、周りの食堂などでもマンドゥをアピールしようとお店の前に出店を出したり、またエリアも鍾路だけでなく観光客や地元の若い人でいつもにぎわっている明洞(ミョンドン)でも、夜になると出現する出店に混じって1,000ウォンマンドゥの屋台が大人気、また、学生街で有名な新村(シンチョン)にもはやくも1,000ウォンマンドゥのお店ができていたし、東大門では、焼き鳥とかおでんとか売ってる屋台に1,000ウォンマンドゥメニューが追加されているところがありましたョ。ちなみに新村の1,000ウォンマンドゥは7個入りで1,000ウォン、また明洞ではちょっと大き目のマンドゥが6個入って1,000ウォンでした。
いかがでしたか?この写真を見ながらあなたもマンドゥを食べたくなってませんか?!そんな方、ソウルの街に人だかりができている屋台やお店を見つけたら、迷わず寄ってみてください。冷えた体がほっとホットになりますョ!以上、マンドゥを食べ歩いてだんだん顔がマンドゥ型になってきたソウルナビがお伝えしました^^

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-12-05

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