豚カルビ

豚カルビ
돼지갈비

柔らかい肉質と甘味を持ち、その上お手ごろ値段とくれば、絶対はずせないテジ（豚）カルビ！！テジカルビはソ（牛）カルビよりも断然安く（だいたいソカルビの半額！）、しかもおいしいときてます。また刺激もなく辛いものはダメ～っていう外国の方にもオススメのテジカルビ。韓国では「本当の肉の味を知る人は豚肉だけを食す」っていう言葉があるくらいテジカルビはおいしいと言われています（^^）
それでは、皆さんにオススメのお店から紹介しましょう！テジカルビをとことん味わってみよう！

ナビさんナビさん、テジカルビのお店についてくわしくおしえて！

皆さんがソウルに来るとテジカルビのお店を見かけることがあると思いますが、テジカルビはまだまだ庶民の食べ物、といったカンジ。ごちゃごちゃしていてやかましい雰囲気で店内のインテリアも特に気を遣っていないなんてところが多いでしょう。現在では軽く一杯楽しもうと大学生や家族、またはサラリーマンがたくさんテジカルビのお店を訪れ、サービスや店内のインテリアも以前よりもよくなりましたが、ほんの１０数年前ではこういったお店はお財布がさみしい人たちが利用する、ある種の憩いの場のようなものでした。そういうわけでお店もサービスや清潔な店内で勝負するよりも安い値段、味、ボリュームで勝負。実際、今でも残っているお店は、いずれも長い伝統を持ち、他店が真似ることのできないテジカルビの味に魅せられ、お客さんが絶えず押し寄せています。韓国人にとってテジカルビのお店は、いつ行っても人情のあふれる雰囲気で１日の疲れを癒してくれる場所なのです。

テジ（豚）カルビ、しょうがの汁、にんにく、清酒少々、コチュジャン、唐辛子粉、しょうゆ、砂糖、にんにく（みじん切り）、ねぎ（みじん切り）、ごま塩、こしょう、ごま油

作り方

１）テジ（豚）カルビは６～７cmぐらいに切ってスジと油気をとり、骨の部分まで包丁を入れ、肉に細かく包丁を入れます。その後、清酒、しょうがの汁、みじん切りにしたにんにくにつけておきます。

２）唐辛子粉、しょうゆ、砂糖、みじん切りしたにんにく、ねぎ、ごま塩、こしょう、ごま油を入れてヤンニョム（薬味）作り、つけておいた豚（テジ）カルビにまんべんなくかけます。（３０分程度）

３）ヤンニョム（薬味）がまんべんなく染み込んだようなら、焼き網にカルビをのせ、いったん強火で表裏を返しながら火を通します。外見が若干火が通ったようなカンジになったら、完全に火が通るように焼いてから切って、野菜に包んで食べましょう！！

お店によってはりんご、なし、たまねぎ、しょうがなどを丸ごと入れて何時間もかけてじっくり煮こみ、しっかり絞った秘伝のソースがあるんだとか…！そのヤンニョムにつけて食べるともっとおいしいんだそうですが、どうやって作るのかは教えてくれません～。（^^;;）

テジカルビのお供はこれっ！！
テジカルビのお供はにんにくと新鮮な生野菜！豚肉はうまく調理しないと豚特有のにおいがしますよね。だから作るときにはにんにくとしょうがの汁をたっぷり使ってにおいを取り除きましょう。また、焼くときもにんにくと一緒に焼くといっそうおいしく食べれます。その他にも新鮮な野菜を加えて野菜にくるんで食べるとテジカルビをさっぱりとした味で味わえることでしょう。

クッキングポイント‐テジカルビの味の秘密、「チョバッチッ」の厨房長が直々に公開！！
テジカルビを手を入れるときにスジをどれだけうまく切るかが重要なポイント。うまく切れていればあとで食べる時にあのやわらか～い肉を味わえます。また、肉をつける時には刻んだしょうが、たまねぎ、清酒で味をつければ肉特有のにおいをなくすことができるそうですよ。

ナビさん、豚肉って体にはいいの？

豚肉というと多くの人々はコレステロールのことを心配するのですが、実は豚肉にはほかの肉では摂取しにくい栄養素がたくさん含まれているのです。脂肪酸、ビタミンFは脳疾患を抑制し、脳の活動を促進してくれ、アミノ酸、ビタミンB１は牛肉の１０倍にもなるというから驚きますよね。その上、豚肉特有の柔らかい肉質は消化機能が弱い人にとってもよく、リンやカリウムなど各種ミネラルが豊富で、育ち盛りの子どもが食べるのにももってこいの豚肉です。これで皆さん、豚肉のよさをわかっていただけましたよね？！（^^）