ヘジャンクッはもともと「スルクッ(飲み屋でつまみとして出される味噌汁)」として親しまれていましたが、1945年8月15日の解放以後、二日酔いを解消してくれるという意味で「ヘジャン(解腸)クッ(スープ)」という名前に変わったそう。昔から伝わってきた"ヘジャンクッ"は地方ごとに材料や調理方法が違い、その味も千差万別。例えばソウル地方のヘジャンクッは牛骨スープに味噌を加え、豆もやし・大根・白菜・ネギなどの野菜を入れて煮たものに"ソンジ(牛の鮮血)"を加えた"ソンジヘジャングッ"が主流。
これはどす赤黒いソンジがスープの中にゴロゴロと入っていて、お店によってはその他の内臓なども入っています。見た目はグロいですが、地元では特に酒好きの男性に愛されているメニュー。食べ方としてはコチュジャン(唐辛子味噌)やコショウなどを足すと食べやすくなります。前の日にソウルで焼酎を飲みすぎた~という時、韓国のヘジャングッで二日酔いをふっ飛ばしましょう。
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