仁寺洞で味わう、竹筒入りご飯と新鮮な野菜たっぷりのヘルシー食!
こんにちは!ソウルナビです。今日は、本物の竹筒に入って出てくるご飯とサンパッ(野菜で包んで食べる料理)のお店をご紹介しましょう。お店の名前は「チャ(茶)イヤギ」。メインのおかずにはカルビもサムギョッサルなどのお肉料理がたくさん!そして、たくさんのフレッシュな葉っぱで包んで食べられるヘルシーメニュー。さら~に!お店の名前にも茶とあるように、お料理にすべてお茶が入っているんです!竹の香りにお茶、お野菜もたっぷり!そしてお店があるのは伝統の街、仁寺洞(インサドン)!なんだかとってもそそられませんか!?それでは、さっそくナビと一緒に行ってみよ!
お店がある場所は、伝統の街仁寺洞!
インサドンのシンボル、サムジキル!!
先ほどもふれたように、お店がある場所は古い趣が今も町並みに残る街、仁寺洞(インサドン)。古いものと新しいものがうまく混じりあい、いつも新しい魅力を放つ街です。ショッピングにグルメ、さらに仁寺洞らしく伝統茶のティータイムやスイーツも楽しめちゃう!地元の韓国人にも外国から遊びに来た人もみんなを楽しめる街なんです。お店があるのはこの仁寺洞の最寄り駅、地下鉄3号線アングッ(安国)駅から徒歩5分ぐらいのところ。駅からお店まで道のりをゆっくり散策しながら行くとよいかも^^ お店がちょっと路地の奥にあるのがまたいい感じなんです。
サムジキルを過ぎたあたりのコチラの角に入って~
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少し進めば、右側に見えてきます。
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お店の中の様子をチェック!!
それではさっそく中に入ってみましょう。お店の入口には大きな釜が3つ!このすぐ隣りにあるドアが入口です。お店の中は韓国の伝統家屋である韓屋(ハノク)風といった感じ。お店の中には竹の器がずらりと並んでいます。壁にはお花や大木の画などが描かれ、趣のある雰囲気を出しています。こんな古い感じがまたいいんですよね!オンドルの座敷の席とテーブルの席が両方あります。
お店一番の人気、サンパッチョンシッ!
竹筒ご飯(テナムトンパッ)
ひのきや竹など香りの漂う自然派素材ってどうしても惹かれちゃいますよね。もう想像するだけでいい香りが!竹筒ご飯はお米となつめ、銀杏、豆などの材料に最後に炭を竹筒に詰めて口を半紙で塞ぎ、後は圧力釜で炊けば出て上がり!これがなかなかの人気なんです。まず温もりを感じる竹筒が二重マル◎、それから半紙を開ける楽しみと竹筒の中からご飯をすくい出すと同時に、湯気と一緒にふぁ~っと広がる竹の香り、そして口に入れたときのふっくらとしたお米がいいっ!最後にお茶の1つであるトゥングルレチャを注ぎ、スプーンでご飯をすくって食べると、トゥングルレチャの香ばしさと竹の香りがさらに満足できること間違いなし^^
お持ち帰りまで出た人気のサムジャン!お肉メニューを注文した時に出てくるサムジャン(包み味噌)、これがまたおいしい~!粒の残る茹で大豆、ひまわり、カボチャの種やごまなどが入った味噌は、お客さんの間でも評判で、美味しいからお持ち帰りを頼まれたこともあるとか。その12種類の食材入りの味わい深い味噌と肉を、朝市で仕入れた新鮮な野菜で巻いて食べれば、シナジー効果で3つの美味しさのハーモニーを味わうことができます。
カルビとサムギョサルとノビアニ!
肉メニューはカルビとサムギョッサル。正直、最初は、「えっ!これだけ?」と思ってしまう量かもしれませんが、このおかずやら野菜やらをいろいろと一緒に食べているうちに、意外とお腹いっぱいになるんですよね。でも食べる気満々で来た男性はちょっともの足りなさを感じてしまうかも。その場合はお肉だけを追加で注文しましょう。お肉は味付けしてない生肉なので、甘い味付けの嫌いな方にぴったり。甘味さえ感じられる肉に味噌にキムチにニンニクに唐辛子!もういろいろ包んでしまって一口でパクリ!
おかずがいける!こだわりのパンチャン!
ナビお気に入りのパンチャン(おかず)たち!この見るからに美味しそうでフレッシュ感あふれるこのパンチャン、知らず知らずのうちにどんどん手がでちゃうのには実はワケがあるのです。これらパンチャンは酸味、甘味、辛味などの味のバランスはもちろん、手間暇かけて真心込めて作られたもの^^ ただのおひたしに見えるナムルも、1品1品の茹で時間、さらす時間などが全て異なり、味付けにも7~8種類の食材を使うこだわりよう!
いかがでしたか?メニューはお店がオープンしたときから一度も変わっていないそう。竹筒に入ったご飯とお店の雰囲気がイイ感じにマッチし、これぞ仁寺洞(インサドン)に来たと感じられそうなお店です。このほかにもプルコギのセット「茶イヤギチョンシッ」やサムギョッサルの定食などもありますよ。また、マッコリやポップンジャ(覆盆子=野いちご)などのお酒もあるので、夜はジョン(チヂミ)と一緒に一杯っていうのもいいかも!?以上、仁寺洞にある「チャ(茶)イヤギ」からソウルナビでした。