ファミリータイプから個室にシャワー付きのお一人様用の部屋まで!北村の路地にある雰囲気満点の韓屋ゲストハウス
こんにちは!ナビです。ソウルでも昔の家屋がたくさん保存されている地区、北村(プッチョン)。韓屋(ハノク)といわれる韓国の伝統家屋が建ち並ぶ北村は、瓦屋根が重なる細い路地が連なり、歩くだけでも韓国伝統の雰囲気が感じられ、観光客にも人気の街!またここにある韓屋は実際に人が住んでいる建物もあれば、改装してカフェやレストラン、ゲストハウスとして使われている建物もあります。今日はそんな北村の韓屋を利用したゲストハウス「ヨヌハウス」をご紹介しましょう! 韓屋のゲストハウスは北村にたくさんあるけれど、こちらは全4部屋のこぢんまりとした宿。個室にシャワーとトイレの付いた客室も、団体さんやファミリーにもぴったりな客室もあり、1人旅からわいわいグループ旅行まで対応。そしてなんといっても、インテリアや雰囲気がとってもかわいらしいんです。オーナーさんはとっても気さくでお客さんをもてなすのが大好きな女性の方。女性オーナーならではのセンスやアットホームさが感じられるゲストハウスです。それではさっそく行ってみましょう!
ゲストハウス案内
築80年あまりの韓屋を改築したこちらのゲストハウス。オーナーさん自身がこの建物を40年以上所有していて、3回の改築を経て現在の形になったとか。共用スペースやキッチンのある建物と離れのようになった建物とがあり、客室は両方に。離れの客室には客室内に個別のシャワーとトイレが付いていて、共用スペースやキッチンのある建物のほうの客室は共同バス&トイレを使うようになっています。また、もともとマダン(韓屋の中庭)だった場所に屋根を付けて屋内の共同スペースにしているので屋外の庭部分はちょっと狭めだけど、大きな飛び石やインテリアとして置かれた瓶、植物などが木造りの韓屋に合っていて雰囲気満点。こぢんまりとした感じがむしろ可愛らしさを醸し出しています。
ゲストハウスは韓屋の建ち並ぶ細い路地にあり。門のところには小さな看板が出ているので目印に探しましょう。門には呼び鈴と暗証番号式の鍵が付いています。チェックインをするときは呼び鈴を押すとOK。門の暗証番号は宿泊客に教えてもらえるので、24時間いつでも出入りできます。また客室が満室の場合、オーナーさんはゲストハウスに常駐しませんが、連絡先を教えてもらえるので緊急時には呼び出すことができます。
韓屋にはもともと各部屋の戸に鍵がついていませんが、ゲストハウスではもちろん客室の戸締りは万全。番号式になったものや鍵式のものなど、客室に応じてしっかりと鍵をかけることができます。
建物の中では韓屋独特の太い木の梁や柱などを見ることができ、こちらは特に戸や窓にほどこされた伝統的な格子がとってもステキ!またテーブルと椅子が置かれた共同スペースは可愛らしいインテリアで落ち着ける空間になっています。高いところにも窓があり、晴れた日はもちろん夜や雪の降る日もまたさらにいい雰囲気なんだそうですよ!
★★韓服のレンタルもあり!韓国の伝統衣装である韓服(ハンボク)。日本ではチマチョゴリの名前で知られていますよね。こちらではこの韓服のレンタルもしています。女性用と男性用があり、女性用はゲストハウス内で着て写真を撮るなら無料!また韓服を着て外出することもできます(外出する場合は有料(1日10,000ウォン)に)。男性用はゲストハウス内で着る場合も外出する場合も有料(1日10,000ウォン)。 韓屋の建物をバックに韓服を着て写真を撮ったら旅のステキな思い出になるのでは!?
ゲストハウス周辺案内
ゲストハウスがある北村(プッチョン)は、三清洞や嘉会洞、斉洞などの10の町からなるエリア。伝統家屋があちこちに保存され、住宅街のような庶民的なところもあれば、昔からの伝統文化を紹介する博物館や、三清洞のようにオシャレなレストランやカフェ、ギャラリーが並び、現地の人々のあいだでもデートスポットや散策スポットとして人気の通りもあります。特に最近は個性的なカフェやファッション関連のお店も増え、ますます話題のエリアに。そんな現代と昔が調和した北村の街が、ゲストハウスを一歩出ると広がっています。徒歩圏内にグルメ、一休み、ショッピング、お散歩、博物館めぐりのほか、伝統文化を体験できるところもいっぱい!ちなみにゲストハウスはこの北村でも、地下鉄3号線アングク(安国)駅から歩いて約10分のところ。韓屋が建ち並ぶ細い路地にあり、この路地はステキな韓屋の風景がたくさん見られる北村でも特に情緒たっぷりで思わず写真を撮りたくなっちゃうかも!?
そんな見どころいっぱいの北村ですが、細い路地がたくさんある北村でゲストハウスのある路地を見つけるのはちょっと苦労することも。見つけるポイントは、駅からゲストハウスに向かって大通り沿いをまっすぐ進み、左手にあらわれる4つめの横断歩道のすぐ手前の角を右に曲がります。そして左手にある1本目の細い路地をずーっと進むと、左手にゲストハウスが見つかります!
路地をずっと進み、
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この景色になってきたらゲストハウスはもうすぐ!
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ちなみに北村や三清洞だけじゃなく、少し足を伸ばせば、伝統工芸品や古美術を扱うお店、ギャラリーに伝統茶店などが並ぶ伝統文化の街である仁寺洞(インサドン)まで歩いて15分くらい。またソウル五大王宮の一つでユネスコ世界遺産にも登録されている昌徳宮(チャンドックン)も徒歩約15分で行くことができます!
最寄りの地下鉄3号線アングク(安国)駅から乗り換えなしで行けるエリアは?
景福宮方面へ
○景福宮: 景福宮/国立古宮博物館/西村
1駅目のキョンボックン(景福宮)駅で下車、約2分。
忠武路方面へ
○鍾路(チョンノ): 飲食店が密集する地元の繁華街
1駅目のチョンノサムガ(鍾路3街)駅で下車。約2分。
※東大門市場や孔徳、汝矣島に向かう地下鉄5号線への乗り換え駅。
※東大門や市庁、ソウル駅、龍山駅に向かう地下鉄1号線への乗り換え駅。
○忠武路(チュンムロ): 南山コル韓屋村/地元の老舗食堂もたくさん
3駅目のチュンムロ(忠武路)駅で下車、約6分。
※明洞や南大門市場、大学路方面に向かう地下鉄4号線への乗り換え駅
○新沙洞カロスキル: カフェやレストラン、ファッション系ショップの並ぶソウルのオシャレストリート
9駅目のシンサ(新沙)駅で下車、約19分。
○高速バスターミナル: 地方への高速バスが発着するターミナル/新世界百貨店/パミエステーション/パミエストリート/GOTOMALL
11駅目のコソットミノル(高速ターミナル)駅で下車、約24分。
※地下鉄7号線、COEXや江南に向かう地下鉄9号線への乗り換え駅。
ゲストハウス客室案内
客室は全部で4室。客室内にシャワーとトイレの付いた客室が2部屋に、共同のバスルームを使う客室が2部屋あります。シャワー&トイレ付きの部屋は離れのようになった建物にあり、備品としてエアコン、テレビ、大きめの鏡もあり。シャワーとトイレのあるバスルームにはシャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ、タオルなどを完備。ただシャワーは洗面台からホースの伸びたタイプでバスルーム自体もかなり狭めのスペースになっています。また共同のバスルームを使う客室は共用スペースを挟んで向かい合うように配置されていて、2部屋を共用スペースも含めて同じグループで使うことも可能。各部屋にはエアコン、テレビがありませんが、部屋のすぐ前の共用スペースにあります。また共同のバス&トイレは共用スペースのすぐ横にあり、一度外に出なくても行き来することができます。
客室タイプ/広さ/客室の位置/バスルームの有無1号室/約3坪/離れのような建物/有り
2号室/約3坪/離れのような建物/有り
3号室/約3坪/共有スペースのある建物/無し
4号室/約3坪/共有スペースのある建物/無し