釜山市立美術館

こんにちは！プサンナビです。今日は１９９４年に着工し、４年の期間を経て１９９８年３月に開館した美術館「釜山市立美術館」をご紹介しましょう。こちらは独創性とユニークなテーマにした企画展示室や、寄贈により収集した所蔵品を寄贈者への感謝の意を表すため設けられた寄贈展示室のほか、本を自由に閲覧できる図書資料室や、子どもがさまざまな現代美術を体験できるキッズ美術館もある美術館！自分の家にいるような雰囲気で作品を鑑賞できるようにすることを目的にした美術館なんです。それではさっそく行ってみよう！

市立美術館駅からすぐ！

駅名でもある地下鉄シリッミスルグァン（市立美術館）駅を下車するとすぐの市立美術館！センタムシティにあるBEXCOの目の前にあります。駅の階段を上るとすぐにベンチがあり、美術館に行く道のりからゆとりが感じられます。築１０年以上の建物ながら、外観・内装ともにそれほど古さを感じさせず、きれいに保たれています。ちなみに（２０１５年２月）現在、野外彫刻公園は改装中で、この工事のため裏口から入ります。広々とした駐車場入口があり、建物の入口はスロープ付きでバリアフリー。

＜フロア案内＞
３階　企画展示室、テラス庭園
２階　企画展示室、寄贈展示室、図書資料室
１階　ロビー、カフェテリア、アートショップ
地下１階　講堂、キッズ美術館（２０１５年４月オープン予定）

広々とした空間の1階ロビー！

とても広々としたロビー。定期的に入れ替わるオブジェがあります。受付カウンターがあり、スタッフも常駐し、日本語の案内パンフレットも置いてあります。端にはベンチがいくつかあるので待ち合わせにGOOD！また、飲み物の自動販売機があるので鑑賞中に疲れたら座って飲みながら休憩することもできます。ただ、飲み歩きや食べ歩きはマナー違反なのでご注意を！カフェテリアやアートショップ、授乳室、コインロッカーがあり、ベビーカー・車椅子の貸し出しも出来ます。

効率よく鑑賞できる、シンプルで分かりやすい造り！

美術館といえば「あれ？ここ見たかな？」と構造が複雑になっているところが多いけれど、こちらの美術館の特徴はく見やすいこと！２階と３階が展示室ですが、どちらもフロア中央の吹き抜け部分を中心に１周しながら展示室を見てまわると、全ての作品をもれなく鑑賞することができます。また３階にはテラス庭園があり、オブジェもあるのでこちらもお見逃しなく！テラスによっては自由に出入りできるところもあるので、外の空気を吸いながら少し休憩・・というのも良し。また昼間は外からの光がたくさん入るため廊下の電気も消され、落ち着いた雰囲気が作られています。

右の写真を見ると・・

ブランコみたいにゆれている！

暗幕を使った演出も。

ガイドさんの説明。

鑑賞後に感想を書くコーナー		作品製作の過程をビデオで。		テラスで休憩。

いろんな施設を利用して便利に！

作品を見ながら館内を歩きまわると結構疲れますよね？そんなときにはバッグや荷物を全てコインロッカーに預けましょう。手ぶらになると作品を集中して鑑賞できるし、楽！コインロッカーは１００ウォンを入れ、出すときには返ってきます。また子連れの方はベビーカーの貸出サービス、授乳室の利用が可能。トイレも車椅子専用の広い個室があるので安心です。またコインロッカールームではちょっと操作が難しいけれど携帯の充電も可能。緊急時には是非利用してみてくださいね！

講堂。無料で映画が上映されます。

図書資料室。

カフェテリア＆アートショップ

鑑賞後にカフェテリアでお茶はいかが？高い天井と中央の木で広々とした雰囲気。心に残った作品を思い出しながらゆっくりとおいしいお茶がいただけます。スイーツはマフィンやケーキ、クッキーなど。市販のアイスクリームやスナック菓子も販売。またスイーツだけでなく、うどんや焼き飯、パニーニなどの食事メニューもあります。店内ではアロマ製品や化粧品の販売も！また、お隣りのアートショップでは名画の傘やネクタイ、小物やステーショナリーなどがリーズナブルなお値段で買うことができます。こちらも思い出の品やお土産としてオススメ！

どうしてもタイトスケジュールになりがちな旅行だけど、あえてゆったりとした時間を美術鑑賞に充ててみるのはいかがですか？またセンタムシティの中心地からも徒歩圏内なので、ショッピングやランチの後にもオススメ。不思議で魅力的なアートの世界できっとステキな作品に出会えるはず！以上、「釜山市立美術館」からプサンナビがお送りしました。