映画とB級グルメで賑わう広場!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。映画の街、「釜山」として知られてきている釜山ですが、その街としての出発地点といえば、PIFF広場、ということはご存知ですか?10年ほど前までは、シネコンなどもなく、釜山で映画を見る!といえば、PIFF広場にある映画館で・・・というのが一般的だったんだとか。それから、皆さんもご存知の釜山国際映画祭が始まった頃は、この場所がメイン会場となり、毎回訪れる大物ゲストのハンドプリンティングが道に埋め込まれていたりと、釜山が映画の街ということを象徴する、出発の通り、広場になっているのが、こちらPIFF広場なんです。釜山に訪れたことがある方なら、一度は訪れているPIFF広場ですが、2007年 10月にリニューアル工事が終わり、以前よりもグッときれいに、そして映画色も濃くなり、新しくお目見えしました!ということで、早速、ご紹介しましょう~。
PIFF広場の名前は?
PIFF広場!と普通に呼ばれている名前ですが、このPIFFってなに?と思われた方もいるのではないでしょうか?映画ファンの方なら、すぐにお分かりかとおもいますが、このPIFFというのは、釜山国際映画祭(Pusan International Film Festival)の頭文字をとった名前なんです。映画祭自体も、省略されて、PIFFと呼ばれているところから、PIFF広場、釜山映画祭の広場、と名前がつけられたそうなんですよ!まさに、映画のためにできた広場が、こちらなんです~!
リニューアルされても昔ながらのPIFF広場の顔がそのまま
2007年の釜山国際映画祭に向けて、工事が進められていたPIFF広場。ぎりぎりセーフで映画祭の数日前に完成し、お目見えしました~。新しく何ができた!というわけではないんですが、全体的にPIFF広場が明るくなり、映画色を感じられる広場によりなったり、ベンチなどが設置されたりと、より観光がしやすくなったように感じられましたヨ。では、PIFF広場の魅力を項目別にズラリとご紹介します~^^
1. PIFF広場といえば、大物映画関係者のハンドプリンティング!!PIFF 広場といえば、やはり釜山国際映画祭を訪れた大物映画関係者のゲストが残していったハンドプリンティングが飾られていることでしょう!!20人を超える、世界各国で活躍する映画監督のハンドプリンティングが通りに埋められ、誰でも気軽に写真を取ったり、手をかざして見たりすることができるようになっています。日本勢では、映画監督の北野武氏と今村昌平氏のものがありますよ!これからも、映画祭の度に毎年増えて行くこのハンドプリント、いつの日か釜山もハリウッドのように世界的に知られた映画の街になって行くのかもしれませんね~^^
2. 釜山で最も古い映画館がある!!
ハンドプリンティングがあるから、映画の広場といわれているわけではないんです。PIFF広場になった理由は、釜山で最も古いといわれている映画館、釜山劇場と大淵シネマの2つの映画館があるからなんです。釜山劇場は今から70年も前に開館した映画館として、昔から映画ファンに好まれている歴史ある映画館なんですよ。PIFF広場を囲むようにあるこちらの2つの映画館は、釜山国際映画祭でも、上映館として指定され、映画祭とも関係のある映画館の一つ。また、冒頭にも少し触れましたが、今や当たり前になっているシネコンですが、10年前くらいまでは映画館といえば、このPIFF広場にある映画館しかなかったという釜山。当時は、釜山の映画ファンが集まっていた場所としても有名だったんだそうですよ~!
3. B級グルメ天国
映画の広場だけでなく、PIFF広場の魅力の一つとして欠かせないものといえば、B級グルメ天国ともいえる屋台のオンパレード!!ショッピングの合間に、観光の合間にここを訪れると、お腹が自然とぐーぐーと鳴ってしまうほど、良い香りが漂っていますよ!まず、一番オススメしたいのが、ホットッ。韓国内でもかなりPIFF広場のホットッは有名で、美味しいと評判なので、一度お試しあれ!そして、ワッフル、お芋スティック、焼栗、屋台の王道トッポキや天ぷら、オデン、餃子、キンパッなどどこを見ても食・食・食といった感じなんです。このエリアには、マクドナルドやロッテリアなどのファーストフードもたくさんあるんですが、やはり韓国流おやつのB級グルメは不動の人気なんですよ~!
おまけ:映画のお供といえば、イカ!
こちらもB級グルメの一つなんですが、映画と深~い関係のあるものなんです。日本では、映画を見ながら食べるものってポップコーンが一般的ですが、こちら韓国ではポップコーンよりも乾物のイカが人気なんです!PIFF広場には、イカを売っている屋台が多くないですか?なんで、イカなの??と思っていた方!これでやっと意味がわかったのではないでしょうか?噛んでも音が出ないイカは、映画との相性も抜群なんでしょうね~^^次回、韓国で映画を見る機会があれば、イカを食べている人がいないか、周りを観察してみてください~。
いかがでしたか?観光としてただ歩いていたPIFF広場ですが、こうやって魅力を見ていくと、また違った角度からPIFF広場を楽しめるのではないでしょうか?屋台でイカを買って、韓国の映画を楽しんでいってみてくださいね!以上、プサンナビがお送りしました。