渋滞解消に大きな期待。デートコースにももってこい！！
アンニョンハセヨ、プサンナビです。2002年9月の地下鉄2号線の開通に続き、新たに釜山の交通に救世主が登場しました。1994年の工事開始からなんと8年の歳月を費やしてついに「広安里大橋（クァンアンデキョ）」が完成したんです！！旅行者にはピンとこないかも知れませんが、釜山市民の皆さんにとっては交通渋滞緩和に大きな役割を果たしてくれるはずと期待を寄せられている橋なんですよ。この先、この橋を通る市内バスも登場する可能性も十分あるそうです。そうすれば、旅行中の市内移動の際にこの橋を渡ることもあるはずです。それに、この橋、ただの交通手段としてだけではなく、目を楽しませるにももってこいのようです。
広安里大橋はどこからどこまで？
釜山一のビーチ海雲台（ヘウンデ）から広安里（クァンリ）ビーチ付近、そして、釜山駅、南浦洞などの中心地に行くためには「水営（スヨン）ロータリー」という所を通過しなければならないのですが、このロータリーが魔のロータリーで、とにかくひどい渋滞の名所。でも、橋ができたことで、そのロータリーを通らずとも海雲台～南川洞（広安里ビーチ付近）、南川洞を抜けて、西面、南浦洞にも行けるようになったんです。魔のロータリーから開放してくれる頼もしいこの大橋は、広安里ビーチの前に掛かる部分が国内最長を誇る９００mの懸垂橋になっているのが特徴です。
夜景にうっとり
釜山の２大ビーチといわれる海雲台、広安里ビーチに両脇を挟まれる形で突っ走る橋だけあって、橋からの眺めは最高です。この橋を渡りさえすれば２つのビーチを一度に楽しめてしまいます。特に夜になるとなんとも素敵な眺めを提供してくれますよ。ナビ予想ではありますが、ここは間違いなく、釜山のデートスポットになり、景色に酔いしれるカップルが続出するでしょう。
ライトアップされる大橋
橋の上からの眺めももちろんですが、ビーチから橋を眺めるのもなかです。広安里ビーチは、もともと夜景が有名でしたが、大橋の誕生によって、その夜景の美しさがさらにUPしてしまいました。というのも、夜になるとこの大橋がライトアップされるからなんです。波のようなアーチを描き、灯りのともされた大橋、そんな大橋をビーチからもじっくり、ゆっくり楽しんでみてくださいね。
完成までの８年の間には不況の影響でなかなか工事がうまく行かないこともあったり、景観保護のため反対の声もあったりと、決して楽な道ではなかったんだとか。それだけに、完成を待ちに待っていた釜山市民の自信、愛情がたっぷりつまっているようです。この「広安里大橋」が、釜山タワーに続いて、釜山のシンボル的存在になる日もそう遠くないかもしれません。以上、プサンナビがお伝えしました。
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