冬のソナタの最終回に出てきた外島へ日帰りで!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。日本で爆発的人気を誇っている韓流ブームの火付け役となった「冬のソナタ(キョウルヨンガ)」。主役のペ・ヨンジュンがヨン様と言われ親しまれたり、関連のCDやDVDが飛ぶように売れたりと、その人気は留まらず、日本を越え、冬のソナタの撮影地「春川(チュンチョン)」まで来るファンが後を絶たないほどだとか。その春川だけが注目を集めていますが、実は、釜山から日帰りで行ける撮影地があるんです。ご存知でしたかぁ?以前、釜山でこんにちはシリーズ10弾で、ナビ母と共に行った外島(ウェド)が、その場所。最終回で出てくる「不可能な家」がある所と言えば、冬ソナファンの皆さんもピンと来るのではないでしょうかぁ?ということで、釜山から日帰りで行ける冬ソナ撮影地「外島」までのコースをご紹介したいと思います!!
まずは巨済島まで!
釜山から外島へ向かうには、巨済島(コジェド)という韓国第2の島へ行く必要があります。巨済島までは陸路で、釜山西部市外バスターミナルから長承浦市外バスターミナルへ向かいます。バスは約30分に1本程度で出ています。長承浦までの所要時間は約1時間30分。バスターミナルに到着したら外島までいくフェリーターミナルまでタクシーで約5分。徒歩は約15分ほど。(西部バスターミナルから長承浦行きのバスが2通り出ていて巨済大橋を使わないルートの場合には所要時間が3時間30分ほどかかります。)
※以前は沿岸旅客船ターミナルから巨済島の長承浦へ向かう船がありましたが、廃止されました。
長承浦到着
釜山から1時間30分で、長承浦に到着。バスを降りたら、すぐに外島へ向かう遊覧船乗り場へ行かずに、フェリーターミナル内にある巨済島観光案内所へ行きましょう。ちょうど、フェリーターミナルの右端にあります。ここで、観光案内書などをもらい、ついでに外島へ行く遊覧船のチケットと国立公園の入場券(外島は、国立公園に指定されている場所の中にあるため入場券が必要)を買っておきましょう。遊覧船乗り場でも、切符は買えますが、混んでいたりするので、旅行者に親切な観光案内所で済ませておくと便利です。
切符を購入したら、遊覧船乗り場に向かいます。フェリーターミナルから歩いて、5分程度の場所に遊覧船乗り場があり、人が集まっているので、わかりやすいと思います。遊覧船の時間は、特に決まっていなく、お客さんが集まり次第出発するということです。お客さんが多いときは、一日最大40回遊覧船ツアーがあり、間隔は30分程度で、また、お客さんが少ない時期は、1時間30分の間隔で運行しているということ。
遊覧船ツアー
長承浦からの遊覧船ツアーは、出発してから到着するまで3時間のコースになっています。外島だけに行くのではなく、海の中から岩山が突き出ている海金剛(ヘグムガン)を遊覧船の中から見学したりしながら、目的地の外島へ行きます。大体100人乗りぐらいの中型遊覧船なので、船で酔う方は、酔い止め薬の準備もしておきましょう。
<遊覧船コース>長承浦 → 海金剛 → 外島(1時間30分) → 長承浦
いよいよ外島上陸
海金剛を見学してから、15分くらいすると、外島へ到着します。遊覧船で配られるバッチを忘れずに付け(他の港からくるツアー客との区別のためと帰りの遊覧船確認のため)、何時まで帰ってくるようにという時間をしっかり頭にいれ、いざ外島へ上陸です。尚、外島は、個人所有の島なので、1時間30分の滞在と決められています。
島の入口で、入場料を払えば、そこはもう、韓国のパラダイスアイランド!島内は、一周できるコースがあり、そこに沿って歩いて行けば、迷わないようになっています。島の持ち主が、世界中から集めた熱帯植物がきれいに植えてあったり、鮮やかな花々が咲いていたり、青々とした海と空のコントラストがとても美しく、地中海辺りの街並みかと錯覚してしまうほど。冬のソナタの撮影場所ということから外れても、十分楽しめる観光地だと思います。
冬のソナタファンの皆さんへ、冬ソナショットをご紹介~
1時間30分は短いかな~と感じますが、案外、島内を回って遊覧船に戻ってくるとちょうど良く時間が経過しているという感じなので、あせらずゆっくり回っても大丈夫です。乗ってきた遊覧船とバッチを確認し、遊覧船に乗り込み、長承浦までは15分程度。
釜山までは同じコースで!
長承浦に到着したら、釜山までのバスのチケットを購入し、釜山へ帰ります。
※釜山に向かうフェリーは廃止されました。
とこんな感じに日帰りで冬のソナタの撮影地「外島」へ行ってくるコースを紹介しましたが、いかがでしたか?冬ソナの撮影地としてだけじゃなく、一つの観光地としてもナビ的にオススメな場所なので、冬ソナファンの皆さんはもちろん、釜山からちょっと足を伸ばして近場に~なんて考えている方は是非とも訪れてください!以上、プサンナビがお伝えしました。