遊覧船に乗って、太宗台の絶壁を眺めよう!
アニョンハセヨ、プサンナビです。釜山の絶景ポイントを挙げる上で欠かせないのが海。その中でも海と絶壁のコントラストが素晴らしい「太宗台(デジョンデ)」は、玄界灘を見渡す絶好のビューポイントとして観光客にとても人気があります。でも、知っていました?太宗台が観光地として名を上げた理由を。実は、景色の美しさもさることながら、海から見る絶壁こそが見ものなんです。そう、太宗台展望台から見る景色よりもさらに海から展望台を見上げる景色が最高なんです。その景色を楽しむためには、どうしたらいい?ということで、太宗台の入り口付近から出ている遊覧船についてお届けします。
太宗台遊覧船とは?
太宗台の周りを一周する遊覧船。所要時間は約35分で、展望台や自殺岩と言われる絶壁、五六島、晴れた日には対馬まで見渡せるツアーなんです。遊覧船は99人乗りの長さは23Mの中型遊覧船で、5人乗船客が集まれば運行するといったスタイルをとっていて、大体の目安として平日は、約1時間に1回の運行、週末は30分に一回の運行スケジュールだということでした。
■遊覧船料金
大人 6,000ウォン
子供 4,000ウォン
太宗台遊覧船乗り場までの道のり
1.太宗台のチケットを購入し、公園内へ入っていくと緩い坂道があるので、道なりに上がって行きましょう。
2.上がっていくと、二手に分かれるところが出てくるので、向かって右側の方へ進みます。すると、大きな垂れ幕が掛かっている階段が見えてくるので、その階段を下りていきます。
4. 海が見えてくるので、二手に分かれる階段のところを右に進むと、遊覧船のチケット売り場がみえてきます。(太宗台の入り口から徒歩15分)
5人以上の乗客が来るまで!
この遊覧船ツアーの切ないところは、お客さんが5人以上集まらないと出発しないと言う点。切符を買って、その隣にあるベンチに座り海を眺め、時間を潰しましょう。チケット売り場の脇には、ジュースなどの売店もあるので、小腹やのどが渇いた方はこちらで。
5人以上が集まったら、おじさんが大きい声で知らせてくれるので、その声が聞えたら、船へ乗り込みましょう。乗り込む前に、自分の名前と電話番号を書く欄があるので、記入します。(何らかの事故があった時のために記入は義務だそうです。)
船は中型ながら、広々としていて、好きな場所に座れるようになっていて、風を受けながら景色を眺めたい人には2階席を、風を避けて座りたい人には室内席もあります。船内には一応トイレがありますが、遊覧船へ乗り込む前に済ませておきましょう。
いよいよ出発~
ゆっくりとしたスピードで遊覧船は出発。出発と同時に太宗台の岸壁が見渡せ、自然の雄大さを堪能できます。海の中からヒョッと突き出てきたような岩々が壮大で、素晴らしい景色でした。
太宗台の展望台が見えてきました。こうやって下から見てみると展望台があわや落ちてきてしまいそう・・・。
次に、新しくリニューアルされた灯台。太宗台の絶壁を利用した散歩コースもこうやってみるとちょっと危ないですねぇ~。
灯台の下にある刺身の屋台や釣り人なんかも見えます。
こちらは、影島(ヨンド)の街並みです。こんな光景も素敵ですよね!
ナビが取材した日は残念ながら快晴ではなかったため、遊覧船から五六島の眺めは良くありませんでしたが、快晴の日はとてもきれいに見えるんだそうですよ。
こんな感じに自然の偉大さを感じることができる遊覧船ツアーを取材してきました。今までは、太宗台の陸地側からの眺めしか知りませんでしたが、海からみる太宗台もまた魅力的なのではないかな思います。また、ちょっと遊覧船が揺れるため、酔う方は酔い止めを飲んでから乗船することをオススメします。太宗台を訪れた際には、ちょっと時間を作ってこんな遊覧船ツアーなんていかがですか? 以上、プサンナビがおつたえしました。