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檀君は韓民族の始祖として奉られている古朝鮮(檀君朝鮮)最初の王。韓国人からは「檀君ハラボジ(おじいさん)」という愛称で呼ばれて愛され、親しまれています。天帝である桓因(ファンイン)の孫である桓雄(ファンウン)の息子。桓雄が空から人間の世界に降り、熊が人に変身した熊女と結婚、二人の間にできた息子が檀君とする神話があります。紀元前2333年、阿斯達(アサダル)に首都を置き、古朝鮮を開国、韓民族の始祖になりました。1500年ものあいだ国を統治した後、山の神になったという話もあります。こちらの聖殿は1968年、顕正会という団体により社稷公園の裏に建立。1973年、ソウル市から保護文化財に指定されました。聖殿では弘益人間(広く人間世界に利益を与えること)思想の実践と民族精神の統一を目的に各種のイベントが開催されています。なかでも檀君がこの世から去った「御天」を記念して執り行われる御天節の祭祀(毎年3月15日)と、初めて国を開いた日を記念して執り行われる開天節の祭祀(毎年10月3日)はオススメのイベント。聖殿内には1978年、政府から標準に選定された檀君影像と檀君塑像があります。韓民族の始祖である檀君、そして檀君を奉る聖殿は韓民族が心をひとつにして協力し合う中心的な役割を果たしているとも考えられます。
基本情報
住所 | ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 社稷洞(サジットン)1-28 |
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住所(韓国語) | 서울시 종로구 사직동 1-28 |
電話番号 | 02-736-6375※管理・社団法人 顕正会(ヒョンジョンフェ) |
ホームページ | blog.naver.com/lgb301 (韓国語/顕正会ホームページ) |
その他の情報 | *住所、ホームページを更新しました。基本情報を確認しました。<2012.11.14>
*表示形式を変更しました。<2014.8.7> |
行き方 | 地下鉄3号線景福宮(キョンボックン・Gyeongbokgung・327)駅から200mほど直進すると、社稷(サジッ)公園が見え、公園正門から直進します。社稷壇の壇場に沿って左側に回り、栗谷李珥先生の銅像のところまで行きます。銅像の左の方にある階段に沿って30メートルほど上がって行くと檀君聖殿の入口が見えてきます。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2001-10-16
スポット更新日:2012-11-14