光州ならではの「光」を放つ競技場
こんにちは!ソウルナビです。今日皆様をご案内するワールドカップ競技場は、「光州ワールドカップ競技場」!!
お~い、入口はどこどこ??タクシーに乗って競技場にやってきたのはいいけど、入口を探すのにちょっと苦労しました。入口はここ!とすぐ分かるような門がない!ナビが行った時は正門がまだ整備されていなくて、補助出入口を利用。大会の時には正門も利用できるとのことでしたが、競技場の周りがフェンスで囲まれているので、ちょっと分かりにくいかもしれません。ちなみに観客の出入口は正門と2つの補助門、合計3つあります。
では、気を取り直して競技場に突入!
ナビが競技場に入ると、たくさんのボランティアの方たちが競技場についての説明を真剣に聞いていました。ワールドカップもこの方たちの底力があってこそ成り立ちませんでした。ナビは競技場の下から上からとにかくいろんな角度から競技場を見ようとぜーぜーはーはー必死。スタンドの階段はとても急なのでお子様連れの方は特に注意して下さいね。上へ上へ階段を上っていくとかなりの高さがあります。あまりの高さにクラクラしながらコートを見下ろすと、広~い!こんな広いコートを選手たちが駆け巡るわけですよね、右に左に。すごいのひとこと。
女性的な曲線を描く「無等山」をイメージした屋根
光州ワールドカップ競技場の60%を覆うこの屋根。このゆるやかな曲線を描く2つの屋根は、女性のなだらかな肩のラインを想像させるといわれる光州郊外の山、無等山(ムドゥンサン)をイメージして造られたということ。見る角度によってもずい分違い、屋根を正面から見ると、なだらかなラインが山だとイメージできます。ナビが競技場に行った時間が昼3時頃、光州競技場の試合日程、4日と22日のキックオフの時間とちょうど重なる頃で、この時間帯は屋根がグランドを覆い、選手達もまぶし~ってことがなさそう!この影をみると競技場の構造が少し分かりますよね。
柱と対照構造のスタンドは光州の伝統民俗遊び"コッサウム"をイメージ!
スタンドをを支えるY字型の大きな柱、これは光州の伝統民俗遊び、"コッサウム(木に縄を巻いたもの(コ)を担いだ2つのグループがぶつかり合い、相手を倒した方が勝つ)"に使われる縄の先の部分を表現しているということ。ほんとだ~!ちょうどY字に別れた部分が、ねじねじ藁を編んで作った縄の最後の部分に見える見える!そして、競技場の東西の両側の屋根が向かい合っている姿は、コッサウム開始前のお互い見合っている姿を表現したんだとか。
"光"を放つ競技場!
競技場の周りの通路の放射状のパターンデザインは円形の競技場から放たれる強い光のラインをイメージ、そして、放射状に並べられたスタンドも、グラウンドからの放たれる光のラインのように見えます。"光"にこだわる光州ならではの競技場ですよね。さらに、光産業、最先端技術開発に力を入れている光州、プレスセンター、選手控え室、通信、医療施設などは最先端の施設が整っています。さらに、自然にも配慮、周辺の自然環境との調和を考えた環境にやさしい設計となっているということです。 以上、光州からソウルナビでした。
<< 光州ワールドカップ競技場の競技日程 >>
2002年 6月2日(日) スペイン vsスロベニア(B組予選) 20:30
2002年 6月4日(火) 中国 vs コスタリカ(C組予選) 15:30
2002年 6月22日(土) 決勝トーナメント:準々決勝 15:30