世界の文化を身近に感じられる博物館!子供のための学習施設だけど、大人も気楽に楽しめます!
こんにちは!ソウルナビです。南山(ナムサン)と言えば海外からの旅行客はもちろんのこと、韓国の人たちもたくさんやってくる観光地。中でも有名なのはNソウルタワーですが、今日はそのNソウルタワーや南山のふもとにある博物館にやってきました!博物館と言っても展示スペースの広い大規模な施設ではなく、建物の2フロアを利用したちょっと小さめなもの。でも世界各地の展示物がたくさん並んでいて、子供たちの学習の場としてピッタリなスペースになっています。一緒に見学する大人も楽しめるそんな博物館、さっそく行ってみましょう!
教育研究院の中に位置!
この「地球村民俗教育博物館」は南山公園内にある、「ソウル市教育研究院」という建物の中にあります。こちらのビル、見た目が特徴的なのでみつけやすいですよね。博物館は2階と3階に分かれているので、まずは階段を上って2階へ。うれしいことにこちらは入場料が無料!(※2008年9月現在。)その代わり、入館する際は名前などを記入する必要があるので、その手続きだけはこちらで済ませましょう。(3階から入館する場合は3階でも手続き可。)
建物の入口すぐそばからはこんな景色が見えます!
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2階の受付。こちらで簡単な手続きをしましょう~
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「地球村」という名がついているように、こちらでは世界各国の展示が見られます。最も展示品の数が多く、中心的存在になっているのはアジアの文化財で、その後はヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、オセアニア…と続きます。これら世界の展示品をテーマ別に2つのフロアに分けてあるので、見やすく見学しやすいのも魅力。それでは各フロアの様子を簡単にご紹介!
■2階 <宗教と文化部門>
世界の宗教や文化をテーマにした展示がされているのがこのフロア。たとえば「人物像」を集めたコーナーでは、どれも「人物」を扱った像なのに「こうも違ったものができるか?」と思ってしまうほど、いろいろなタイプの像が並びます。その他にも宗教的な面から信仰の対象になるもの(銅像など)の紹介があったり、世界各国の武器を並べたスペースも。
■3階 <衣・食・住>
人類の生活に基づいた、衣・食・住分野の様々な展示を見ることができるのがこちら。かばんや帽子といった身につけるものから、食生活に必要な調理器具、またタンスなどの家具など様々な実生活に関するものが並べられているので、より展示品を身近に感じることが出来るし、小さな子供たちにとってもより見学の楽しさを感じられるフロア。
もともと子供たちの学習のために作られた施設であるこの「地球村民俗教育博物館」。一般の博物館に比べてスペース的にはそう広くないため、本格的に展示を観に来ようとする方にはちょっと物足りないと言えるかも。でもその一方で気楽に展示を楽しむことが出来るし、広すぎないから子供たちも飽きることがありません。この博物館のためだけに南山を訪れるというより、Nソウルタワーを見学しがてらふらりと立ち寄ってみるとまた違った観光の楽しさを味わえてよいのではないでしょうか?^^以上、ソウルナビでした。