龍仁大長今パーク (旧・龍仁MBCドラミア)
ヨンインテジャンクムパク(ヨンニンドラミア)용인 대장금 파크 (용인mbc드라미아)
なかゆの「竜仁MBCドラミアツアー」体験レポート!
歴史ドラマの撮影所を見学できちゃう内容もりだくさんの1日ツアー☆
はじめまして。ソウル在住3年目のなかゆといいます。まだまだ知られていないソウルの魅力をこれからたっぷりお伝えしていきたいと思ってますので、よろしくおねがいします!
さっそく今回、ドラマの撮影現場のツアーという新しくできたばかりのツアーに参加してきました。このツアーはMBCの歴史ドラマの撮影のために作られた「ドラミア」という野外セットを見て回るというもので、個人ではもちろん、この(株)123さんのツアーでしか行くことのできないとってもレアなツアーなんです。なんといっても撮影セットなので運がよければ撮影中の現場にでくわすことも。私が行ったときは残念ながら撮影はしてませんでしたが、何日か前には今度始まる「ドンイ」というドラマの撮影が行われていたそうですよ。実は家では歴史ドラマはほとんど見てませんってゆう私ですら名前だけは知ってる超人気ドラマの数々が撮影された「ドラミア」ツアー、早速レポートします!
まずはツアーのコースをご紹介しますこのツアーはドラミアの見学だけでなく、午後には漢方で有名な京東市場や、昔ながらの街並みが残る北村の韓屋村の見学など、韓国の歴史や伝統が盛りだくさんの内容になっています。
8時 ロッテホテル集合、車で出発
9時40分 ドラミア到着
11時50分 ドラミア出発
13時20分 昼食(ビビンバ)
14時45分 京東市場の自由散策
15時50分 北村韓屋村の見学
16時30分 青瓦台の見学
16時40分 仁寺洞で解散
※交通事情その他によりコースが変更になることもあります。
集合場所は明洞のロッテホテル集合は明洞のロッテホテルの2階にあるツアーラウンジ。ソウルの中心、明洞にあって地下鉄乙支路入口駅からも徒歩5分くらいのところにあるからすごく分りやすい場所です。他にもツアーの集合場所になっているらしく、朝から人がたくさん!
このツアーで案内をしてくれるガイドのソンさんはすごく気さくでおもしろい人でした。10年以上観光業に携わってきたというから超ベテランさんです。ツアーの間も参加者の年齢や体力に合わせてペースを考えてくれるとのことで、安心してお任せできそうです。ソンさんに連れられてワゴン車に乗るといよいよソウルを抜け出してドラミアがある京義道龍仁へ出発!
バスの中ではソンさんがこれまでにドラミアで撮影が行われたドラマの内容とかをわかりやすく説明してくれます。韓国の歴史にもちょっぴりくわしくなれるかも。ちなみにこれまでに撮影されたドラマは「イサン」「朱蒙」「善徳女王」、そしてあのヨン様主演で日本でもNHKで放送された「太王四神記」も!説明を聞いてますますテンションが上がります。
約1時間くらいでドラミアに到着です。周りは山ばっかりで、セットの建物と雰囲気がぴったりあってて、まるで郊外の観光地にきたみたいな気分に。でもあちこちにMBCのバスや機材があってここが撮影現場だってことを思い出させてくれます。
◇◆◇龍仁MBCドラミア◇◆◇
ドラミアの見学スタートですまずは室内の撮影セットから。私が行ったときはちょうど撮影が終わったところだったらしく、セットの小物とか廃材とかがごちゃごちゃになってる状態でした。ドラマでみるとすごく立派な雰囲気なのに、実際の現場はほこりっぽい作業場って感じのところでした。うーん、意外。ここであんな優雅なシーンを撮ってるなんて、俳優やスタッフのプロの技ですね。
こちらは唯一歴史ドラマでない普通のドラマの撮影をしている場所。なんと最近まで私のお気に入りドラマだった「今でも結婚したい女」の撮影が行われていたとか!そういえば見たことあるような部屋が…。家で見てるドラマのセットが目の前にあるって、これは意外とうれしい。主役の二人のツーショット写真や広報用のポスターなども見せてもらいました。
続いて屋外へ。いよいよ屋外セットの見学です。立派な作りで、一瞬ここがドラマのセットだってことを忘れてしまいそうになります。歴史ドラマのセットなので、フィクションで作られている部分もありますが、史実に基づいて作られているものも。ソンさんがしっかり説明してくれるので勉強になります。またここでは小道具などにも触ることができるので、ドラマの主人公になりきっていろいろ遊んでみたりもできますよ。
こちらは今撮影中のドラマ「ドンイ」のために作られたセットです。音楽を題材にしたドラマということでいろいろな伝統楽器がおかれていました。ここで実際に撮影場所を見学してからドラマを見るともっとドラマに愛着がわきそうです。
なんだか見たことがある建物が!と思ったらここは景福宮を再現した場所なんです。ほんとに本物そっくり!!ところでこのレッドカーペットはなんだろうと思っていたら、なんと次の日にここでドラマ「ドンイ」の制作発表が行われるんだとか。明日来てたらもしかしたら芸能人に会えたかもーって思うとちょっぴり残念。
最後にここは庶民の人たちが住んでいた町並みを再現したところ。ドラマでみたことがあるって方も多いのでは?布を売ってるお店とか漢方を売っているお店とか、いろんなお店屋さんがありました。知らない町に迷い込んだ気分であっちこっちうろうろしながらおさんぽ。歴史好きの人なら絶対ここは気に入るんじゃないかなって思います。
ナ~ナ~ナ~ナ~♪♪♪
町並みを一望できる場所にあの有名な椅子が!!ここは「善徳女王」のミシルが町を見下ろしていたあの場所です。ソンさんいわく、このツアーに参加する人は必ず座っていくのだとか。もちろん私も気分はすっかりミシルのつもりになって座ってきました。 いい眺めです。
ここでドラミアの見学はおしまい。2時間という時間があっという間に感じられるほど興味をそそられるものがたくさんで、また来たい!って思ったほど。実際新しいドラマの撮影が始まるたびにその時代背景に合わせてセットが新しくなるので、何度行っても新しい発見がありそうです。でもとにかく今は2時間歩き回ってへとへとになってしまい、帰りの車は午後に備えてのお昼寝タイムになりました。
おひるごはんは熱々の石焼ビビンバソウルに戻ってようやくおひるごはんの時間です。歩いて疲れてたせいかぺろっと完食。どこで食べてもあんまり当たりはずれのないビビンバですが、ここで食べたビビンバはやたらとおいしく感じました。熱々のビビンバを食べて冷えたからだもあったまったし、お昼寝もしたし、元気いっぱいに後の観光に出発です。
◇◆◇ソウル市内観光◇◆◇
ソウルの台所、京東市場
ガイドのソンさんとはいったんここでお別れして京東市場を自由に見て回ります。漢方市場として有名な京東市場。ソウルの中心からはちょっと離れたところにあるっていうのもあり、いつかいってみたいと思いつついままで行ったことがなかったので、今回がはじめて。市場はうわさに聞いていた通りのすごい活気!いろんな漢方がずらーっと並んでいて見てるだけでもたのしいし、興味があればいろいろ買い物してみるのもよさそうです。それから漢方の通りの向かいの通りは生鮮食品の市場が並んでいて、買い物をしたり屋台で一杯やってる地元の人たちであふれていました。これぞソウル!って感じの雰囲気です。普段あんまり料理をしない私でさえ、いろんな食材がところ狭しと並んだのをみてるとなんだかわくわくしてきちゃいました。ゆでたトウモロコシなんかも売っていて食欲をそそります。
老舗のキョンヒ韓医院一通り市場を見学したらソンさんと待ち合わせ場所の「キョンヒ韓医院」へ。ここでは関心があれば無料で診察もしてもらえます。血圧を測定して院長先生の診察を受けると、自分がどんな体質なのかを教えてもらえるのですが、私は「少陰人」という体質で4つの中で一番弱い体質なんだとか。最近体力がめっきり落ちてきたのは年のせいかと思ってたけど、なんだ体質のせいだったのかと納得。お店の中を見ていると漢方を使った体によさそうな商品がズラリ。
昔ながらの街並みが保存されている「北村韓屋村」再び車で移動して、今度は北村韓屋村にやってきました。ここは昔ながらの韓屋が立ち並ぶ町として有名なところ。今ソウルではほとんどの人がアパートに住んでいるので、ここみたいに伝統家屋が保存されている町並みは珍しいんです。実際に人が住んでいるので家の中を見学することはできませんが、通りを歩いているだけでほっと落ち着けるような素敵なところです。私たちが歩いているときも日本人と思われる女の子や、韓国人のカップルが北村の散策をたのしんでいるのを見かけました。
最後は大統領のいる青瓦台最後のコースは大統領のいる青瓦台の見学。ここは時間の都合もあり、車窓からの見学となります。ここもなかなか自分では見に来ないかなと思うので、こういった機会に一目見ておくのもいいですよね。
これでこのツアーはすべて終了。最後は韓国っぽい雑貨とか伝統喫茶などで有名な仁寺洞で解散です。
いかがでしたか?歴史ドラマ見たことないし楽しめるかな?って最初はちょっと心配してたんですが、まったく問題なく楽しめました! 買い物とグルメとアカスリもいいけど、せっかく旅行にきたんだからちょっと観光もしてみたい!という方にぜひおすすめです。観光客向けの観光地というわけではないのでいたれりつくせり、というわけにはいきませんが、モノ作りの裏側をのぞいてみることのできるなかなかよい機会でした。
以上、これから歴史ドラマにはまってしまいそうな予感のなかゆの「ドラミアツアー」体験レポートでした!!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2010-03-26
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