漢江の橋の上のカフェで、気軽に一杯いかが?
こんにちは!ソウルナビです。今日は 漢南大橋のカフェレインボー、広津大橋のリバービュー8番街に続き、漢江展望カフェシリーズ第3弾!銅雀大橋の南端上流にある「クルムカフェ」をご紹介しましょう!ソウル中心部を東西に貫く漢江には、約20の大きな橋が架かっていて、現在(2010年6月 )そのうちの7つの大橋に10つの展望カフェが運営されています。これはソウル市がスタートさせた漢江ルネッサンス計画(漢江開発事業)の一環で、もうすっかり市民の憩いの場として定着しているようなんですが、カフェそれぞれ特徴があり、今回のクルムカフェは「漢江の夜景がキレイ」といわれるところ。さっそく、行ってみましょう!
地下鉄・バス・車とアクセス便利!
漢江展望カフェといえば、橋の上にぽっこりできたカフェなんで、中にはアクセスがちょっと不便なところもありますが、今日ナビがご紹介するクルムカフェは地下鉄4・9号線ドンジャッ(銅雀)駅から徒歩5分と便利。車があれば、カフェのすぐ横、つまり橋の上の駐車場にとめられるほか、バスでのアクセスも可能。市内バス502番の停留所がカフェのまん前にあります。また水上タクシー乗り場も近くにあり。
☆地下鉄:最寄駅の銅雀(ドンジャッ)駅は4号線と9号線の乗り換え駅。あまり聞きなれないなぁ・・・と思いの方、4号線ドンジャッ駅はお隣の駅が日本人街として知られる二村、そして新竜山、三角地、淑大入口、ソウル駅…と続きます。そんなに遠くないし、周りに観光地もあるので、ついでに寄ってみてもいいかもしれません。
☆バス:502番は市庁、ソウル駅、国立中央博物館、竜山戦争記念館などに停まり、観光するには便利なバスですが、配車間隔が長いので、運が悪いとバス停で待つ時間が長くなる場合もありそう。時間に余裕のない方は地下鉄利用がベター。
☆水上タクシー:カフェのすぐ横に水上タクシーの乗り場もあり。
さっそく、中に入ってみましょう!
建物は1階が漢江べり、2階部分が橋の上、3階がカフェ入口にあたり、4~5階がカフェレストラン、さらに屋上テラスに上がることもできますが、現在(2010年6月)漢江人工島造成工事のため、景色は大部分が工事風景でちょっと残念なところ。また、3~4階も工事の方に向いているので、景色を楽しむなら5階がオススメ。また、こちらは何も飲み食いせずに眺めだけを楽しみたい場合、あまり長い間いられない雰囲気。軽く飲み物でも注文してのんびりしましょう!それから、天気がいいと、漢江にかかるすぐ隣の大橋、盤浦大橋の虹の噴水が眺められるそう。
6階 屋上テラス
5階 カフェレストラン
4階 カフェレストラン
3階 カフェ入口
2階 エレベーターのみ
1階 エレベーターのみ トイレ(屋外)
<昼>
<夜>
夜は天井にひかる星が窓ガラスに反射して、異次元的な雰囲気。
☆キャラクターグッズ販売!
ソウル市のキャラクター「ヘチ」のグッズ販売コーナーがあります。ぬいぐるみやマグカップ、携帯ストラップやポーチなど、お土産に…いかが?!よ~く見ていると、何気にかわいいんですけどね…。駅からこのカフェにたどり着く前、このヘチがあちこちで道案内もしてくれましたし(案内板にはこのヘチキャラクターが登場します。)。
☆トイレはエレベーターで1階に下り、外の簡易トイレになります。日本語で場所の説明があるのでたぶん大丈夫だと思いますが、こちら日本の方もよく来るようで、ナビが行った日には片言の日本語が可能なスタッフもいました。「トイレ?トイレは…」と一所懸命説明してくれましたよ。
カフェとして、またはしっかりご飯もできますョ!
こちらはほぼカフェレストランという感じで、地元の方の中でただ景色を見に来た・・・という方はほぼ見かけず。メニューはコーヒー、ジュース、ジェラート、パッピンスといった飲み物・デザートメニューのほか、しっかり食事をしたい方向けのとんかつ、ステーキ、パスタ、そしてこちらはアルコールも飲めるので、チキン、ナチョといったお酒のおつまみ系メニューもあり。価格も味も遊園地などのプレイパーク並み、といった感じ。展望カフェなんで、雰囲気&景色を楽しみましょう!
<メニュー>
コーヒー・紅茶・ジュースなど…4000~7000ウォン
ジェラート・パッピンス…4000~8000ウォン
カクテル・ビール…5000~9000ウォン
グラスワイン…7000ウォン
食事(とんかつ、スパゲティ、チャーハン、ステーキ)…9000~25000ウォン
おつまみ(チキン、乾き物、フルーツ)…12000~18000ウォン
橋の反対側にも同じようなカフェが!
こちらクルムカフェは日本語にすると雲カフェで、名前はともあれ漢江の眺望がもっとも美しいといわれるカフェ。そして車道を境に向かい側にはもうひとつ漢江展望カフェがあり、こちらはノウルカフェ。ノウルとは夕日のことで、こちらは名前の通り夕日が一番キレイなカフェだそう。この二つのカフェはエレベーターで1階に下りると、徒歩で行き来できるようになっていて、ちょっとのぞいて見ました。外観からは、中も景色もそんなに変わらない感じですが、方向が違うので、こちらは全体的に漢江の眺望がいいですね(工事が終わったら、クルムカフェも負けてません)。時間のある方は両方行って、夕日と夜景を楽しみながら比べてみてもよいかも。
※ノウルカフェは現在事情により休業中<2010.12.31>
いかがでしたか?ナビが平日行ったときは、夕方7時過ぎには以外にも40~60代の方が多くてびっくりしたんですが、だんだん日が暮れるにしたがって、若いカップルがぞくぞく増えてましたよ。それから、後でわかったんですが、夜はすぐお隣の大橋「盤浦大橋」のレインボー噴水が稼動時間に見えるとか。皆さんももし行かれたら見てみてくださいね~。季節ごとに漢江の景色を展望カフェから眺めながら、気軽にお茶あるいばメッチュハンジャン(ビール1杯)いかが?以上、ソウルナビでした。