ソウル駅から南大門、市庁、光化門を通って三清洞まで!三清洞散策にも便利な短距離循環バス!
こんにちは!ソウルナビです。観光で人気の定番エリアといえば明洞(ミョンドン)に南大門(ナンデムン)、仁寺洞(インサドン)、東大門(トンデムン)・・・といろいろありますが、ここ数年でそんな注目エリアの一つとして仲間入りをしたのが三清洞(サムチョンドン)。古い韓屋(ハノッ、伝統家屋)がたくさん残った昔っぽい情緒あふれる街並みに、それらの建物をそのまま利用したオシャレなお店が並ぶ独特の雰囲気を持った三清洞は、海外からの観光客にはもちろん地元の人々にも人気のエリア。でもここ三清洞って、地下鉄の駅からは少し離れていて、アクセスがちょっと不便なんですよね。駅からの道のりを、ぶらぶらと景色を楽しみながら歩くのもよさそうだけれど、時間や体力をもう少しセーブしたい!って時にはもう一つのアクセス方法が。それはバス!今日は、この三清洞エリアのメインストリートをぐるりとまわる便利なバスをご紹介したいと思います。「えっ、でも、ソウルのバスって乗り方が難しいんじゃ!?」と思われたビギナーさんでもちゃんと乗れるように、詳しくご案内していきましょう!^^
鍾路11番マウルバスって!?
ソウルにはたくさんのバスが走っています。街を見渡すと、青いバス、緑のバス、赤いバスなどいろんなバスを目にしますよね。これは路線の範囲や距離によって色や大きさが分けられているのですが、今日ご紹介するのは「マウルバス」と呼ばれる最も小さくて運行距離の短いバス。「マウル」とは村というような意味なので、「町内バス」といったカンジでしょうか。こちら「鍾路11番マウルバス」は、三清洞のメインストリートから景福宮、光化門、ソウル市庁、そしてソウル駅までをぐるりと巡回しながらつないでいます。
<全路線図>
・始点は地図でいうとライン一番上の三清洞
・終点は地図ライン一番下のソウル駅
※地図は必要に応じて拡大or縮小しながらご覧ください!
<運行情報&乗車方法>
・始発: 6:00(始点出発)/終発: 22:00(始点出発)
・運行間隔: 10分
・運賃: T-moneyやU-pass(交通カード)利用時と現金支払い時とで料金が違います。また運賃支払いは、乗車時に運賃を運賃箱に入れるか、T-moneyや交通カードを端末読み取り機にあてます。カード使用時は乗り換え割引も適用されます。
カード・・・(大人)600ウォン、(中高生)480ウォン、(小学生)300ウォン
現金・・・(大人)700ウォン、(中高生)550ウォン、(小学生)300ウォン
・乗り口: 乗車、下車とも前方のドアから。
・下車方法: ブザーを鳴らして運転手に知らせます。
それぞれの停留所をチェック!!
ご紹介したとおり、バスは始点の三清洞を出発して景福宮~光化門~市庁~南大門市場~ソウル駅と下っていき、また同じルートを三清洞へ向けて巡回しながら走ります。しかし今回は始点の三清洞からではなく、終点のソウル駅から三清洞へ向かい、またソウル駅へ戻ってくる、という順番で各停留所をご紹介したいと思います。(なぜなら、最初に三清洞から下りてくる人よりも、まずは市内から三清洞へ向かって行く人が多いと思われるから!)
それでは行ってみよ!
※それぞれの停留所の名前は地図やバス路線図など情報により異なることもありますが、停留所に記してある名称を基準にしました。
※また、それぞれの停留所につけてある番号は紹介するにあたり便宜上つけたもので、実際の番号ではありません。
※停留所の位置を示した地図は、分かりにくいと思われる停留所のみ掲載しています。
★★ 行き <ソウル駅⇒三清洞>方面 ★★
1.ソウル駅(ソウルヨッ)
地下鉄1・4号線ソウル駅と国鉄ソウル駅近くの停留所。地下鉄駅の2番出口から出て、そのまままっすぐ歩いていくとありますよ!
-位置をチェック!!-
《周辺の主な見どころ、スポット》
2.南大門(ナンデムン)
人気の観光地、600年の歴史を誇る南大門市場近くの停留所。崇礼門(南大門)もすぐそばです。南大門市場を観光したあと、三清洞へ直接行くのにも便利!
-位置をチェック!!-
《周辺の主な見どころ、スポット》
3.プレスセンター(プレスセント)
ソウルの中心、ソウル市庁舎裏手に位置する「プレスセンター」前の停留所。地下鉄1・2号線シチョン(市庁・city hall・132/201)駅4番出口を出て、そのまま少し進むとあり。地下鉄1、2号線から三清洞へのアクセスはこちらが便利。
《周辺の主な見どころ、スポット》
4.光化門韓国通信KT(クァンファムンハングットンシン.KT)
光化門広場脇の停留所。地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Kwanghwamun・533)駅3番、4番出口を出るとスグ。それぞれ光化門の見える方向へ歩いていくとOK!光化門広場や近くの清渓川(チョンゲチョン)を観光したあと、または地下鉄5号線沿いから行く場合はここからどうぞ~
《周辺の主な見どころ、スポット》
5.法蓮寺(ポンリョンサ)
ソウル五大王宮の一つ、景福宮(キョンボックン)の東側道路の南端にある停留所。景福宮の東ゲートから出て、道路を渡るとあり。景福宮観光のあと、ここからバスに乗れば三清洞はスグ!
またこちらは地下鉄3号線アングッ(安国・An-guk・328)駅からも比較的近いところにあり。少し歩きますが、以下の行き方をご参照ください。
-位置をチェック!!-
《周辺の主な見どころ、スポット》
6.正読図書館(チョンドットソグァン)
三清洞の入口辺り。ここからは、目的の場所やお店に応じて近くのバス停で降りるとOK。ちなみにこのバス停の道路を挟んで反対側には「国立民俗博物館」があり。
-位置をチェック!!-
《周辺の主な見どころ、スポット》
7.三清派出所(サムチョンパチュルソ)
三清洞のメインストリートに入って最初の停留所。ここで降りてぶらぶら散策するのもよさそう~
-位置をチェック!!-
8.三清洞住民センター(サムチョンドンジュミンセント)
三清洞メインストリートのほぼ中間辺り。周辺には美味しいお店や話題のカフェなんかが集まっていますよ!
-位置をチェック!!-
9.金融研修院(クミュヨンスウォン)
10.教育課程評価院(キョユックァジョンピョンガウォン)
(旧・三清公園入口(サムチョンコンウォンイック))
かなり坂の上のほうまで上がってきました。この辺りのお店まで駅から歩いてくるのは上り坂だし結構大変だけれど、バスを利用すると楽々来られちゃいますネ。
-位置をチェック!!-
11.三清公園(サムチョンコンウォン)-起点
(旧・七宝寺(チルボサ)/三清洞)
ソウル駅から上ってくると、ここが終点。と同時にこちらは始点にもなります。ということでバスはここまで。この停留所ではいったん全て下車しなければなりません。
-位置をチェック!!-
★★ 帰り <三清洞⇒ソウル駅>方面 ★★
12.金融研修院(クミュヨンスウォン)
始点を出て、最初の停留所。
13.三清洞住民センター(旧・国務総理公館前(クンムジョンリゴングァンアッ))
下から上がってくる時に停車する、道路を挟んで向い側の停留所、三清洞住民センター(サムチョンドンジュミンセント)からはさらにちょっと下ったトコロにあり。
-位置をチェック!!-
14.三清派出所(サムチョンパチュルソ)
下から上がってくる時に停車する、道路を挟んで向い側の停留所も同じ「三清派出所」。この辺り一帯を散策して、帰りに利用するバス停としておススメかも。
※位置は上の7.三清派出所(サムチョンパチュルソ)停留所の向かいあたり。
15.国立民俗博物館(クンリムミンジョッ・パンムルグァン)
正読図書館(チョンドットソグァン)停留所の、向かい側にある停留所。「国立民俗博物館」の門のすぐ前にあり。
16.景福宮(キョンボックン)
「景福宮」東ゲートのすぐ前!向かい側は法蓮寺(ポンリョンサ)停留所。
17.世宗文化会館(セジョンムナフェグァン)
「光化門広場」横、「世宗文化会館」前の停留所。地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Kwanghwamun・533)駅近くなので、このあと地下鉄5号線を利用して移動する場合はここで下車しても~
18.コリアナホテル
コリアナホテルすぐ横の停留所。コリアナホテルを利用する方はもちろん便利ですね!またこちらも。地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Kwanghwamun・533)駅の6番出口が近くにあります。
18.市庁駅(シチョンヨッ)
徳寿宮(トクスグン)前に停車。バスを降りて、バスの進行方向に沿ってさらに歩いていくと、地下鉄1・2号線シチョン(市庁・city hall・132/201)駅3番出口がありますよ。
19.三星プラザ(サムソンプラジャ)
崇礼門(南大門)と南大門市場近く。道路を横断すると、南大門や市場に行けます。
-位置をチェック!!-
20.ソウル駅
最初に出発したソウル駅に再び到着!バスを降りたら、左手方向へしばらく行くと、ソウル駅や地下鉄駅がありますョ!
三清洞をまわるだけでなく、ソウル駅、南大門、市庁、光化門といったソウルの中心に位置する重要エリアやスポットからひょいと三清洞方面へ行けちゃう便利なバス。ちなみに始点の三清洞から終点のソウル駅までかかる時間は道路の混雑具合にもよりますが、わずか10~20分というスピーディーさ。地下鉄と徒歩で行こうとすると、こうはいきませんよね。以上、「鍾路11番マウルバス」、いかがでしたか!?アナウンスは韓国語のみで韓国語に自信のない方は不安に思うかもしれませんが、ご紹介した停留所の位置をしっかりチェックして上手に活用してみてくださいネ!ソウルナビでした。