韓国サブカルチャー文化の発信地!創造アートスペースの新拠点!
こんにちはソウルナビです。白昼、堂々と流行最先端の江南エリアに現われた、28個の船舶コンテナを集められた斬新なデザイン&存在感あるデザイン建物…いったい何!?美術館?ギャラリー?ここは、今ソウルの新アート文化空間として注目されている、ジャンルに捉われないアバンギャルドな創造的文化空間です。ソウルのアート発信地はホンデや仁寺洞ギャラリーだけではありません。ソウルに来て、現代アートを思いっきり感じたい人、人とは違う旅行を楽しみたい人、現地の韓国人と関わり合いながら、ソウルで文化的な時間をすごしたい人…ここに立ち寄れば、あなただけのアートな旅はもっと新しく広がります!
PLATOONはドイツのベルリンに本店を置く、全世界に約3500もの専門分野に分かれて存在するアートコミュニケーショングループです。その新たなアジアの出発地として、ソウル江南に2009年4月からオープンしました。ストリートアート、グラフィック デザイン、クラブ文化、音楽、ビデオアート、プログラミング、ファッションなど…サブカルチャーの要素をすべてミックスされた文化空間だと言えるでしょう。
どんな催しものがあるの?
公演、映画上映、展示、マルチメディアパフォーマンス、ワークショップ、フリーマーケット、音楽イベントなど、さまざまな分野で、一般のみなさんが身近にアートと出会えるような機会を提供しています。
最近(2011年3月プログラムにて)では、日本の映画“GO”の上映会もありました。時代の空気を呼んで、その時、必要なプログラムが一般のみなさんにも広く、楽しく感じられるよう、多数の参加型ステージも用意されています。 今までの催しものでは…『日韓B-BOYダンスバトル、ペインティングアートイベント、漫画×デザインアートワーク、アートブック販売会、アニメーション展示会、演劇舞台、ファッションイベント、ナイトフリーマーケット、ワールドカップ応援会、ケーキ試食パーティ、お花展示会、音楽祭の授賞式会場、ビデオアート、写真展示会まで…』とさまざまです。イベントがある日に渡韓する人は本当にラッキー!前もってHP上(英語)で情報を確認できます。また普通の日に行っても、ゆっくりとしたアートな時間が過ごせるので大丈夫ですよ。
1階 展示室(ショーケース)国内外の若いアーティストらの作品を常時展示(イベント時は貸切展示)新鮮で道沿いに目を惹く、この文化空間最大の顔となります。建物が毎回違う表情を見せてくれているのもこのスペースの為す技!展示ブースの中に入って、作品鑑賞に浸れます。
バー&レストランここではドイツの食事が楽しめて、手頃な価格で本格的に料理を味わえます。アート鑑賞しながら、毎日変わるフレッシュドリンクと本格的なドイツ料理メニューで、仲間たちと楽しい旅の話で盛り上がりましょう。レジでオーダーするスタイルで、堅苦しいレストランではなく、いつもで気軽にカフェ利用もできます。24時までやっているので、まったり夜カフェも楽しめちゃいます。メニューは、人気のドイツミートボール、ドイツ式豚カツはボリュームもあってお味もグッド。カレー仕立てのドイツ式ソーセージはビールにもよく合います。
イベントスペースまさにイベントのメイン舞台として利用され、吹き抜けの広いスペースは自由自在にアートパフォーマンスの場として、アツイ舞台へとその表情を変えます。
2階 アート系書籍ライブラリー韓国内でも入手困難と言われるアート書籍、北朝鮮を題材にする写真集など、珍しいアート系の書籍が集まるブックライブラリー。世界中の建築、デザイン、絵画の本を眺めているだけで、いいアイデアが浮かんで、クリエイティブな気持ちになれそうです。
アーティストスタジオここにはPLATOON KUNSTHALLのコンセプトに合う、旬な若手国内外アーティスト4名の作業室が並びます。A~Dと番号を付けられた無機質な作業空間から、未来の大芸術家が生まれるのでしょうか!?
日本人アーティスト IRIE TAKAHITOさん
現在はテクノロジーと人間との関係性をテーマに、身体パフォーマンス表現に取り組んで活動されています。広島のご出身で、東京の多摩美術大学で学ばれた後、中国、ドイツなど世界のフィールドで活動実績を積まれました。ソウルでは弘大への通われていたこともあり、 弘大を中心としたアート情報に精通され、世界中の作家との交流を大切にされながら、意欲的に芸術活動に励まれています。お話される気さく表情の影に、鋭く放つオーラを感じたナビでした。ここで所属アーティスト期間中、毎週水曜日に“にほんごのべんきょうじかん”として、日本語の無料講義が好評を呼んでいます。(IRIEさんの個人展は2011年4月22日からの予定)
3階 オフィス: オフィスの企画、管理、デザインチームらが入居するスペースです。やっぱりふつうのカイシャの雰囲気ではなく<アート>なオフィスです。こんな風なちょっとしたミーティング風景も、周囲のアートな空間とよくマッチしています。
ワークショップ・スペース:この文化空間の中でもっとも、市民との交流が行われる出会いの場所がここ!ワークショップホールでは季節ごとに、さまざまなジャンルの作家らを招いて、楽しい企画をもとに参加型のアートプログラム体験ができます。
4階 ロフト&バー(夏季のみ営業)夏季となれば屋上ロフトが出て、江南の風景を見渡しながら開放された空間に浸って、野外で気持ちよ~く、アート&ドイツ料理&ドリンクをが楽しめちゃいます。
PLATOON KUNSTHALL 所属アーティスト、 VS(ブイエス)さん個展イベント
期間中イベントにどきどきしながら足を踏み入れたナビ。一面、イベントホールは異国情緒あふれるなんともフリーダムでアートな雰囲気。もしや…ここはアートがよく理解できない人は孤立してしまう!?でも、落ち着いてよく見渡せば、学生さんたちがビール片手に楽しくおしゃべりしていたり、外国人たちもカメラで自由に作品を撮影していたり…こんな自由で雑多な雰囲気が、不思議と居心地がいいんです。カフェ&バーのカウンターに座れば、お店の人も声をかけてくれますし、インターネット無線LANだから、気楽にネットしている人も居たりします。夜のイベントが多いので、ガチガチの雰囲気ではない、ラフでゆるいイベント空間が心地よいわけです。
照明が落ち、ほどよい緊張感が走る中、音響が鳴り響きます。ステンシルを土台にしたストリートアート作品をモチーフにされている作家VSさんの演出するこの日の舞台。予測できない圧倒されるパフォーマンスが続きます。頭の中でパフォーマンスの意味解釈をしてみたり…こんな瞬間こそアート鑑賞の至福の楽しみでしょう。
拍手大喝采。最後はメンバーや仲間たちなど、一丸となって写真撮影大会が繰り広げられました。作家らとその仲間たちの笑顔に、ここで一緒に眺めているだけで、若く力強いエネルギーをもらったナビなのでした。
PLATOON ソウルオフィス館長さんより
日本のみなさん!ここは一般の方が、若者のイベント行事に参加したり、作家たちの作品を鑑賞できる創造空間です。その雰囲気を楽しみながら、友達と一緒においしいドイツ料理やドリンク類を食べて楽しい時間を過ごしてください。ぜひ遊びに来てくださいね!
誰にも邪魔されない大人な遊びの自由空間。あなただけのアートな時間を過ごしに来てみてくださいね。以上ソウルナビがお伝えしました!