市庁から景福宮、大統領官邸までをぐるりと回る、効率よく観光するのに非常に便利な8000番バス!!
こんにちは、ソウルナビです。2008年より市庁エリアから景福宮周辺を結ぶルートで運行を開始し、景福宮周辺の観光が便利になった8000番バス。その8000番バスが、2012年3月からは乙支路入口(ウルチロイック)からソウル広場、光化門広場、景福宮を通るルートに路線変更!明洞エリアからも8000番バスが利用可能になり、ますます便利になりました。でも路線バスは複雑で、バスに乗るのは苦手・・・そんな方も多いはず。この8000番バスは景福宮周辺をぐるりと回り、市庁、乙支路周辺まで戻ってくる路線なので、そんなに複雑でなく、観光客の方にもオススメ!地下鉄の駅からも近く、ラクラク乗り換え可能な停留所もありますよ。今日はそんな8000番バスをくわしくご紹介しましょう~。
8000バスは
乙支路入口(ウルチロイック)、市庁周辺と景福宮の北側にある大統領邸「青瓦台」まで行くこちらの循環バス。停留所の周辺には、観光地はもちろん、人気観光エリアまでも徒歩圏内と、知っていれば非常に観光に役立つバスなんです。一周はだいたい30分~40分ほどで、他の路線バスに比べ、比較的ゆっくりと市内を走っています。
<循環ルートマップ>
土日のみ 9:00~17:00(※2012年8月28日から)
約14分間隔
<循環ルート>
青瓦台噴水台前⇒春秋館前⇒国立民俗博物館⇒景福宮東門⇒安国洞⇒曹渓寺⇒乙支路入口広橋⇒乙支路入口駅⇒ソウル新聞社⇒KT光化門支店⇒国立古宮博物館、慶福宮西門⇒孝子路(青瓦台噴水台前と同じ場所)
◎乗車料金
大人:1.150ウォン 子供:1.000ウォン 小学生:450ウォン
※T-money利用の場合 大人:1,050ウォン 子供:720ウォン 小学生:450ウォン
他の路線バスと同じ料金です。
<知っ得情報!!>
T-moneyをお持ちの場合、下車後30分以内に乗り換えれば追加料金なしで次のバスや地下鉄に乗車可能なんです。これを知っておくとかなり乗り換えに便利!!
※21時~翌日7時までは、60分以内
※ただし同じ番号のバスに乗り換える場合は除外。距離によって追加料金が発生します
各バス停をくわしく見てみよう!
それでは、旅行者の皆さんがよく利用すると思われる地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック)駅の停留所から順に見て行きましょう!
乙支路入口(ウルチロイック)駅
을지로입구/ウルチロイック
停留所番号:02-157
地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック)駅1番出口を出て、まっすぐ進んでいくと左手にあります。向かい側の道には、ロッテ百貨店、ロッテ免税店、ロッテホテルなどがあり、明洞までも徒歩圏内です。
ソウル新聞社
서울신문사/ソウルシンムンサ
停留所番号:02-137
地下鉄1・2号線市庁駅4番出口を出て歩いて1分ほど。ソウル市庁前の広場を過ぎ、少し進むと停留所があります。また、こちらの停留所からもう少し北のほうに進んでいくと、清渓川広場もあります。清渓川広場は、外国人のみならず、地元韓国人も多く訪れる市民の憩いの場所です。
KT光化門支社
KT관화문지사/KTクァンファムンジサ
停留所番号:01-118
地下鉄5号線光化門(グァンファムン)駅2番出口を出たら、すぐ目の前にあるバス停がこちらの停留所。停留所の目の前には光化門広場が広がり、光化門はもちろん、世宗大王像、イ・スンシン(李舜臣)像のほか、世宗大王やハングルについていろいろ知ることができる展示館「セジョンイヤギ」や、チュンムゴンイヤギ(李舜臣記念館)、教保文庫など、とにかく見どころがいっぱい!
国立古宮博物館・景福宮西門
국립고궁박물관・경복궁/クンニッコグンパンムルグァン・キョンボックン
停留所番号:01-281
地下鉄5号線4番出口より徒歩約2分。4番出口を出て、まっすぐ進むと横断歩道があるので、この横断歩道を渡って左に曲がれば、すぐ見えます。停留所を降りてすぐ、国立古宮博物館の入口があり、景福宮までも歩いて5分ほど。
※国立古宮博物館は2012/2/6~7/31までの間は臨時休館中。2012/8/1より開館予定。
青瓦大噴水前・孝子路
청와대분수앞・효자로/チョンンワデブンスアッ・ヒョジャロ
停留所番号:01-282
停留所の名のとおり、こちらが大統領官邸「青瓦台(チョンワデ)」の入り口!こちらの停留所が起点となり、10分~15分くらいの休憩が入ります。青瓦台は一般の人でも事前に申し込みをすれば、ツアー形式で青瓦台を見に行くことができます。また、停留所前の横断歩道を渡ると、歴代の大統領、ソウルの歴史などを見ることができる展示館「青瓦台サランチェ」もあります。
春秋館前
춘추관앞/チュンチュガグァンアッ
停留所番号:01-283
青瓦台前を通り過ぎ、今度は景福宮の東側を下って行きます。青瓦台の見学を終えた際には、こちらのバス停を利用すると便利かも。
国立民俗博物館前
국립민속박물관앞/クンニッミンソッパンムルグァンアッ
停留所番号:01-284
景福宮駅から民俗博物館まで歩いて行こうと思うと、景福宮を通って、さらに奥のほうまで歩かないといけないので、結構大変!ですが、こちらのマウルバスを利用すれば博物館の入り口の前で停車するので、歩かずに済みますね。
また、ここはステキなお店が集まる三清洞通りの入口からすぐ。通り沿いのお店に行くにはこのバス停が便利です。
景福宮東門
경복궁동문/キョンボックントンムン
停留所番号:01-285
停留所から景福宮の東門までは歩いて1分ほど。こちらから景福宮に向かうのも便利です。
また、青瓦台見学ツアーの集合場所へもすぐです。
安国洞
안국동/アングッドン
停留所番号:01-203
こちらの停留所からは、韓国伝統や芸術を感じられるお店やカフェなどが集う仁寺洞(インサドン)や、おしゃれなカフェや雑貨屋が集う北村(プッチョン)の入り口までも近いので、仁寺洞や三清洞での買い物を楽しんだ後、こちらのバスに乗って明洞方面に行く時には便利!
曹渓寺
조계사/チョゲサ
停留所番号/01-202
仏教の最大宗派である大韓仏教曹渓宗の総本山「曹渓寺(チョモサ)」まで歩いてすぐ!また、地下鉄1号線鐘閣(チョンガッ)駅2番出口を出てまっすぐ進んでいけば、3分ほどで停留所があります。鐘路のシンボルマークである鐘路タワーまでも近し!
乙支路入口広橋
을지로입구역광교/ウルチロイックヨッグァンギョ
停留所番号:02-246
最初に出発した停留所は、乙支路入口(ウルチロイック)駅の1番出口(ロッテホテル向かい)でしたが、乙支路入口に、もう一つ停留所があります。2番出口を出て、30メートルほど進んでいくと、右手に停留所があります。こちらからの乗車すると、また乙支路駅の停留所に行くといった形でぐるりと一周まわります。
乙支路(ウルチロ)から景福宮をぐるっとまわる旅、いかがでしたか?韓国のバスって複雑だし、住んでない限りは乗ることが難しい・・・そう思っていた方も、この記事をを読んで、あれ?意外と簡単そうじゃない?!と、思っていただけたのでは?!地下鉄からも乗り換え可能なうえ、観光地のアクセスにも便利な8000番バス。他のバスに比べ、ゆっくりめなので、車窓から市内を眺めながら観光するのも良いかも!皆さんもぜひ一度ソウル8000番バスを利用してみて下さいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。