慶会楼 & 慶会楼特別観覧 (4-10月)

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旧1万ウォン札に描かれていた景福宮のシンボル!?


こんちには!ソウルナビです。今日は景福宮の中にある「慶会楼(キョンフェル)」をご紹介しましょう。国宝第224号に登録されている慶会楼は、王と臣下が参席する重要な宴会や外国使臣を接待する宴会場として使用された建物。数年前までは観覧することが出来ませんでしたが、2005年から期間限定で一般公開されるようになりました!それでは、王が宴会を行っていた慶会楼に、ナビと一緒にタイムスリップしてみよ~

慶会楼見学の前に!まずは。


慶会楼の見学を始める前にまずは景福宮について少しお勉強しましょ!景福宮は李朝時代の正宮。ソウル市内にある5大王宮の中でも12万6337坪(416,990平方m)と最も規模が大きく、また建築美に優れた宮殿が評価されている景福宮は1395年(太祖4年)に創建され、国の史跡第117号に指定されている古宮。景福宮内にも数多くの文化財があります。

慶会楼とは?

 慶会楼はその景福宮の中にあって、国宝第224号に登録されている広さ931㎡の大規模木造建築物。当時は王と臣下が参席する重要な宴会や外国使臣を接待する宴会場として使用されていました。創建当時は今よりも小さな楼閣でしたが1412年(太宗12年)、周りの池を大きく拡張するに伴い、楼閣も大きな規模に作り直されました。文禄の役で焼失しましたが、1867年(高宗4年)に再建されました。

まずは予約から!

2005年、44年ぶりに一般公開された慶会楼ですが、4月から10月までの期間限定公開!また、人数も制限され、事前予約をする必要があります。事前予約は電話とネットにて行います。

お待たせしました!慶会楼見学スタート

慶会楼の見学に別途料金は必要なく、景福宮の入場料のみを払えばOK!予約した時間の5分前までに舎弘門(サホンムン)に集合!担当者がやって来たら予約者の名前と人数を伝えて中にはいります。舎弘門は慶会楼を正面からみて右側の壁添を歩いて行くとあります。)
■□■1階部分■□■
中に入ると担当者の方が説明をしてもらえますが、慶会楼の案内は全て韓国語のみ。韓国語が分からなくても景福宮のパンフレットには日本語の説明が書かれているので、それを見ながら見学するだけでも十分に満喫できます☆ 

1階部分は柱だけがある広い空間となっています。この柱は全部で48本で、外側は四角、内側は円柱になっています。雄大で華がある慶会楼に比べると1階は石畳に石柱だけで少し味気なく感じてしまいますが、天井には色鮮やかな花の絵が描かれています。
■□■2階部分■□■
1階で説明を聞いた後、階段のところで靴を脱ぎ、2階へ上がります。この2階こそ王が宴会場として使用した場所!2階の床はワンフロアではなく3段に分かれています。中央部分が一番高く3間、次に真ん中に12間、一番外側に20間。中央に行くほど高い官位の官僚たちが座り、中央部分の3間には王が座っていたとか!また、官位によって異なっているのは床の高さだけでなく、天井のデザインも異なっているんです。中央部分は青色、真ん中は赤色、外側は緑色になっています。
2階での説明が終わると少しの時間ですが自由時間がもらえるので、写真撮影をしたり、王様気分で中央気分でくつろいでみるのも良いかも!
いかがでしたか?王が宴会を行っていた慶会楼にタイムスリップできましたか?毎年期間限定・人数制限ありの特別公開なので、もし時間が合う方は訪れてみては!?以上!景福宮の慶会楼からソウルナビでした。
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記事更新日:2013-05-27

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2012-04-20

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