昨日(27日)、席毛島の普門寺に行ってきました。
江華ターミナルからバスで外浦里へ行き、そこでフェリーに乗りかえて席毛島へ。カモメが鳴声をあげながらずっと追いかけてきます。
10分足らずで島に到着。そこからバスで普門寺へ。このバスは交通カードが使えないので、バス停の前にある切符売り場で切符を買います(1200ウォン)。
普門寺に到着すると、参道の両側は食堂がずらっと並んでいます。山門の手前で拝観料を払って入ると、待っているのは急坂。普段の運動不足で息が切れます。
山を背にした境内はこじんまりしているので、大雄殿などを見るだけなら時間はそんなにかかりません。時々聞こえてくる読経の声と香煙の香り。静寂な雰囲気に浸っていると、「童僧(トンスン)」という映画がふと思い出されます。別れた母親をひたすら待ち続ける少年僧を描いた切ない映画でしたね。
大雄殿の右手から磨崖石仏に行く道があります。「願いがかなう道」と書いてあります。ここも急な石段を登ること10分余。汗が出てきます。しかし、磨崖石仏の前から眺望する景色は素晴らしく、特に夕日は最高だそうです。
*普門寺―船着き場のバス便は少ないので、帰りのバスの時間をあらかじめ確認しておくことをお勧めします。バスを降りたところにある小さなスーパーに時刻表が貼ってあります。ここでチケットも販売しています。
*わたしの入った食堂では、注文したメニューのほかにエビフライ、トットリムク、マッコリがサービスで出ました。これだけでお腹がふくれそうになります。
外浦里に戻り、ここから2番の循環バスで江華平和展望台に行ってきました。バス停を降りると、展望台の入口までまたまた急坂が続きます。
入館料は2500ウォン。ここはオドゥ山展望台や都羅展望台よりももっと近くに北朝鮮の地が見えます。肉眼でもアパートや電波塔などが見えるほどです。
前日、北朝鮮側が「1号戦闘勤務態勢」を発表して韓国側に緊張が走りましたが、係員のお話では特に普段と変わりはないとのことでした。
帰りは渋滞に巻き込まれ、ソウルに戻ったのが午後8時過ぎでした。
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