高速バスに乗って韓国の地方旅行に出かけてみよう!全羅道方面へは湖南線から。
こんにちは、ソウルナビです。最近はソウルだけでなく、さまざまな韓国の地方旅行へ出かける人も増えていますよね。ソウルとはひと味違う魅力に溢れる韓国の地方へ行くのには、高速バスがオススメ!バスに揺られながらゆったりと風景を楽しむ、そんな旅もけっこう味があっていいもの。今日はそんな高速バスのターミナル、江南にある「ソウル高速バスターミナル湖南線(ホナムソン)」!こちらは主に全羅道方面へ向かう高速バスのターミナル。ターミナルには複合文化施設「セントラルシティ」が併設し、バスに乗る人以外にもたくさんの人が訪れるスポットになっています。それではバスターミナルの紹介からバスの乗り方まで、ナビが紹介しましょうー!
地下鉄3・7・9号線高速バスターミナル駅と直結。ソウルから地方への交通の要!
「湖南線ターミナル」があるソウル高速バスターミナルは、地下鉄3・7・9号線コソットミノル(高速ターミナル)駅と直結。地下鉄の駅の東側に「京釜線・嶺東線ターミナル」、西側に「湖南線ターミナル」と行き先別に建物が分かれ、「湖南線ターミナル」は主に全羅道方面への高速バスの乗り場となります(一部江原道、忠清道方面の路線もあり)。この高速バスターミナルにはショッピングや映画を楽しめる複合アミューズメント施設「セントラルシティ」や2012年夏にリニューアルした地下商店街「GO TO MALL」と直結。ソウルと地方を結ぶ交通の要としてだけでなく、江南地区の代表的なスポットとしてもたくさんの人が訪れています。
★「湖南線ターミナル」への行き方
■高速バスのチケット購入
「湖南線ターミナル」のチケット売り場は、フロア手前の両側にあります。どちらの売り場でも「湖南線ターミナル」で扱っている全ての行き先のチケットを購入可能。窓口の上の電光掲示板を参考にして、行き先と時間、バスの等級(一般か優等)を伝えましょう。韓国語で伝えるのが不安な場合は、前もって行き先などをハングルや漢字で書いたメモを準備して渡すのがよいでしょう。支払いはクレジットカードでも可能です。
※以前は目的地別にチケット売り場がわかれていましたが、現在ではフロア内のどのチケット売り場でもチケットを購入できます。
<無人発券機(自動券売機)>
韓国在住の方であれば、ホームページにアクセスしてチケットの事前予約も可能。事前予約できればチケット売り切れの心配もありませんね。支払いはクレジットカードになります。
※こちらのチケットは2012年12月現在のものです。チケットの表記は変わる場合があります。
★チケットの見方★チケットには左上から、行き先とバスの等級、料金が表示されていて、中段の表の中には左から日付、出発時間、座席番号が書いてあります。高速バスは基本的に座席指定制になっているので、座席をしっかりチェックして座りましょう。もしバス乗り場がわからない場合などは、バスの前に立っている運転手や案内係に直接乗車券を見せれば、乗り場まで案内してくれるはず。チケットは左が回収用、右が控えとなっています。控えは、旅の記念に手元に残しておくのもいいですね!
こちらが3列シートで比較的ゆったり感のある優等バス車内
【バスの等級 ~ 一般バスと優等バス】◆一般バス(イルバンボス) 座席が狭いので長旅にはちょっとキツイかもしれませんが、なんといっても料金が安いのが魅力。
◆優等バス(ウドゥンボス) 一般よりも座席の間隔がゆったりとしているので、足置きとリクライニングを倒すと体を伸ばして休むことができます。その分値段は一般バスの約5割増し。
◆深夜バス夜10時以降のバスはすべて深夜料金になります。一般の高速バスの約6割増し。
■バス乗り場
チケット売り場の奥側に乗客の休憩スペースがあり、その目の前がバス乗り場です。バス乗り場は1~11番まであり、行き先別に乗り場がわかれています。
(※2012年12月現在、1番と11番乗り場は利用されていません)
赤いゲートの左上に乗り場番号が表示。
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ゲートの中央に行き先がハングル、漢字、アルファベットでそれぞれ表記されています。
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<湖南線ターミナルの行き先>
■2.コフン(高興)、ノットン(鹿洞)、ボソン(普城)、ポルキョ(筏橋)、ムアン(務安)、ハンピョン(咸平)、チャンソン(長城)、ファソン(和順)、チンド(珍島)、サモ(三湖)、ヨンアム(霊巌)、チャンフン(長興)、フェジン(会鎮)、ノリョカン(老力港)、へナム(海南)、ワンド(莞島)、コッソン(谷城)、オックァ(玉果)方面
■3.クァンジュ(光州)方面
■4.モッポ(木浦)、ナジュ(羅州)、ヨンサンポ(栄山浦)方面
■5.イクサン(益山)、チョンウッ(井邑)、クンサン(群山)、タミャン(潭陽)方面
■6.チョンジュ(全州)方面
■7.ノンサン(論山)、ヨンムデ(錬武台)、テジョンチョンサ(大田庁舎)、ユソン(儒城)方面
■8. スンチョン(順天)、ヨチョン(麗川)、ヨス(麗水)、ナムウォン(南原)、カンジン(康津)、キムジェ(金堤)、ヨングァン(霊光)方面
■9.チュンチョン(春川)、ヨンウォル(嶺越)、チョルウォン(鉄原)、アンドン(安東)、イェチョン(醴泉)、ヨンジュ(栄州)、チュンジュ(忠州)、コチャン(高敞)、プアン(扶安)、スンチャン(淳昌)、チナン(鎮安)方面
■10.タンジン(唐津)、ソサン(瑞山)、テアン(泰安)、アンミョンド(安眠島)、ホンソン(洪城)、チョンヤン(青陽)、ポリョン(保寧)、テチョン(大川)、イェサン(礼山)、トッサンスパ(徳山スパ)、チョンジュ(清州)、ソクリサン(俗離山)、プッチョンジュ(北清州)、チョンジュコンハン(清州空港)方面
さぁ、バスに乗車!出発時間が近づいてきたら、余裕を持ってバス乗り場に行きましょう。休憩スペース前の赤いゲートを出ればすぐ目の前が広いバスターミナルとなっています。バス乗り場の前ではチケットを持った人たちがバスの到着を待っているはず。乗り場の番号は正面右手奥から1番、2番とつづき、11番まであります。
バスの正面には行き先と出発時間が表示されているので、乗り間違えのないように乗車前に確認を!
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出発時間前には、基本的に運転手さんがバスの前に立ってくれています。わからないことがあれば、チケットを見せて声をかけましょう。
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■お店&施設チェック!
出発まで時間に余裕がある場合は、ターミナルのお店や隣接されている施設に行くのもい楽しいかも。ターミナルには食べ物屋さんやコンビニ、カフェなどひと通り揃っています。行き先や交通状態によってはバスに乗っている時間が長くなったりもするので、乗車前に食事を済ませたり、バスの中で食べられるものを買ったりするのもよいでしょう。他にも、隣接する「セントラルシティ」や「GO TO MALL」の中には見てまわれるところがいっぱい!ただ、ショッピングや見学に夢中になって出発の時間に遅れないように、くれぐれも気をつけて~!
【食堂・レストラン】
【ファーストフード・カフェなど】
【コンビニ・薬局など】
【案内所・トイレ】
【休憩スペース】
乗り場前の休憩スペース。1番乗り場から11番乗り場の前まで、ズラッと椅子が並んでいます。緑あふれる空間で、大型のテレビなども設置。乗り場のすぐ前なので、安心して乗車までの時間を潰すことができます。
【セントラルシティ】
「湖南線ターミナル」に隣接する「セントラルシティ」の中には、世界最大規模のチェーンホテル「JWマリオットホテル」や新世界百貨店、映画館MEGABOXやスパ、フードコートなどがあり。またヤングプラザ、セントラルパーク、パミエステーション、パミエガーデンなどのショッピングモールやレストラン、4000台以上の車を収容できる駐車場などがあります。
【GO TO MALL】
2012年6月、約1年間の工事を終え、名前も新たにリニューアルオープンしたソウルで最大規模の地下商店街。商店街の長さは880m、お店の数は600以上!古くからある地下商店街の中でも手頃な値段で買い物できる商店街として親しまれていましたが、リニューアル後はとってもキレイで近代的な商店街に。高速バスターミナルの利用客もたくさん足を運び、人気の観光スポットにもなっています。
いかがでしたか?全州方面の旅は、ぜひ「湖南線ターミナル」で!全州はビビンバが有名ですが、他にもおいしいものが本当にたくさん!韓国の地方旅行を考えているなら、ぜひとも一度行っておきたい地方です。なお、高速バスは行楽シーズンや韓国の旧正月(ソルラル)、秋夕(チュソッ)の時期はチケット販売所が混みあい、場合によってはチケットが売り切れることもあるので注意してくださいね。時間に余裕を持って、チケット販売所に行くのがよいでしょう。それでは安全に気をつけて楽しい高速バスの旅を!以上、ソウルナビがお伝えしました!