ソウルノリマダン

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韓国の伝統芸能が野外で繰り広げられている広場

こんにちは!ソウルナビです。
暖かい陽射しがマダン(広場)にみなぎる春。こんなにお天気がよくって、陽射しが暖かいと、どうしても野外で何かないかしら???と思ってしまいますよね。そんな時!韓国の伝統芸能が繰り広げられているこんな所はいかがですか?(^^)
チャムシル(蚕室)にあるソウルノリマダンでは毎年4月から10月末まで、週末と名節(旧正月と秋夕)に、無料で各種文化行事が行われています。韓国文化に興味のある外国の方や、市民のために無形文化財を授与された人たちによる公演が繰り広げられています。各地方の民謡から綱渡りのようなハラハラドキドキの公演が多く、評判も上々とのこと。
韓国の芸能において重要な位置を占めている「マダン(広場)」という空間は、見せかけの威厳で偽善を行っていた両班を嘲り、風刺できる唯一の空間でした。生まれながらの身分制度が一般大衆を抑圧していた李氏朝鮮時代、ストレスのはけ口として公演の途中や最後に誰でも入っていって一緒に踊って楽しめる場所、社会の換気口の役割を担っていたのが、この6坪あまりのマダンだったんです。つ・ま・り、韓国の伝統芸能はここマダンを通じて作られ、整えられ、現在に至っているというわけ。さぁそれではナビが行った日はどんな公演が繰り広げられていたのか見てみましょう!
第1部公演 − 珍島(チンド)タシレギ
1985年、重要無形文化財81号に指定された珍島タシレギは人生の中で最も悲しい儀式である、お葬式を人生のいわゆる一つの過程として受け取って、笑いに昇華させた独特な公演。さまざまな人々がみんな一緒になって楽しむという意味の「タシレギ」は好色なお坊さん、そのお坊さんと浮気をした人妻、そしてその人妻の旦那という多彩な人々が登場し、悲しみにどっぷり浸っている喪主をなだめるといった内容で、諧謔的な演目。公演全般を通じて演奏されている、軽快なプンムル(農学)の音が印象的でした。
第2部公演 − 中原(チュンウォン)マスリ農謡
中原マスリ農謡は1994年忠清北道無形文化財第5号に指定されました。農作業の辛さを紛らわすために伝承されてきた労働謡を整理した演目。苗を植えるところから、脱穀するところまでを演じながら労働謡を聞かせてくれるというもの。「マスリ」という名前は李氏朝鮮時代、王様の太宗(テジョン)が人材を求めて村から村へまわった折り、馬に水を飲ませたのが由来とか。この小さな村で天に祈った和合のマダンノリをご覧あれ!

記事更新日:2006-07-07

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2000-05-14

スポット更新日:2012-09-27

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部屋数 部屋1 大人 子供

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