白馬高地駅(江原道鉄原郡)発着の安保観光ツアーに参加してきました。
地下鉄1号線で東豆川駅まで行きます。そこで一旦下車して切符(1,000ウォン)を買い直し、京元線(通勤列車)に乗り換えです。ソウル中心部から東豆川駅までの電車は本数が少ないうえ、1時間以上かかります。
東豆川駅発10時。乗客は登山客が目立ちます。白馬高地駅着10時54分。この駅は韓国最北の鉄道駅です。
駅前の観光案内所で施設入場料など6,000ウォン、バスの運転手さんにバス料金5,000ウォンを払ってシャトルバスに乗り込みます。この日の参加者は22名で、外国人はわたしだけでした。
観光コースは、白馬高地駅→大馬里哨所(検問)→第2トンネル→鉄原平和展望台→鉄原トゥルミ(鶴)館、月井里駅→(バスの車窓から)鉄原の旧市街地遺構、労働党舎→白馬高地駅で、所要時間は2時間45分です。バスにはガイドさんが同乗します。
第2トンネル:ヘルメットを着用して、入口から500mの地点まで歩きます。そこから300m先が軍事分界線の下になるそうです。説明含めて往復30分くらい。トンネル内は撮影禁止です。
鉄原平和展望台:高台にある展望台までモノレールに乗って行くので楽です。非武装地帯、北朝鮮領に向けての撮影は禁止です。展望台から見える彼我の距離は近いのに、現実は限りなく遠いことを感じさせます。
鉄原トゥルミ館:越冬するためにロシアから多くの鶴が鉄原に飛来してきます。民間人統制線を越えると、田畑で餌をついばみ、羽を休めている鶴を多く見かけます。トゥルミ館はそんな鶴に関する展示館です。
月井里駅:ノスタルジックな駅舎、行き止まりの鉄路。いつの日かこの駅を通って、遥かユーラシア大陸の果てまで鉄道旅行できる日がくることを信じています。
*ツアーは、1日2回、11時10分と14時10分に出発します。毎週火曜日と秋夕などの名節はお休みです。参加希望者が15名未満の時は実施されません。
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