鍾路区に属していますが、韓国大統領の官邸である青瓦台(チョンワデ)と近いため軍事保護区域及び開発制限区域となり、ソウルなのに高層ビルやマンションなどがない小ぢんまりした町。それにソウルで珍しく軍部隊や軍人を見ることができる所でもあります。名前の由来は、昔ここに「付岩(ブアム)」という高さ2mほどの大きい岩があったからだそう。石を持って自分の年の数だけ「付岩」にこすると、石が「付岩」に付き、男の子を産むという伝説の岩で、跡継ぎに男の子がほしい韓国のお母さんがよく訪れてたようです。残念ながら今は道路の拡張工事のためなくなったそう。
静かなこの街が広く知られるようになったのは、2005年放送されたドラマ「私の名前はキム・サムスン」。それに続いて「帰ってきてスンエさん」や「恋愛時代」、それに一番人々を付岩洞に呼ぶきっかけになった「コーヒープリンス1号店」まで、有名なドラマがそのままここ付岩洞に全部溶け込んでいて、どこを歩いても自分がドラマの主人公になった気分になります。
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スポット登録日:2013-09-05