南山烽燧台で当時の様子を再現した儀式。南山烽燧台は漢陽(現在のソウル)に首都が移ってから約500年間、全国の烽燧(のろし)の伝達が到達する中央烽燧台として重要な役割を担いました。烽燧台は国家の政治、軍事的な伝達を目的に使用され、高い山で火を起こすことで、昼間はその煙で、夜間はその光で近辺の事変を中央に伝えました。普段はたいまつの火は1つで、敵が現れれば2つ、敵が境界に近づけば3つ、境界から敵が侵入した場合は4つ、敵との戦闘が開始された場合は5つの火が起こされたとか。烽火儀式では、このうちの1段階目の点火の様子を披露。このほか、烽燧軍が烽燧台を巡察する様子、警備する様子を見せてくれます。体験プログラムとして、儀式開始を知らせる「開式の太鼓」を打たせてもらえたり、儀式の時間の間だけ伝統服飾を試着できるブースも用意されます。
基本情報
住所 | 南山烽燧台 |
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営業時間 | 10:00~12:30 |
休業日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
ホームページ | royalguard.kr/board.php?board=jpn3&command=body&no=1 (日本語) |
その他の情報 | ■烽火儀式■
(10:00~10:30) 「烽燧儀式」 炬火(烽燧台に灯された火)5段階のうち、平常時を表す第1炬火(第1段階)を灯す様子を再現 (10:30~12:30) 「巡察儀式」及び「守衛儀式」 ・「巡察儀式」:南山烽燧台の周りを烽燧軍が巡察する様子を再現 ・「守衛儀式」:南山烽燧台を烽燧軍が警備する様子を再現 ■体験プログラム■ ※儀式が行われる間のみ 「服飾体験」:伝統服飾を試着してみることができます。 「開式の太鼓体験」:儀式開始を知らせる太鼓を打つことができます。 ※2015年6月9日より中東呼吸器症候群(MERS)拡散予防のため、伝統服飾試着体験中止になりました。再開未定。<2015.6.12> *中断されていた「伝統服飾試着体験」は、再開されました。<2015.8.31> |
行き方 | 南山ケーブルカーの駅を下り、Nソウルタワーへ向かう階段を上までのぼっていくと、左手にあります。徒歩約1分。 |
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スポット登録日:2014-05-14
Nソウルタワーのすぐそばに位置!昔の烽燧に思いを馳せつつ。南山からの景色も堪能〜!