釜山っ子の新しい憩いの場所!釜山の新名所が誕生!
こんにちは、プサンナビです。今日は、今年(2014年)5月1日に開園した新しい公園「釜山市民公園」をご紹介しましょう。こちらは開園から2週間で予想をはるかに上回る100万人以上が来園するほど人気の、韓国最大の都市公園!釜山の繁華街である西面(ソミョン)からもほど近く、都心にある公園ながらい緑であふれ、全部で90万本もの木が植えられているとか!早くも地元釜山っ子の憩いの場として、都心のオアシスとなりつつある「釜山市民公園」。さっそく行ってみよう~!!
釜山市民公園敷地は?
実はここ、以前はアメリカ軍のハヤリア基地として使われていた場所。さらに歴史は1910年の日韓併合までさかのぼります。日韓併合後にこの場所を競馬場として整備し、第2次世界大戦の際には日本軍の訓練場として使用されました。1948年からアメリカ軍の基地となりましたが2006年の8月に基地は閉鎖され、2010年、この土地は約100年ぶりに釜山市民のものとに戻ってきました。 引き継いだ釜山市は「世界的な公園」を目指して整備を進め、保存されていたハヤリア基地の当時の建物も、コンビニやギャラリーカフェ、児童図書館、休憩所など、公園の誕生にあわせて新しく生まれ変わりました。
釜山の台所・釜田市場から徒歩圏内!
「釜山市民公園」があるのは、釜山で一番大きいといわれる在来市場、釜田市場のある地下鉄1号線プジョン(釜田)駅7番出口から徒歩10分ほどのところ。釜山ビギナーでも駅からアクセスしやすい場所にあります。駅からまっすぐ進み、KTXが通る高架下をくぐれば「釜山市民公園」の入口が見えてきます!
KTXの高架下をくぐれば~
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釜山市民公園の入り口がすぐにみえますよ~♪
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5種類の構成で作られている「釜山市民公園」
公園内は「記憶」「文化」「楽しみ」「自然」「参加」の5つをテーマとした森の道からなります。
<記憶の森の道>
釜山市民公園の敷地に関する歴史や、アメリカ軍ハヤリア基地の歴史を展示したエリア。歴史や知識を得ながら休息の取れるスペースです。
<文化の森の道>
茶褐色の屋根にクリーム色の壁の建物。かつてはアメリカ軍の下士官の宿所として使われていた12棟が「文化芸術村」として整備され、釜山のアーティストが作品を創作、展示・販売する工房になりました。創作活動のかたわら展示会やアートマーケットなどを開くなど、公園を訪れた釜山市民や観光客に文化の香りを届ける空間となります。
<楽しみの森の道>
楽しむための様々な遊び施設が充実したエリア。子供を楽しませる遊具はもちろん、自然体験の遊び場として高さ1.5m、約2400本の椿の木で作られた複雑な迷路庭園も!また、公園を象徴する高さ25mの「ランドマーク滝」のほか、水遊び広場やトンネル噴水などの施設もあるなど、子供も大人も家族で楽しむことが出来る空間です。
<自然の森の道>
小川や木々や花など、四季の変化を楽しむエリア。公園中央にはサッカー場の6倍の面積をもつ芝生の広場があり、広場周辺にはライトスタンドも設置され、夜でも利用できるようになっています。また、これまでコンクリートで覆われていた釜田川と田浦川が公園の整備とともに復元され、生態河川として生まれ変わりました!河川周辺には、訪れた人の憩いの場になるように人工の砂浜も作られ、日光浴や水遊びも楽しむことができます。
<参加の森の道>
公園に訪れた市民が都市農業やホームガーデニングを体験できるプログラム実習場や、市民の壁、芸術の壁、マジックフォトゾーンで構成された大きな壁があり、不思議な体験が出来る空間です。
<アメニティ施設>
公園内には児童図書館やギャラリーカフェ、カフェテリア、コンビニエなどがあります。お腹が空いたり、のどが渇いた時などは公園の外に行かなくても利用できます。
いかがでしたか?広くて見所も多く、のんびりと休息できる場所も多い「釜山市民公園」。釜山観光の合間に、繁華街にあるとは思えないほどの緑の中で、まったりとした時間を過ごす、なんていかがですか?歩くだけでもいやされちゃうかも^^ 以上、プサンナビがお送りしました。