釜山名物「おでん」を見て食べて体験しよう~!
こんにちは、プサンナビです。釜山にはプサンが発祥のものや釜山名物のものがいくつかありますよね。そんな釜山名物を求めて釜山にいらっしゃる方も多いはず。その一つが日本でもポピュラーな食べもの練り物「おでん(オムク)」。韓国では釜山がおでん(オムク)発祥の地と言われ、実際街を歩いていると見かける屋台にはどこでもと言っていいほど必ず「おでん」があるんです!まさに韓国屋台の顔、と言ってもいいおでん。今日はそんな釜山名物おでんを食べ、さらに手作り体験まで出来る「釜山サムジンおでん(オムク)体験・歴史館」をご紹介しましょう。それでは、さっそく行ってみよ!
オムク(おでん)の元祖、サムジン食品!
「サムジン食品」は1953年、釜山にある影島(ヨンデ)でおでんの製造を始めました。現在も3代目のご主人が今なお創業した場所で工場と販売所を運営しています。2013年に改装し、手作りおでんの生産施設とおでんの販売所をリニューアルオープン。そして今年(2014年)、ついに「おでん体験歴史館」がオープン。安価なおでんが市場に出回る中、どんな状況でも魚肉の比率70%以上の味をを守るおでんの老舗サムジン食品。味と品質で消費者に選んでもらう、という高いプライドで伝統の味を守り続けています。
体験・歴史館までは?
影島には地下鉄が通ってないので、ちょっと旅行者には不便な場所にあり。でも地下鉄1号線のナンポ(南浦)駅徒歩20分ほど。赤い橋である釜山大橋の上を渡り、橋を降りるとすぐ工場の看板が見えてきます。古き良き釜山の風景を楽しみながら行くことが出来るから、意外とあっと言う間に着いちゃいます!
体験・歴史館の中は?
体験・歴史館は1階と2階からになります。
1階:工場、おでん販売所
2階:おでん体験歴史館
それではフロア別に見ていきましょう!
<1階>
工場で作られた出来立てのおでんがずら~りと並んでいるのが目に飛び込んできます。本当にスーパーでは見たこともないほどのたくさんの種類のおでん。パン屋さんのようにトングを持ち、好きなおでんをトレーに入れ、気軽に買って試食することも出来ます。ノーマルなおでんだけでなく韓国らしい青唐辛子入りのおでんやチャプチェが入ったおでんなど、様々なおでんの味が一度に楽しめるのも魅力!
ここの販売所でしか食べることの出来ない「おでんコロッケ」も大人気!!このコロッケを求めて遠方からも買いに来るお客さんも多いとか。
販売所は生産工場も併設しているので、できたてホヤホヤのおでんがすぐに販売所に運ばれてきます。おでんを選びながら、少し足を止めて工場の様子を見学するのも面白い!
<2階>
こちらではおでん作りも体験することが出来ます。完全予約制ですが、週末は体験時間に空きがあればその場で申し込んで体験することも可能。所要時間は約20分から50分ほど。ちくわやおでんピザなど、自分だけのオリジナルおでんを作ることができます。子供連れならお子さんと一緒に体験してもいいかも?!
釜山おでんの歴史や由来、おでん作りの際に使われてきた機械や道具を展示と映像で楽しめるスペースになっています。
いかがでしたか?日本にもある練り物ですが、釜山の「おでん」をくわしく知って、また食べたり、実際に作ってみたりしてみてはいかがでしょうか?日本のおでんの味とどう違うのかな?と比べてみるのも面白いかも!南浦洞からは影島大橋や釜山の港の風景なども楽しめながら歩いていくのもオススメです。以上、「釜山サムジンおでん体験・歴史館」からプサンナビがお送りしました。